ロシアワールドカップ観戦記スピンオフ企画そのうちnoteでやろうかと思ってます。
どーもこんばんは
さてさて、本日6月19日……今から2年前ですね。西野朗監督率いる日本代表が南米の強豪コロンビアを2-1で下し、下馬評を覆す大金星を挙げました。
このブログでも何度も取り上げてますが、日本戦じゃないけどロシアW杯は現地まで観戦に行ってまして。セネガル戦は日本に帰ってから観ましたが、コロンビア戦に関してはサンクトペテルブルクのホテルで観た思い出があります。
…で、コロナ禍でJリーグのストップしている昨今、暇つぶしも兼ねて過去のW杯開催スタジアムを紹介するブログを書いていましたが、今回はそのロシアW杯版です。…はい、このブログ、開設自体は2017年になってるのでその時にやっとけや…という話ですが。
近年で最も当たり大会だったとの呼び声も高いロシアW杯の名勝負を振り返りながら楽しんでみてください。
…ちなみに!私自身はフランスvsオーストラリアとロシアvsエジプトの2試合を観戦しました。その2試合の観戦日記、そして海外経験のない私の出国前ドタバタ劇、死ぬかと思ったチケット獲得戦争、そしてロシア観光について書いた全20話の連載ブログも是非読んでみてくださいな↓
ガスプロム・アリーナ(クレストフスキー・スタジアム)
大会中の名称:サンクトペテルブルク・スタジアム
場所:サンクトペテルブルク
開場:2017年
収容人数:67000人
主な使用チーム:ゼニト・サンクトペテルブルク
☆2017FIFAコンフェデレーションズカップ開催会場
★UEFA EURO 2020開催予定会場
このスタジアムは実際に行きました。その時に撮った写真とか日記とかも色々あるので其方も是非見てください↓
ガスプロムアリーナ七変化#ロシアワールドカップ#思い出#凄まじい時差#ゼニト・サンクトペテルブルク#ガスプロム・アリーナ#Zenit#SaintPetersburg#Russia#RussiaWorldCup#WorldCupAtHome#RUSEGY@zenitjapan pic.twitter.com/8Kox8nUTri
— R (@blueblack_gblue) 2020年5月20日
1992年まで存在したキーロフ・スタジアムの跡地に2008年に工事を完成される予定だったが、色々あって完成は2017年2月まで延びた。このスタジアムを本拠地として使用するサンクトペテルブルクのスポンサーでもあり、ロシアでも最も著名な企業の一つであるガスプロムが命名権を獲得している。W杯本大会に於いては地元ロシア代表の第2戦や準決勝、3位決定戦など重要なカードを多く開催し、開幕戦と決勝戦を開催したモスクワのルジニキ・スタジアムに次ぐメイン会場として扱われている。2017年のコンフェデレーションズカップはルジニキ・スタジアムではなく、当スタジアムの方が決勝戦(チリ0-1ドイツ)を開催した。
海に面したこのスタジアムの設計者は黒川紀章氏。黒川氏が過去に設計した豊田スタジアムや昭和電工ドームと同様に開閉式の屋根を持つだけでなく、スタジアムの内部は豊田スタジアムを大きくした感じとも言える。また、黒川氏は2017年に亡くなられたので彼の遺作という事になった。宇宙船をモチーフにしたスタジアムの外観は発光するので夜なんかは観ていて楽しい。巨大スタジアムながら臨場感も凄まじく、観戦しているだけで昂りを覚えるスタジアムと言える。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月15日 グループB第1戦 モロッコ0-1イラン
6月19日 グループA第2戦 ロシア3-1エジプト
6月22日 グループE第2戦 ブラジル2-0コスタリカ
6月26日 グループD第3戦 ナイジェリア1-2アルゼンチン
7月3日 ベスト16 スウェーデン1-0スイス
7月10日 ベスト4 フランス1-0ベルギー
7月14日 3位決定戦 ベルギー2-0イングランド
サンクトペテルブルク・スタジアム、スタジアムガイド↓
セントラル・スタジアム(エカテリンブルク・アリーナ)
場所:エカテリンブルク
開場:1957年
改修:2017年
収容人数:23000人(大会開催時は33061人)
主な使用チーム:FCウラル・スヴェルドロフスク・オブラスト
