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どーもこんばんは
さてさて、5月13日と14日の2日間に於いて2022明治安田生命J1リーグ第13節が行われます。
その中で注目のカードというか、メモリアルな一戦として行われるのが柏レイソルvsガンバ大阪の試合。そう、この試合は柏レイソルのクラブ創立30周年記念試合として行われます。柏レイソル様、クラブ創立30周年おめでとうございます。
来年2022年、#柏レイソル は、前身の「株式会社日立スポーツ」設立から数えて30年目を迎えます。これまでのご支援に深い感謝を申し上げます。#reysol
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) 2021年12月23日
■創立30周年を迎えるにあたってのご挨拶 https://t.co/COqyWXXdHo
■柏レイソル創立30周年記念イヤーに向けてhttps://t.co/whSR4WUs3G pic.twitter.com/Whn9nSTrtG
そしてその記念すべき試合の相手はガンバ大阪という事になりまして。ガンバが今季、メモリアルゲームの相手になるのは新国立競技場で初のJリーグ開催となった第10節FC東京戦以来。
30周年記念試合……偶然か否か、図らずも電機メーカー対決ですね。ガンバと言えば過去に名古屋グランパスの20周年記念試合をギタギタに破壊し、ガンバ自身の30周年記念試合を北海道コンサドーレ札幌にギタギタに破壊された過去を持つチームですが、果たして今回はどのような結末を迎えるのでしょうか。
という訳で今回は、せっかく柏の30周年記念試合がガンバ戦という事になりましたので……過去のガンバ大阪vs柏レイソルの対戦の中から、印象的な対決を振り返っていきます!
2008年と2012年に実現した天皇杯決勝に関しては過去(それも割と最近)にも取り上げたので今回は除外。それ以外の試合から5試合をピックアップして振り返ります……と言いたいところだったんですが、リストアップする中で言及しておきたい試合があまりにも多すぎましたので若干企画変更。5試合の予定でしたが前編後編と2回に分けて、独断と偏見によるガンバ大阪vs柏レイソルの印象的な試合ベスト10としてお送りします。完全に独断と偏見ですし、ガンバファンバイアス強めのお届けになりますが是非懐かしさにお浸りくださいませ。
(対象はJ1リーグ戦のみでお届けします)
↓
【第10位】
愉快、痛快、日立台♡
2017明治安田生命J1リーグ第2節
2017年3月5日15:03@日立柏サッカー場
柏得点者:小林裕介(47分)
G大阪得点者:長沢駿(7分、61分)、アデミウソン(72分)
直前に行われたACLの済州戦、3バックシステムを試して大惨敗したガンバだったが、長谷川監督は藤春廣輝と初瀬亮を両WBとした3バックシステムの継続に踏み切る。ガンバにとってこの時の日立台と柏戦は鬼門で、過去5シーズンの柏戦の成績は実に1勝1分9敗という惨状だった。
しかしそんな試合で躍動したのは長沢だった。7分に藤春のクロスを頭で合わせると、1-1で迎えた61分には初瀬のアーリークロスにも左脚で技アリのゴールを決める。まさしくワンタッチゴーラーとしての存在感を誇示してみせた。1点目をアシストした藤春にも「ヤバい、エグい、神、ゴッド」とかいう最終的に重言まで発生するほどの賛辞を受けている。
【第9位】
やるしやられる柏
1996Jリーグ第12節
1996年5月4日14:00@万博記念競技場
G大阪得点者:ムラデノビッチ(70分)
柏得点者:エジウソン(48分、63分、77分、87分、88分)、加藤望(55分)、有馬賢二(89分)
