シュトゥットガルト戦一般販売と伊藤洋輝の移籍が同日に決まるという
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは2024明治安田J1リーグ第19節、サガン鳥栖 vs 京都サンガFC の一戦です!
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サンガがJ1で過ごしたシーズンに於いて、その年に残留できるかどうかには法則性があります。
それは端的に言えば「前半戦にどれだけ勝点を稼いだか」というところ。思い返せば昨年もその前もそうでしたし、過去を振り返れば2008年や2009年も然り。サンガが残留したシーズンのパターンは大体これで、前半戦…ないしは序盤戦のうちにある程度の勝点を稼いで、終盤はペースを落としながらもその貯金で逃げ切るのが残留パターンでした。逆に2003年や2006年、2010年のように、序盤で盛大に取りこぼしたシーズンはそこから挽回できない。終盤戦にちょっと盛り返しても、前半戦の損失を取り返せずに落ちていく…それがサンガの降格パターンです。
今シーズンのサンガは明確に後者のパターンのルートを辿っていると言わざるを得ません。それは理屈ではなく、そういう結果と数字が出てしまっている。それはもう取り返しようがない。だからこそ、サンガは前半戦のラストゲームとなるこの試合から失った勝点を取り戻していかなければなりません。幸いにも、ここ数試合のサンガはある程度パフォーマンスを回復させているようにも見えます。歴史の流れは悪しき過去を覆していく事でしか変えられない。前半戦、最後の相手はサガン鳥栖。"6ポイントゲームは何がなんでも勝つ"…そういうチームになっていく事で初めて、クラブチームは歴史を切り拓いていけるのです。苦しいアニバーサリーイヤーではありますが、札幌戦と同様にこういう試合を勝ち切る京都サンガへの転換点に…!
両チームスタメンです。
サンガはスタメン11人、ベンチ7人を合わせた18人全員を札幌戦から同じメンバーで構成しました。今日も麻田将吾が欠場しているのでCBは鈴木義宜と宮本優太のコンビ。松田天馬を左WGに置いた形で試合に入っています。
対する鳥栖は福岡に0-2で敗れた前節からは5人変更。鳥栖は元々先発メンバーが流動的なチームではありますが半数近くスタメンを入れ替えてきました。その中でもボランチに入った福田晃斗は第7節浦和戦以来久々の先発となっており、左SBに入った元サンガの上夷克典にとっては初めての古巣対決です。
/#駅前不動産スタジアム に
— サガン鳥栖公式 (@saganofficial17) 2024年6月22日
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サンガスタジアム by Kyoceraもそのうちの一つであるように、近年はサッカー専用スタジアムが多く誕生してサッカー界は盛り上がっておりますが、鳥栖のスタジアムはそういう流れがなかった時代から存在する球技場としてJリーグファンからの人気を集めていました。今季開幕前には座席の改修が行われており、背もたれ付きの椅子と入れ替えるなどモダンな仕様に生まれ変わっています。また、今日から7月までのホームゲームでは佐賀県出身の漫画家の原泰久氏が自身の代表作「キングダム」として鳥栖のスポンサーをしている縁もあり、実写映画版「キングダム 大将軍の帰還」との連動イベントも実施されています。
サンガにとって、昨季は悪夢の舞台となったこのスタジアム。その苦い記憶を塗り替えられるような大きな勝利を!
序盤から試合は比較的この両者の対戦としては予想に近い形で進んで行きました。
ボールを繋いで地上戦から展開していきたい鳥栖と、まずはロングボールを1本入れたところからボールを収めて地上でのリズムを出していきたいサンガと。その構図の噛み合わせとしてはどちらかといえばサンガの方が優位には立っており、ロングボールを原大智に当てたところから豊川雄太を中心とした連動と押し上げによりサンガとしては割りかしやりたいリズム感覚での試合に持っていけてはいました。
サンガは18分に川﨑颯太の折り返しに原が反応するもシュートはミートせず、21分には福田心之助がカットインからミドル、24分には左のインサイドを突破した原が決定機を迎えますが、この2つの場面はいずれもGK朴一圭がセーブ。逆に鳥栖はサンガのプレスを掻い潜ってサイドに出したところからマルセロ・ヒアンのアクションを活かそうとプレーし、22分にはそのヒアンにシュートチャンスが訪れるも枠の外。
その後も原がチャンスを得るなどリズムが良い間に点を取りたいサンガでしたが、ただ最後のフィニッシュワークのところがGK朴のプレッシャー、或いは相手DFが最後に一枚はついてきた事で上手くいかず。逆に41分には鳥栖が右サイドの深い位置からテンポのいい細かいパスワークで最後は河原創のスルーパスに堀米勇輝がインを取って低いクロスを入れると、ニアで潰れたファーサイドの横山歩夢が押し込んで鳥栖先制…かと思われましたがオフサイドによりノーゴール。
「優勢だったのに前半終了間際にやられる」という最悪の展開は回避したサンガ。どうにか前半は0-0で後半へ。
【ちょっとメンタルが追いつかなかったので後半の試合描写は省略させていただきますごめんね】
……なんというか、ねぇ。
前半は良かったと思うんですよってのも書きたくないんですよね。名古屋戦やC大阪戦、そして前節札幌戦で見せたように、前半は確かにこのチームが「出来ていた事を取り戻した」と表現できるような場面も多くて、前半に関しては鳥栖よりやりたい事をやれていた立場ではあったと思います。後半もチャンス自体はあるにはあった。相手のキーパーがバケモノなんて既にわかってるし、彼相手に簡単に点が取れないのはサンガに限った話でもない。
ただそれにしても…っていう。それこそここ数試合は、特に札幌戦がそうですけど守備時の判断と対応がそれなりにできていたと思わせるところはあったんですけど、なんだかなあ……後半は数少ない美点を全部投げ出してしまったというか、しかもその後に後半に大ブレーキがかかるという今季の悪癖だけはしっかり継続してしまった。本来ならこのブログにしても、その上で試合をトータルでどう総括していくかというところになるはずなんですけど……ちょっと気力がないというか。すごく脱力感のある後味というか………いやぁ、はー……。札幌に勝てば良いんじゃなくて、札幌にも鳥栖にも湘南にも勝たなきゃなんない。そこを一つ、こういう試合で落としてしまったというのはなんとも…。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
2024明治安田J1リーグ第19節
湘南ベルマーレ0-1FC東京
北海道コンサドーレ札幌(23日14:00)横浜F・マリノス
頭痛がいたい
ではでは(´∀`)