ユーラシア大陸に於けるヨーロッパとアジアの境界線的な扱いを受けているウラル山脈より東で唯一の開催会場となったエカテリンブルク。12会場中の11会場がヨーロッパ側での開催となった為、ロシアW杯で唯一アジア圏の会場となった。人口はノヴォシビルスクに次いでロシアで4番目に多い。日本で言うところの札幌的なポジション。元々は自転車競技者として知られており、W杯に向けた改修でサッカー専用となるまではトラックも敷かれていた。1959年には世界女子スピードスケート選手権大会の開催実績もある。本大会では4試合を開催し、やはりセネガルとの激闘を見せた西野ジャパンの試合が思い出深い。また、スウェーデン相手に敗色&グループステージ敗退が濃厚となって死んだ目をしていたメキシコ人の皆様が韓国がドイツに勝ちそうという報を聞いてめっちゃキャッキャし始めて話題になったシーンもここがベニュー。
日本代表が第2戦のセネガル戦を戦った場所というのも影響しているだろうが、このW杯で「スタジアムとして最も注目を集めた会場」と言えるかもしれない。収容人数は23000人だが、W杯期間中で基準を満たす為に仮設スタンドを設けたところ、恐怖を感じるレベルというか恐怖以外の感情が無さそうな傾斜と仮説感、「屋根より高〜い観客席〜♪」という事態に「THE・おそロシア」を見せつけてしまった。FIFA18のロシアワールドカップモードでも解説音声を務めた福西崇史氏から「おそロシア」と聞く事が出来る。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月15日 グループA第1戦 エジプト0-1ウルグアイ
6月21日 グループC第2戦 フランス1-0ペルー
6月24日 グループH第2戦 日本2-2セネガル
6月27日 グループF第3戦 メキシコ0-3スウェーデン
カリーニングラード・スタジアム
場所:カリーニングラード
開場:2018年
収容人数:25000人(大会開催時は35000人)
主な使用チーム:FCバルチカ・カリーニングラード
カリーニングラードはロシアの飛地である為、リトアニアやポーランドと隣接した過去の大会の中でも特殊な開催地と言える。なぜ飛び地になったかと言えば、元々ドイツの一部だった同地が第一次世界大戦のドイツ敗戦を機にポーランドに割譲されてドイツの飛地となり、第二次世界大戦後に当時のソビエト連邦に編入された。しかし冷戦後に今度はソ連の一部だったリトアニアが独立した事で再び飛地というかもはや「陸の孤島」と化し、一時は東ヨーロッパの犯罪の拠点にまで成り果てた時代もあったらしい。
当初は移動式の屋根が設けられた45000人収容スタジアムの予定だったが、設計担当会社の倒産などといったすったもんだの末に35000人収容の建設計画に落ち着いた。W杯本戦では追い込まれたスペインが最後の最後でイアゴ・アスパスのゴールで何とかグループステージ突破を決めたスペインvsモロッコ、決勝トーナメントの組み合わせを踏まえて「絶対に勝ってはいけない試合」と揶揄もされたイングランドvsベルギーなど4試合を開催。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月16日 グループD第1戦 クロアチア2-0ナイジェリア
6月22日 グループE第2戦 セルビア1-2スイス
6月25日 グループB第3戦 スペイン2-2モロッコ
6月27日 グループG第3戦 イングランド0-1ベルギー
ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
場所:ニジニ・ノヴゴロド
開場:2001年
改修:2018年
収容人数:44899人
主な使用チーム:FCヴォルガ・ニジニ・ノヴゴロド
ロシアで5番目に人口が多い都市に建てられたスタジアムで、元々は屋内アリーナだったが同地がW杯開催都市となった事でサッカー専用スタジアムとする為に大規模な改修が行われた。ヴォルガ川の流域にある事から自然の光景を着想に設計しているらしく、円形デザインのスタジアムの外観は風と水を描いているとの事。