Jリーグ開幕から4シーズン目、オリジナル10ながら燻り続けていたガンバに対し、柏は実績のある外国人選手の獲得なのでインパクトを残していた。名将・ニカノールに率いられた柏は大躍進。その象徴的な試合がこの試合で、後に日韓W杯優勝メンバーにもなるエジウソンに5点もぶっ込まれた。まず後半だけで7点取られるってどういう事よ…。ガンバにとってこの試合はリーグ戦での最多失点試合で、柏はその後、この試合を含めて12連勝を達成する事になる。尚、現在ガンバの監督を務める片野坂知宏監督は柏の選手としてこの試合に出場している。
ちなみに、この記録は2005年のJ1・J2入れ替え戦でバレーが他でもない柏から6得点を獲ったことで更新される。更にその後、他でもない柏が京都相手に8得点を決めた事で更新し、なぜかこの手の記録には柏が関わり過ぎている。
【第8位】
勝敗と真逆のコントラスト
2018明治安田生命J1リーグ第34節(最終節)
2018年12月1日14:04@三協フロンテア柏スタジアム
柏得点者:鈴木大輔(11分)、瀬川祐輔(45分)、中山雄太(47分)、クリスティアーノ(63分)
一時は最終節に柏vsガンバというカードが組まれている事が、いわゆる残留争い地獄決戦になるんじゃないか?と目する声も多かった。
このシーズンに関しては語るとあまりにも長くなりすぎるので、その辺については2018年について振り返ったブログを読んで頂きたい。
この最終節、勝利したのは柏だった。しかし試合後…厳密には試合前の時点から、両者を取り巻く空気感は真逆だった。それもそのはずで、9連勝というまさかまさかの大ブーストで残留を決めていたガンバと、大失速で降格が決まったばかりの柏という構図で始まった試合だったがゆえに、そのコントラストには勝敗とは真逆の空気感が漂っていたのだ。なお、この試合でクリスティアーノが決めたゴールは2018年11・12月の月間ベストゴールに選ばれている。
ちなみに、ガンバにとってはクラブ新記録となる10連勝を懸ける立場で、10連勝への挑戦は1997年に次いで2回目だったのだが、1997年の際にも10連勝を阻止したのは柏だった。
【第7位】
エムボマラストダンス
1998Jリーグ1stステージ第7節
1998年4月18日15:03@万博記念競技場
柏得点者:渡辺光輝(47分)
ガンバの歴史を語る上で欠かせない選手の一人として挙げられるのがパトリック・エムボマ。1997年、彗星の如く表れ、弱小球団だったガンバを優勝争いに導く姿は「浪速の黒豹」と恐れられたが、1998年は僅か6試合の出場に留まり、シーズン途中に欧州への再挑戦として退団した。当時はそうなるとは決まっていなかったが、結果的にこの柏戦がラストゲームという事に。その試合でハットトリックを記録し、結果的にガンバでの最後はハットトリックで締めた形となった。
ちなみに、この試合に出場していた渡辺光輝、明神智和、入江徹は後にガンバに加入する事に。そして西野朗監督にとっては、監督として初めて万博に訪れた試合でもあった。
【第6位】
悲壮な同点劇
2012Jリーグディビジョン1第31節
2012年11月7日19:03@日立柏サッカー場
柏得点者:工藤壮人(12分、45分)
この年のガンバは壮絶な残留争いに巻き込まれていた。試合前の時点で15位大宮と勝点差3の16位。この年は16位も自動降格になるルールだったので、ガンバは言うまでもなく崖っぷち。前年は最終節まで柏と優勝を争っていたのに、僅か1年で残留を懸けて上位の柏に挑む構図に変わってしまっていた。
1点ビハインドで後半を迎えたガンバはパウリーニョと佐々木勇人を投入。後半は壮絶な展開になった。流血し、顔をテープでぐるぐる巻きにした遠藤保仁の姿を覚えているファンも多いだろう。
負ければ降格が確実に近づくシチュエーションの中、ガンバはアディショナルタイムにレアンドロが意地の同点ゴールを決めて追い付く。まさに意地で掴んだ勝点1だった…が、同点弾の後でもう一度だけ訪れた決定機を掴めていたらどういう結末になったのだろうか…。
ここまでが前半戦!
(でも実際、試合リアタイで見れるかどうか微妙なんだよね…)
ではでは(´∀`)