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平成最後のナショナルダービー直前!ガンバ大阪vs浦和レッズ、独断と偏見による歴代ベストマッチBEST10!! 前編・6〜10位

HEAVY GAUGEツアーに行きた過ぎて…

 

どーもこんばんは

 

 

 

さてさて、4月1日に新元号「令和」が発表され、5月1日からは新しい時代が始まります。

そして、31年の時を数えた平成の世は4月30日の天皇退位の日に向かってそれぞれがそれぞれのノスタルジーと共に残り僅かな平成に想いを馳せていますね。

 

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さて、平成5年にJリーグが開幕し、この平成という時代で大きく発展を遂げた日本サッカーにな「ナショナルダービー」と呼ばれるようになったカードが3つほど誕生しました。Jリーグ初期のヴェルディ川崎vs横浜マリノス、2000年代前後の鹿島アントラーズvsジュビロ磐田、そして2000年代後期からのガンバ大阪vs浦和レッズ…今回は次節、4月14日の2019明治安田生命J1リーグ第7節、Panasonic Stadium Suitaで行われる平成最後のガンバ大阪vs浦和レッズナショナルダービーを前に、独断と偏見によるベストマッチBEST10を発表させて頂きたいと思います!

 

 

 

…思えば、ヴェルディマリノスJリーグ開幕戦の翌日に当たる平成5年5月16日、両チームにとってのJリーグ初戦となったカードも万博競技場でのガンバ大阪vs浦和レッズでした。その時は和田昌裕のゴールでガンバが1-0の勝利を収めたものの、その後は両チーム共に不振が続き「Jリーグのお荷物」なんて呼ばれる始末に…。しかしそんな時代を超え、今やJリーグを代表する2チームとなったこのカードの屈指の名勝負を振り返っていきましょう。

 

 

 

第10位

2007Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦

ガンバ大阪5-2浦和レッズ

 

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2007年7月14日18:00@万博記念競技場

G大阪得点者:シジクレイ(9分)、山口智(31分)、播戸竜二(41分)、二川孝広(51分)、家長昭博(54分)

浦和得点者:永井雄一郎(17分)、細貝萌(63分)

 

両チーム、アジアカップ2007の開催により主力を3人ずつ、特にガンバはこれに加えて怪我人も多いなど万全ではない中、埼玉スタジアム2002で行われた第1戦は終了間際の山口智のゴールで1-1のドロー。そして台風の迫る万博で、2006年はJリーグ天皇杯で浦和に悔しい思いをさせられ続けたガンバが魅せたのは怒涛のゴールラッシュだった。

2000年代後半のガンバvsレッズのナショナルダービーは「西のガンバ、東のレッズ」「青のガンバ、赤のレッズ」と色んな意味でのバランスが良かったが、一番明確な対比だったのはやはり「攻めのガンバ、守りのレッズ」という対比で、この日はガンバの攻めの部分でレッズを圧倒した試合の一つ。そしてガンバはこの勢いのまま、鹿島と川崎を撃破して初のナビスコ杯制覇へと突き進むのだった…。

 

 


 

第9位

2009Jリーグディビジョン1第21節

ガンバ大阪1-0浦和レッズ

 

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2009年8月15日19:03@万博記念競技場

G大阪得点者:播戸竜二(91分)

 

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これまでは堅守速攻スタイルで黄金期を築いたレッズだったが、2008年の不振を契機にフォルカー・フィンケ監督を招聘し、ショートパス主体の攻撃サッカー…これまでの浦和のスタイルとは真逆かつ、ガンバ寄りのサッカーを志向するようになったが、2009年と2010年の成績が物語るようにその方向性でのサッカーはやはりガンバが一枚上手だった。

それが試合内容にも出ていたとはいえ、それでもナショナルダービーという状況もあってか最後の最後でゴールを死守する浦和。勝負を決めたのは昨シーズンから苦しみ続けたものの、ガンバに関わる全ての人に「何かやってくれそう」と思わせ続けた男、播戸竜二。ラスト5分に登場し、最後の最後に浦和ゴールをこじ開けてみせた。

 

 

 

第8位

2006Jリーグディビジョン1第1節

ガンバ大阪1-1浦和レッズ

 

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2006年3月4日16:04@万博記念競技場

G大阪得点者:加地亮(67分)

浦和得点者:ワシントン(2分)

 

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Jリーグのお荷物と呼ばれ続けたガンバとレッズだったが、2005年には両者ともに最後まで優勝争いを繰り広げ、最終的には1位ガンバ、2位レッズでシーズン終了。ガンバがJリーグを制し、そしてレッズはその後の天皇杯を制した。メンバーの豪華さなどもあって、この試合とこの1週間前に行われたゼロックス・スーパーカップ辺りからナショナルダービーという構図はハッキリし始めたように思う。

比較的あっさり浦和が勝ってしまったゼロックスに対して、この日は開始早々にワシントンのゴールで浦和が先制したものの、ガンバも67分に加地亮のゴールで同点。その後は一進一退の激しい攻防が続き、まさにナショナルダービーと言うべき熱戦だった。

 

 

 

第7位

2006Jリーグディビジョン1第34節

浦和レッズ3-2ガンバ大阪

 

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2006年12月2日14:04@埼玉スタジアム2002

浦和得点者:ポンテ(24分)、ワシントン(44分、59分)

G大阪得点者:マグノ・アウベス(21分)、山口智(78分)

 

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この年の優勝争いはガンバ、浦和の他に川崎と清水が絡んでいたが、遠藤保仁の離脱後に調子を落としたガンバ、優勝争いの経験が不足している川崎と清水を浦和が突き放す。しかしガンバは第33節で京都に勝利し(これがまたエグい試合だった)、最終節に優勝の可能性を繋ぐと最終節が優勝決定直接対決というシチュエーションになった。とはいえ、ガンバに課せられた条件は「浦和に3点差での勝利」という厳しいもので、結局3-2で敗れて2006年の王者は浦和となる。

とはいえ、この試合はガンバvsレッズのナショナルダービーとしての価値を決定付けた試合でもあり、2013年Jリーグ20周年企画として行われた「Jリーグクロニクルベスト」のバストゲームランキングでは最も多くの票を集めた。

 

 

 

第6位

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝

浦和レッズ1-2ガンバ大阪

 

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2016年1月1日14:16@味の素スタジアム

浦和得点者:興梠慎三(36分)

G大阪得点者:パトリック(32分、53分)

 

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浦和は低迷期が続き、一方のガンバは一度J2降格の憂き目を見たものの、浦和はミハイロ・ペトロヴィッチ、ガンバは長谷川健太の監督就任を機に復活。構図としては2000年代後半と比べるとどちらかと言えば逆で、浦和の行く手をガンバが悉く阻み続けた。この天皇杯決勝もその一つで、ミシャ就任後初タイトルを何としても獲得したい浦和をパトリックの2発で沈め、ガンバが天皇杯連覇を果たす。

余談だが、GK東口順昭は対浦和戦2試合連続で味方DFの自爆行為の尻拭いをするハメになった。

 

 

 

…さて、こんな感じです!

1〜5位はまた後日更新!

 

 

 

サヴィル・ロウとかいう隠れた名曲界の有名曲

ではでは(´∀`)