過去の大会と比べてもメインスタジアム扱いされた2会場(モスクワ、サンクトペテルブルク)への比重が高かった中で準々決勝までの6試合を開催。リオネル・メッシを擁するアルゼンチンをこのスタジアムでフルボッコにしたクロアチアの伝説はここから始まったと言ってもいい。また、イングランドに大敗したもののこの地でパナマのフェリペ・バロイが78分に挙げたゴールは記念すべきパナマ代表W杯初ゴールとなった。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月18日 グループF第1戦 スウェーデン1-0韓国
6月21日 グループD第2戦 アルゼンチン0-3クロアチア
6月27日 グループE第3戦 スイス2-2コスタリカ
7月6日 ベスト8 ウルグアイ0-2フランス
カザン・アレーナ
場所:カザン
開場:2013年
収容人数:45379人
主な使用チーム:ルビン・カザン
☆2017FIFAコンフェデレーションズカップ開催会場
このスタジアムは実際に行きました。その時に撮った写真とか日記とかも色々あるので其方も是非見てください↓
内装はモダンなサッカースタジアム…という印象であるのに対し、外観は全体的にビジョンで覆われたかなり独特なスタジアムである。強豪ルビン・カザンが本拠地とするスタジアムだが、程よい大きさで観やすさのポイントも高い。かなり広大なスペースの中にドンッとスタジアムがあるので、スタジアムが見えてからかなり歩く事になる。ロシアW杯用に新設したスタジアムでは最も早く完成しており、2015年と2025年(予定)には仮設プールを設置して世界水泳も開催している。
グループステージは4試合中3試合が第1ポッドのチームの試合が割り当てられ、しかも唯一第1ポッドが割り当てられていないカードでもスペインを引き当てる引きの強さを見せた。また、フランスvsオーストラリアではW杯史上初めてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)、GLT(ゴール・ライン・テクノロジー)が採用され、前回王者ドイツが韓国に0-2で敗れてまさかのグループステージ敗退を喫した試合や、大会ベストマッチと名高いフランスvsアルゼンチン、ブラジルvsベルギーなど印象に残るゲームを多く開催した。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月16日 グループC第1戦 フランス2-1オーストラリア
6月20日 グループB第2戦 イラン0-1スペイン
6月24日 グループH第2戦 ポーランド0-3コロンビア
6月27日 グループF第3戦 韓国2-0ドイツ
6月30日 ベスト16 フランス4-3アルゼンチン
7月6日 ベスト8 ブラジル1-2ベルギー
カザン・アリーナ、スタジアムガイド↓
オトクリティ・アリーナ(スパルタク・スタジアム)
場所:モスクワ
開場:2014年
収容人数:45360人
主な使用チーム:スパルタク・モスクワ
☆2017FIFAコンフェデレーションズカップ開催会場
当初からモスクワでは2会場を用意する予定で、一つは開幕・決勝戦も行うルジニキ・スタジアムで確定していたが、もう一つをディナモ・モスクワが本拠地とするディナモ・スタジアムとギリギリまで争った。最終的には、国内屈指の強豪でありながら明確なホームスタジアムのなかったスパルタク・モスクワはロシアW杯関係なく早急にスタジアム建設をしなければならなかったので、結果的に建設計画が早く纏まっていた事もあり招致合戦に勝利した。
外壁はスパルタク・モスクワのチームカラーである赤と白で彩られており、スタジアム外にはクラブ創設者であるスタロスティン兄弟の銅像が設置されている。歴史上、W杯でとにかくPK戦で勝てなかったイングランドはこのスタジアムでようやくその呪縛を解いた。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月16日 グループD第1戦 アルゼンチン1-1アイスランド
6月23日 グループG第2戦 ベルギー5-2チュニジア
6月27日 グループE第3戦 セルビア1-2ブラジル
7月3日 ベスト16 コロンビア1(3PK4)1イングランド
ルジニキ・スタジアム
場所:モスクワ
開場:1956年
改修:2017年
収容人数:84745人
主な使用チーム:ロシア代表
