J2第42節(最終節)で確定するJ2残留争いの確定条件まとめ - G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

ここでポイントになるのが19位の扱いである。レギュレーションとしては19位チームは降格するルールになっているが、現在J3の首位に立つテゲバジャーロ宮崎はJ2ライセンスを有していない為、宮崎が2位以内に入った場合は宮崎の分の昇格枠は無効として扱われる。即ち降格枠が一つ減り、降格ラインは20位以下の3チームという事になる。20位北九州は前節の結果で19位以下が確定したにも関わらず「降格決定」とは言われていないのはこれが理由である。その為、当ページの降格確定条件はJ3の動向も踏まえて記述していく。また、16位群馬〜18位大宮までの3チームは20位以下になる可能性は既に消滅(=19位以上は確定)しており、16位群馬〜19位相模原までの4チームは全て勝利さえすれば無条件で残留を決められる。

ザスパクサツ群馬(16位)

vs大宮アルディージャ(A)13:00@NACK5スタジアム

引き分け以上の場合→残留決定

敗れた場合→金沢が●、相模原が△以下のどちらかが満たされれば残留決定。金沢と相模原が◯であれば19位となる。また、相模原が◯かつ金沢が△だった場合、群馬が1点差以内での●なら残留出来るが、2点差以上での●だった場合は19位となる。

ツエーゲン金沢(17位)

vs京都サンガFC(A)13:00@サンガスタジアム by Kyocera

勝利した場合→残留決定

引き分けた場合→群馬の2点差以上での●、大宮が△以下、相模原が2点差以内の◯の3つのうちのどれかが起これば残留決定。どれも起こらなかった場合は19位となる。

敗れた場合→大宮が●、相模原の△以下のどちらかが満たされれば残留決定。大宮が△以上かつ相模原が◯だった場合は19位となる。

大宮アルディージャ(18位)

vsザスパクサツ群馬(H)13:00@NACK5スタジアム

勝利した場合→残留決定

引き分けた場合→金沢が●、相模原が△以下のどちらかが満たされれば残留決定。金沢△以上かつ相模原が◯だった場合、19位となる。

敗れた場合→相模原が△以下で残留決定(※1)。相模原が◯だった場合、19位となる。

※1 厳密には大宮が●で相模原が△の場合は得失点差勝負になるが、その為には大宮が11点差以上の●でないと順位が入れ替わらないので現実的では無い。その為、大宮●、相模原が△であれば順位は大宮が上位に来ると考えていい。

SC相模原(19位)

vs東京ヴェルディ(A)13:00@味の素スタジアム

勝利した場合→残留決定(※2)。

引き分けた場合→19位となる(※1)。

敗れた場合→北九州が△以下で19位となる。北九州が◯だった場合は得失点差での勝負となる(※3)。

※2 相模原が残留する為には16位群馬〜18位大宮の3チームのうち、どれか1チームは勝点を落とす必要があり、数字上では相模原の勝利だけでは残留は決まらないように見えるが、16位群馬と18位大宮は直接対決となっているのでどちらかは必ず勝点を落とす事になる。その為相模原は、大宮が勝てば群馬を、群馬が勝つか引き分けであれば大宮を逆転する事が出来る。

ギラヴァンツ北九州(20位)

vsモンテディオ山形(A)13:00@NDソフトスタジアム山形

勝利した場合→相模原が△以上でJ3降格決定。相模原が●だった場合は得失点差勝負となり、相模原の大敗と北九州の大勝が重なれば19位になれる(※3)。

引き分け以下の場合→J3降格となる。

※3 19位相模原と20位北九州の得失点差には9点の開きがある。その為、例えば北九州が5-0で勝利した場合、相模原が0-4で敗れれば北九州が19位に浮上する事になる。決して非現実的な可能性とまでは言えないが、北九州にとって19位浮上は困難な状況となっている。