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2023年J1ラスト10試合のリーグ戦展望!-優勝争い編-

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迫る終盤戦、迫るB'z

 

(超個人事)

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、J1リーグは第24節を終え、いよいよ残り10試合となりました。

夏の補強で獲得した選手も続々と新天地デビューを果たし、それぞれが戦うべき"争い"が固まってきた中で、いよいよ後戻りの出来ない狂気の10試合が幕を開けます。おらゾクゾクすっぞ。

…という訳で、今回は優勝争い・残留争いを中心に、残り10試合となったリーグ戦の展望を書いていきます。

 

 

 

【第24節終了時点の順位】

1位 横浜F・マリノス(50)

2位 ヴィッセル神戸(48)

3位 名古屋グランパス(45)

4位 浦和レッズ(41)

5位 鹿島アントラーズ(39)

6位 セレッソ大阪(39)

7位 サンフレッチェ広島(37)

8位 アビスパ福岡(35)

9位 川崎フロンターレ(32)

10位 FC東京(32)

11位 ガンバ大阪(32)

12位 サガン鳥栖(30)

13位 北海道コンサドーレ札幌(28)

14位 アルビレックス新潟(28)

15位 京都サンガFC(26)

16位 柏レイソル(19)

17位 横浜FC(18)

18位 湘南ベルマーレ(17)

 

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【優勝争い】

対象チーム:1位横浜FM(50),2位神戸(48),3位名古屋(45),4位浦和(41位),5位鹿島(39),6位C大阪(39)

 

一応勝点39で並ぶ5位鹿島と6位C大阪も含めましたが、厳密には優勝争いはマリノス、神戸、名古屋、浦和の4チームに絞られてきましたね。神戸と名古屋は開幕前の前評判がさほど高かった訳ではないですけど、こうして見ると資金力を有し、強力な戦力ベースを有している4チームがここまで生き残ったな…と。

 

 

 

現状、チームとして最も安定しているのはマリノスでしょう。単に首位という訳ではなく、現時点でチームとして最も完成しているのがマリノスで、神戸と名古屋は特定のタレントに依る部分が大きく、浦和は守備の安定感ならマリノス以上だけど攻撃がそこになかなかついてこない……。その辺りを踏まえれば、もちろんマリノスも3トップのブラジルトリオの力は凄まじいとはいえ、比較的メンバーを入れ替えられる幅を持てている事、多少キャストが変わっても戦術遂行が果たせるであろうところは大きなポイント。極端なくらいのローテーションを敷いた昨季と違って今季は割とメンバーを固定していますが、選手を入れ替えられるだけの層は担保されているのかなと。

ただ……マリノスと浦和はやっぱりここからACLが入る事、即ち海外遠征が優勝争いの最終盤に挟まる形になる事の影響は無視できないです。予定では予選最終節だけはリーグ閉幕後に行われるので、抽選で最終節がアウェイになる日程を引けるかどうかが運命を左右する可能性もありますし。特にマリノスはリーグ戦の合間にACLを戦うレギュレーションは実に9年ぶりですし、浦和もいくらACL慣れしているとはいえ終盤戦のギリギリまでACLが差し込まれるのは未知の世界。そこでリズムが狂う可能性は十分にあるかと。

 

 

 

勝点差的に浦和は上位3チームの失速が絶対条件ですから、純粋にマリノスの対抗馬となれるのは神戸と名古屋の2チームになります。

個人的には名古屋は、浦和戦でユンカー不在を痛感したように「◯◯が怪我(出場停止)で欠けるとマズい」みたいなポイントが少なくないのは不安点ではありますが、それさえなければ期待は結構出来ると思っています。特に森島司の獲得は大きかった……両WBの攻撃参加も目立つようになった中で、それこそ浦和戦の後半は森島のパスセンスが相当光ってましたし、マテウスの代役ではないと言えるだけの価値を既に示している。ピースが欠けるような事態にさえならなければ名古屋は終盤まで好調を維持できると思いますし、マリノスと神戸を差すチャンスは十分にあるように思います。長谷川健太監督にしても、彼はいわば優勝争いというシチュエーションで場馴れしている監督ですし。

 

ちょっと「どうなるかな……」という懸念材料が多いというか、どう転ぶかわからないのが神戸でしょうか。

タレント力はどう転んでも随一だとは思います。そこに振り切るほどのインテンシティーの強さを持たせて躍進したのが今年の神戸ですが、やはり夏場は当初から懸念されていたように苦労している印象です。…とはいってもその中でもそれなりに勝点は積んだ点はポジティブですが、気候が涼しくなるこれからの季節で再び強度を押し出せるようになるのか、あの強度をほぼ同じメンバーでやり続けた蓄積疲労が上回るのかがちょっと読めない……。その中で戦術上のキーファクターであった齊藤未月がああいう事になってしまった訳で。アンカーに大﨑玲央を置こうが扇原貴宏を置こうが、或いは山口蛍を一列落とそうが、少なからずこれからはマイナーチェンジを施す必要がある訳で、それがどう転ぶか…。

加えて、神戸は実績と経験を持つ選手がめちゃくちゃ多いのは言わずもがな。ただその割には、優勝争いを経験しているのが大迫勇也だけだったりするというところはあるんですよね。その辺りがどうなるかもなかなか興味深いです。

 

 

 

個人的には、アクシデントがなければ名古屋かな…とも思っています。名古屋かマリノス…というところですかね。

ただ、今季はマリノスも名古屋も浦和も早い段階で直接対決を消化してるんで、彼らはここから良くも悪くもほぼ直接対決がない状態で戦うんですね。それに対して、逆に神戸だけはマリノス、名古屋、浦和の3チーム全てと直接対決がある。追う立場でもあり追われる立場でもある神戸にとって、これがラッキーなのかアンラッキーなのか……そこもどちらに転ぶかわからない、楽しみなポイントの一つですね。

 

 

 

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ACLエリート…?

ではでは(´∀`)