このW杯に於いて開幕戦や決勝戦を開催した文字通りのメインスタジアム。ロシアが開幕戦でまさかの夢スコを叩き出したり、前回王者のドイツがメキシコに敗れたり、開催国ロシアがスペインを下したり、クロアチアがイングランドを撃破して決勝に駒を進めたり…ロシアW杯で起こった多くのサプライズの中心地だった。決勝戦ではフランスがクロアチアを4-2で破り通算2回目、自国開催以外では初の優勝を成し遂げている。
1980年モスクワオリンピック、2013年世界陸上の会場になるなど、ロシアやソ連のみならず東欧スポーツ史にとって歴史的な場所だったが、W杯に合わせて陸上トラックを廃して球技専用へと大胆に生まれ変わらせた。2008年にはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのイングランド対決となったUEFAチャンピオンズリーグ決勝も開催しており、クリスティアーノ・ロナウドはその決勝戦でもルジニキで行われたW杯でも得点を決めている。また、本田圭佑在籍時のCSKAモスクワのホームスタジアムとしても知られるが、CSKAの本拠地は2016年に専用スタジアムとなるVEBアレナの完成により移転している。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月14日 グループA第1戦 ロシア5-0サウジアラビア
6月17日 グループF第1戦 ドイツ0-1メキシコ
6月26日 グループC第3戦 デンマーク0-0フランス
7月1日 ベスト16 スペイン1(3PK4)1ロシア
7月15日 決勝 フランス4-2クロアチア
モルドヴィア・アリーナ
場所:サランスク
開場:2018年
収容人数:44442人
主な使用チーム:モルドヴィア・サランスク
W杯を開催する11都市の中にサランスクが含まれていた時点から「マジで?あんなとこでW杯やんの?」と話題になっていたらしく、しかも日本代表の試合が組み込まれるとロシアに住む日本人や日本に住むロシア人が顔面蒼白になっただとかなんだとか。スタジアムも資金不足などで工事が遅れ、サランスクのホテルが明らかに足りないなどの問題も噴出したが、それでもこの地は日本にとって日本サッカーの歴史、そしてアジアのサッカー史に永遠に名前が刻まれるであろう舞台となった。
スタジアムの外観はどことなく南アフリカW杯の決勝戦を行った、ヨハネスブルクのサッカー・シティ・スタジアムに似ている気がする。「サランスクの奇跡」こと日本vsポルトガルは勿論の事、イランがポルトガルを後一歩まで追い詰めた試合も今大会の名勝負の一つ。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月16日 グループC第1戦 ペルー0-1デンマーク
6月19日 グループH第1戦 コロンビア1-2日本
6月25日 グループB第3戦 イラン1-1ポルトガル
コスモス・アリーナ(サマーラ・アリーナ)
場所:サマーラ
開場:2018年
収容人数:44918人
主な使用チーム:クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ
かつて「ロシアのシカゴ」「ロシアのニューオリンズ」と呼ばれた時代もあるなど古くからの産業都市として知られ、特に第二次世界大戦以後はソ連の宇宙事業の中心地として航空産業の歴史の中で大きな役割を残した。それもあって、このスタジアムのデザインのテーマには宇宙をイメージしたものが設定されているらしい。元々はサマーラの南部の島に建設される予定だったが、多くの批判や反対が起こった結果市内北部へと変更された。
W杯本戦では決勝トーナメント2試合の他、地元ロシア代表の試合も同会場で組まれていた。また、日本代表はポーランドと対戦した第3戦で「コロンビアが勝利する事」に賭けた戦術をとったが、まさにその時コロンビアがセネガルと試合を行なっていた舞台がここである。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月21日 グループC第2戦 デンマーク1-1オーストラリア
6月25日 グループA第3戦 ウルグアイ3-0ロシア
6月28日 グループH第3戦 セネガル0-1コロンビア
7月2日 ベスト16 ブラジル2-0メキシコ
ヴォルゴグラード・アリーナ
場所:ヴォルゴグラード
開場:2018年
収容人数:45568人
