色んなエピソードトーク擦り過ぎて誰にこの話したかわかんなくなる現象
どーもこんばんは
さてさて、明日5月14日、柏レイソルのクラブ創立30周年記念試合が行われます。その相手は…我らがガンバ大阪!という訳で、その30周年記念試合へのボルテージを上げる為の企画として、過去のガンバvsレイソルの印象的な試合を独断と偏見でベスト10形式でお届けしております。いかんせんその日、マッチレビュー書けるかどうかが定かじゃないので…(書けたら書く)。
今回はいよいよベスト5!
ガンバファン視点のバイアスかかりまくりのランキングにはなりますが、是非懐かしみながらお楽しみください!
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【第5位】
…いや、わかるよ?あの状況であんなゴール決めたらそりゃ嬉しいなんてもんじゃないのはわかるよ?でもさぁ…。
2020明治安田生命J1リーグ第24節
2020年10月24日16:03@パナソニックスタジアム吹田
G大阪得点者:オウンゴール(52分)、アデミウソン(89分)
柏得点者:オルンガ(80分)
中盤戦は不振に陥りながらも、後半戦の6連勝で一気に上位に駆け上がり、連勝こそ前節横浜FM戦のドローで止まったとはいえ、川崎以外で最も負ける気がしない状態に突入していたのはガンバだった。川崎以下は大混戦だった事もあり、対する柏も上位を狙える位置にはいたので、まさしくACLや天皇杯出場権を巡る争いにおいて重要な一戦だった。
印象的なゴールが多いアデミウソンのゴールの中でも、特にこれが印象的という方も多いだろう。このゴールがもたらしたモノはとてつもなく大きかったし、サッカー選手ならこのシチュエーションでこんなゴールを一度は決めてみたいはずである。まさか翌日、ああなるとは───。
これ以降のガンバの攻撃が極端なほどパトリック依存に陥ってしまった事を思うと、この日から2021年の影は忍び寄っていたのかもしれない。
【第4位】
首位陥落
2000Jリーグディビジョン1 2ndステージ第12節
2000年11月11日14:00@万博記念競技場
柏得点者:砂川誠(53分)、渡辺光輝(79分)、北島秀樹(83分)
2000年2ndステージの優勝争いは1stステージとは全く異なる面々(ガンバ、鹿島、柏)で繰り広げられた。シドニー五輪とアジアカップによる中断期間を終え、リーグが再開した時点で残り5試合。3チームがそれぞれ再開初戦で勝利したことで、優勝争いは首位ガンバ(勝点26)、2位鹿島(同24)、3位柏(同22)という三つ巴。そしてこの3チームは残り4試合の中でそれぞれが直接対決を迎える。その1stラウンドが勝点差4で迎える首位ガンバと3位柏の試合だった。
ガンバは稲本潤一、宮本恒靖、都築龍太。柏は明神智和、北嶋秀朗、大野敏隆を中心としたシドニー五輪世代の活躍が目立ち、そういう側面でも注目を集める直接対決となったが、試合は前半にビタウが一発退場を受けてガンバは数的不利の戦いを余儀なくされる。それでも先制されながら一度は追いついてみせたものの、最後は4分間に2点仕留められ、鹿島に抜かれる形で首位陥落となった。ガンバは第14節では鹿島に敗れた事で優勝戦線から脱落し、最終節は鹿島と柏が優勝を争う最終決戦に挑む構図となる。
尚、この時の監督はガンバが早野宏史監督で柏が西野朗監督。共に2001年に途中解任され、後にガンバが西野監督、柏が早野監督の構図になっていたのはちょっと面白い。
【第3位】
初夏の大感謝祭
2011Jリーグディビジョン1第17節
2011年6月22日19:05@日立柏サッカー場
柏得点者:田中順也(10分)、レアンドロ・ドミンゲス(67分)
G大阪得点者:遠藤保仁(13分)、イ・グノ(51分)、平井将生(62分)、下平匠(80分)
J1復帰初年度ながら好調を維持する首位の柏。対するガンバはACLの関係で柏より2試合少ない立場とはいえ、開幕から安定しているとは言い難いシーズン推移を送って8位に沈んでいた。そんな中で最大の得点源だったアドリアーノの中東移籍で不安も漂っている中での試合だったが、その心配は杞憂へと変わる。
先制を許しながらも、早い時間に遠藤を取り上げるVTRで度々取り上げられるようなドリブルからのゴールを決めて同点に追い付く。後半もアドリアーノの穴を穴と思わせまいとするかのようにイ・グノと平井が立て続けにゴールを決めると、最後は下平がJリーグ初ゴールをゴラッソで仕上げて快勝を飾った。
【第2位】
真夏の天王山!ヒーローは突然に…
2011Jリーグディビジョン1第23節
2011年8月24日19:04@万博記念競技場
アドリアーノが抜けた前述の試合から宇佐美貴史も欧州に旅立ったガンバだったが、前述の柏戦辺りからガンバは従来のスタイルを取り戻して一気に好調に転じていって、特にラフィーニャの獲得はそれを更に後押しした。前節川崎戦を6-3で勝利して遂に首位に浮上。柏はガンバとは同じ勝点44で並ぶ立場で、更にその後ろにも名古屋と横浜FMが勝点43で迫る大混戦。そんな中での真夏の天王山だった。
そんな中で西野監督は後半から平井を投入すると、この年初出場となる大塚、この試合がJリーグデビューとなる19歳のアフォンソを投入して大勝負に出ると、81分には大塚が右足を振り抜いて放ったシュートが相手DFに当たりながらもゴールに吸い込まれた。更にその直後にはアフォンソのクロスに平井が反応して追加点。真夏の天王山は西野監督の采配がズバ当たりする形になったガンバが制した。
【第1位】
全ての始まり…葛藤と因縁の開幕戦
2002Jリーグディビジョン1 1stステージ第1節(開幕戦)
2002年3月3日16:04@万博記念競技場
前半18分、新加入のマルセリーニョの芸術的なクロスから吉原が頭で合わせて先制し、その一点をGK都築龍太の好セーブなどで守り切った2002年の開幕戦。いわゆる名勝負や激闘とは少し意味合いが違うが、ガンバ視点で「印象的」という点にフォーカスすると、この試合に至る背景、そしてこの試合以後の歴史という意味でこの試合を1位に置いた。
「柏レイソル史上最高の監督は?」との問いを投げかければ今でこそネルシーニョと答える人は多いだろうが、ネルシーニョ以前は西野朗と答える人が多かったはずである(もしくはニカノール)。そんな西野監督は2001年の1stステージが終わったタイミングで志半ばで柏の監督を解任され、次に監督をしたいチームとしてぼんやりと想像していたのがガンバだったらしく、そう思っていたらオファーが来たんだとか。本人曰く、現役時代からずっと日立製作所の人間としてやっていた自分が松下電器のチームに移る事への葛藤もあったらしいが、その葛藤を越える決断をした最初の試合が柏との試合だったというのがまたなんとも。
昨年クラブ創立30周年を迎えたガンバの歴史は「前半15年・後半15年」よりも「西野以前・西野以後」で分けた方がしっくりくる。まさしくその「以後」がこの試合から始まった。柏サイドからしても、試合前の時点で色々思うところはあっただろうと推察できる。
…と、こんな感じにしてみました。
さぁ、いよいよ明日ですね。さぁガンバさん、去年札幌にクラッシャーやられた八つ当たりの時間ですよ…。
日立台は行ってみたいわね
ではでは(´∀`)