選手にとっての予選by浅野拓磨〜2022FIFAワールドカップカタール大会グループF第10節 日本代表vsキルギス代表 マッチレビュー〜

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危ねぇ割と寸前まで代表戦のこと頭から抜けてた

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー2022FIFAワールドカップカタール大会アジア2次予選第10節、日本代表vsキルギス代表の一戦です。

 

 

 

史上稀に見るA代表怒涛の5連戦も今日がオーラス。今日の試合が終わればアジア2次予選も終わり、そして次のA代表の活動時には東京五輪も終わってアジア最終予選に突入する事になります。日本としては消化試合になっていますので、大迫勇也南野拓実の離脱も含めてメンバーは落としての試合となりますが、それゆえにまず最終予選の舞台に立てるのは誰か…を占う上ではポイントにもなり得る一戦となりました。

キルギスは同時刻に試合を行うタジキスタンと同勝点で2位の座を争っています。2019年11月のキルギス戦では大苦戦し、GK権田修一の好セーブに救われた場面も何度かあったので、2次予選の中ではタジキスタンと共に骨のある相手です。

両チームスタメンです。

 

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今回の招集メンバーではベストに近い布陣を組んだセルビア戦からは守田英正以外のメンバーを全員変更。両サイドは右が坂元達裕、左が浅野拓磨で、普段サイド起用が主な原口元気はトップ下として起用されています。また、今日は4バックは全員Jリーグ組。スタメンの半数以上となる7枚が国内組として構成されています。

 

 

本日の会場は大阪府吹田市パナソニックスタジアム吹田です。

ガンバ大阪のホームスタジアムとしてすっかりお馴染みですね。現在はスタジアムの中にクラブハウスや事務所等の機能が全て移転されており、今回日本代表も練習場として使用したガンバの練習グラウンドはパナスタの見えるところに設置されています。

ちなみに、このパナスタはいわゆる「万博記念公園」の中に建てられています。同施設内には大規模商業施設である「EXPO CITY」の他、最寄駅を降りれば最初に視界に飛び込んでくるのは世にも有名な太陽の塔また、大阪府万博記念公園内に大型のアリーナ会場を建設する計画を発表しています。

 

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タジキスタン戦以上に低い位置でブロックを組みながらの守備シフトを敷いてくるキルギスに対し、日本はショートパスを丁寧に繋ぎながらキルギスの守備をズらそうとするように攻撃を展開しようとしていきます。ただ、なかなか高い集中力と統率力でもってラインコントロールをしてくるキルギスに対して難しい展開を強いられていました。

 

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しかし前半の中頃からは日本も決定機を作れるようになっていきます。左からのクロスに坂元が詰める決定機を迎えると、27分には日本が細かいパスワークで崩し、最後は山根視来のクロスをオナイウ阿道が合わせるも僅かにポスト。……しかし、このオナイウのヘッドに対してキルギスのDFがガッツリ手を使っていた事が判明してPKを獲得すると、オナイウがそれを冷静に決めて先制。セルビア戦ではゴールが無効になってしまったオナイウはこれが正真正銘代表初ゴール。

 

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更に「ケチャップドバドバ」とはよく言ったもので、31分には右サイドを突破した川辺駿の折り返しにまたしてもオナイウが詰めて2点目を奪うと、33分には逆の左サイドからのクロスを良いポジションを取ったオナイウが頭で合わせてあっという間の3点目!オナイウは代表初ゴールから6分でハットトリックという…。

 

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しかし前半アディショナルタイムにはキルギスが右サイドを突破し、最後は守田英正が相手アタッカーを倒してしまって今度はキルギスにPK。ミルラン・ムルザエフにこれを決められ、前半は3-1で終えます。

 

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しかし後半は前半冒頭と同様に膠着状態が始まります。なかなか風穴を見つけるまでに至らず、疲れもあるのか少し攻撃が停滞気味。守備に関しては特にピンチになるような場面もなかったものの、攻撃でも特に目立った場面がある訳でもなく静かな後半が進んでいきます。

 

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そんな中で森保一監督は少しでも刺激を与えようと61分の守田と原口を下げて橋本拳人と古橋亨梧の投入したのを皮切りに68分にはオナイウを下げて佐々木翔を投入。これによりシステムを浅野のワントップかつ坂元と古橋を2シャドーに置いた3-4-2-1にシフトします。

 

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するとその直後、坂元のコーナーキックを佐々木が頭で合わせて4-1。まさかのスーパーサブ佐々木状態と化すと、右WBも山根から室屋成にスイッチして迎えた77分には速攻を敢行。センターサークル付近でボールを受けた古橋が一気に単独カウンターを仕掛けていくと浅野に絶妙なスルーパスを送り、浅野も冷静に流し込んで5点目。

 

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完封勝利はならなかったものの、最終的には後半にも2点追加した日本。アジア2次予選を順当に8戦全勝で飾り、男女・U-24を合わせた怒涛の代表9連戦を快勝で締めました。

 

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最終予選進出は決まっていますし、対戦相手のレベル的にはここでチームとしての強度を高める為の試合というよりも、試合後のインタビューでの浅野が言った言葉を借りると「選手としての予選」とでも言うべきものでした。その点で言えば、近年はチャンスすら少なくなっていた国内組のアピール合戦としての価値はあったと思います。

追加招集ながらハットトリックを決めたオナイウを筆頭に、古橋や川辺もアシストを決め、佐々木も1ゴール。昌子源中谷進之介も1失点は喫しましたが、現日本代表での3バックに今のうちに入れて、守備に関してはキルギスの攻撃力もあるのでなんとも言えないにしても、攻撃面でもコンパクト感を実現させたラインコントロールなんかは上手くやってくれたと思いますし。それぞれが与えられた最大90分の限られた時間の中で、出来る限りの事はやったのではないでしょうか。

 

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今回の代表ウィークは全部で5試合もあるという異例ずくめな2週間でしたけど、(レベルに疑念のある相手こそいくつかいたあったとはいえ)全体的に意義のある2週間にする事は出来たんじゃないでしょうか。

さ、9月からは東京五輪も終わり、そして最終予選が始まります。最終予選の相手となるのは韓国であり、オーストラリアであり、サウジアラビアであり、イランであり、諸々……な訳です(イランとはポッドの関係で同組にはならない可能性が高い)。今回のミャンマー、モンガル、タジキスタンキルギスのようには行きません。それでも今や日本のW杯進出は義務のようになりつつあります。一つずつ上がっていくハードルをどう超えていくか…日本の新章にどのようなページが刻まれるのでしょうか。

 

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大豆田とわ子へ移動…って言おうと思ったら後番組でした。

ではでは(´∀`)