割と因縁対決〜AFCチャンピオンズリーグ2021 グループH第2節 ガンバ大阪vs全北現代モータース マッチレビュー〜

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たとえクロアチアスペインと被ろうとも…!

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューAFCチャンピオンズリーグ2021グループH、ガンバ大阪vs全北現代モータースの一戦です!

 

 

 

15年前……ガンバが初めて挑んだACLの舞台、そしてACLで初めての試合は、他でもない全北相手に喫したショッキングな逆転負けでした。なんとか盛り返して第5節で再び全北との再戦に挑んだものの、ガンバにとっては勝たなければならない試合で敗れてしまい敗退が決定。結局、全北はその年のチャンピオンにまで上り詰めました。

 

 

それから9年の時を経た2015年。共にACLの常連と呼ばれながら対戦のなかった両チームは準々決勝で再戦を果たします。9年前のリベンジを期すガンバは2-1でリードしていた試合終了間際に事実上の逆転弾を献上し、このまま敗退か…と誰もが思ったところ、米倉恒貴のゴールで再逆転。あの試合の時にリアルタイムでガンバファンだった者にとって、ガンバのみならずACL史上でもベストバウトの一つとも称されるあの一戦を忘れる人はいないでしょう。

あの試合はガンバにとって奇跡なら、全北にとっては悲劇そのもの。要するに、ガンバvs全北というカードはどちらの視点で見ても「因縁の対決」なのです。あれから6年。再びACLの舞台で巡り合った両者の、グループH最大の大一番です。

両チームスタメンです。

 

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タンピネス戦では4-4-2で挑んだガンバですが、今日は松波正信監督体制で比較的勝率の良い3-4-2-1を採用。3バックは三浦弦太昌子源キム・ヨングォンのドリーム3バックが第16節徳島戦以来の実現。パトリックを最前線に置き、矢島慎也宇佐美貴史を2シャドーに置きました。

全北は浦和ユース出身の邦本宜裕を始め、スタメンにもベンチにもJリーグ経験者が豊富に在籍しています。ガンバは1度、全北は2度……ACLタイトルホルダー同士の対決でもあります。

 

 

本日の会場はウズベキスタンタシュケントのロコモティフ・スタジアムです。

ガンバは第1節タンピネス戦に引き続いてロコモティフ・スタジアムでの試合。ロコモティフ・タシュケントのホームスタジアムであるこのスタジアムはスタジアムとしては8000人収容と小規模ですが、サッカー以外の各種スポーツにも対応可能であったり、広い駐車場とホテルも兼ね備えているなどハイブリッドな機能を有しています。

ちなみに、タシュケント開催組であるH組とI組はこのロコモティフ・スタジアムとブニョドコル・スタジアムの2会場で試合を開催。ガンバはこの2会場で3試合ずつ試合を行いますが、川崎フロンターレは6試合中5試合がこのロコモティフ・スタジアムでの開催が予定されています。

 

 

 

立ち上がり早々にガンバが決定機を獲得。ロングボールが上手く入ったところを拾った矢島の折り返しにパトリックが飛び込みましたが僅かに合いません。…しかしそのゴールキックでした。ゴールキックが高く入ったところにスタニスラフ・イルチェンコが昌子源に競り勝つと、イ・スンギとハン・ギョウォンのパス交換からイルチェンコに冷静に流し込まれてしまい、開始2分の段階でまさかの早すぎる失点。

先制点を取られてからもガンバは積極的に攻勢を仕掛けて、前へ前への意識を高くプレーをしてはいました。しかしやはりKリーグ4連覇中の全北の前に攻撃を貫くまでには至らず、あと一つ肝心なところに行くことが出来ません。そうこうしている間に18分、邦本のミドルシュート井手口陽介に当たってコースが変わった事でGK東口順昭も反応できず。2失点目……。

 

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それでも27分、ガンバはボランチとDFラインのところでゆっくりとボールを回しながら全北のDFが崩れる瞬間をじわじわと狙っていきます。そして井手口の横パスをキム・ヨングォンが受けると、一瞬開いたDF間のスペースに見事なスルーパス。完璧なタイミングで抜け出した藤春廣輝の完璧なクロスをパトリックが完璧なヘディングで合わせて1点を返します!

 

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更に31分、左サイドでボールを持った宇佐美が切り込んでから右脚でクロスを上げると、走り込んだ矢島がワンタッチで折り返してパトリックが詰めて2-2!!早々に喫した2点のビハインドを前半でチャラにするゴールで同点!!

 

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全北もブロックをしっかり組んできたので、そうなにもいっぱいいっぱい決定機を作れた…という訳ではありませんでしたが、今日のガンバはサイドのところで上手く数的優位を作れる場面が増えて、ポゼッションが持たされているだけでなくある程度効果的に働いていました。苦しい立ち上がりながらも試合を振り出しに戻して前半を終えます。

 

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しかし全北が後半からスーパーサブのグスタボを投入してきた一方で、ガンバは攻撃に輝きを放っていた藤春が52分に負傷により黒川圭介と交代するアクシデントを強いられてしまいます。全北はイルチェンコとグスタボの2トップに変更し、攻撃の形を前半以上にシンプルなものに変えてきましたが、ガンバもそこはボランチと3バックで上手く対処して膠着状態に持ち込みます。

 

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ガンバは68分にパトリックと矢島を下げてレアンドロペレイラ倉田秋を投入。ガンバは圧倒的にポゼッション権は有していて、両サイドから攻め込むシーンは多く作れてはいたものの全北も引き分けOKくらいの姿勢で中央を守ってきた影響もあってシュートシーンは前半に比べると大幅に減少。次第にガンバも全北もミスが増えるようになって、試合はややアバウトな展開に。

 

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アディショナルタイムにはウェリントン・シウバと小野裕二を2シャドーに入れて前線のスピードアップを図りますが、試合は膠着状態のまま終了。激しい前半と落ち着いた後半みたいな構図でしたが、試合は2-2で勝点1を分け合う結果になりました。

 

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結果論で言えば前半の内容は前半のうちに3点目が欲しかった内容でしたし、後半も全北が途中から引き分けOKみたいな体制にしてきただけに勝ち切りたい試合ではありました。ド頭の失点も勿体なかったといえば勿体なかったですし。ただ、全体的に見れば全北とそれなりにやり合った上で勝点1をもぎ取れた事はやっぱり大きかったと思います。今後を見ても。間違いなくこのグループで一番強いのは全北ですし。

ですが、ボールは良く回せていたし、前半はそのポゼッションが効果的に働いたのは久々に見る光景ではありましたけど、全北に中央をガチガチに固められてから失速してしまったのは……全北とはこの後もう1試合残っているので、そこを選手交代でどうにかするのか、配置やスタンスを変える事で動かすのか、なんとか打開策を見出してほしいところではあります。

 

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チャンネル変えたらクロアチアスペインえらい事なってた。

ではでは(´∀`)