第二次世界大戦と独ソ戦の最大のハイライトの一つで、人類史上最も凄惨な戦いの一つとされているスターリングラード攻防戦の舞台でもあるヴォルゴグラードに建設されたスタジアムは当時の最新技術なども用いながら建設され、12会場の中でも特殊な形状を持つスタジアムとなった。ちなみに、ロシアを象徴するスポットとして知られる「母なる祖国像」もヴォルゴグラードにある。
このスタジアムでの初戦となったチュニジアとイングランドでは「ユスリカ」という蚊みたいな虫が大量発生した事で話題になった。これを受けてヘリコプターで殺虫剤を撒くなどしてある程度は治ったらしいが、夏場でも涼しいロシアの中でもここだけ40度を平気で記録するなど色んな意味で難易度の高いベニューとなっていた。日本代表はサランスク→エカテリンブルク→ヴォルゴグラードと予選リーグ3試合の会場全てがハードモードみたいな事態になった。これは日韓W杯で言うところの茨城→札幌→大分をロシアサイズでやられたようなもんである。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月22日 グループD第2戦 ナイジェリア2-0アイスランド
6月25日 グループA第3戦 サウジアラビア2-1エジプト
6月28日 グループH第3戦 日本0-1ポーランド
ロストフ・アリーナ
場所:ロストフ・ド・ナヌー
開場:2018年
収容人数:45000人
主な使用チーム:FCロストフ
建設を担当したのはイングランドのウェンブリー・スタジアム、エミレーツ・スタジアム、ロンドン五輪メイン会場のロンドン・スタジアム、南アフリカW杯決勝戦会場のサッカー・シティ・スタジアム、アメリカのヤンキー・スタジアム、シドニー五輪メイン会場のANZスタジアムなど多くの世界的なスポーツ施設を手掛けたアメリカのPOPULOUSによるもの。外装は他のスタジアムと比べて「センター」という感じがする。
「ロストフの14秒間」……日本サッカー史に於ける重要な1ページとして「ロストフ」という名は永遠に残るだろう。大会後、FIFA公式Instagramが「ロストフ・アリーナで行われた試合のベストゲームは?」というアンケートを取ったところ、ベルギーvs日本の試合が7割近い票を集めてトップになった。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月17日 グループE第1戦 ブラジル1-1スイス
6月20日 グループA第2戦 ウルグアイ1-0サウジアラビア
6月23日 グループF第2戦 韓国1-2メキシコ
7月2日 ベスト16 ベルギー3-2日本
フィシュト・オリンピック・スタジアム
大会中の名称:フィシュト・スタジアム
場所:ソチ
開場:2013年
収容人数:47659人
主な使用チーム:FKソチ
2014年に行われたソチ冬季オリンピックの開閉会式が行われた会場で、競技場の屋根は近くのコーカサス山脈にあるフィシュト山をモチーフにしたデザインになっており、スタジアムの名称にも「フィシュト」が用いられている。ちなみに、このスタジアムで使用されている大型映像装置はパナソニック製のアストロビジョン。FKソチがホームスタジアムとして使用するが、スタジアム自体はロシア政府が保有者である。
今大会で名勝負が最も多く生まれたスタジアムはどこかと言われれば、間違いなくカザンかソチのどっちかが挙がると思う。同会場での初戦となったポルトガルvsスペインの試合はW杯の歴史に残すべき激闘だったし、崖っぷちのドイツを救ったトニ・クロースのゴールはドイツが決勝トーナメント進出を果たしていれば歴史的価値は更に大きなものになった事だろう。ルイス・スアレスとエディンソン・カバーニの意味不明ワンツーが光ったウルグアイvsポルトガル、ロシアvsクロアチアのダークホース同士の激闘など、今大会のハイライトシーンの多くが生まれた。
【当会場でのロシアW杯開催試合】
6月15日 グループA第1戦 ポルトガル3-3スペイン
6月18日 グループG第1戦 ベルギー3-0パナマ
6月23日 グループF第2戦 ドイツ2-1スウェーデン
6月26日 グループC第3戦 オーストラリア0-2ペルー
7月7日 ベスト8 ロシア2(3PK4)2クロアチア
サランスク→エカテリンブルク→ヴォルゴグラードのえげつなシリーズ…。
ではでは(´∀`)