意外と来年のW杯と会場被ってないのな
どーもこんばんは
さてさて、6月14日、いよいよFIFAクラブワールドカップ2025がアメリカにて開幕します!
これまでは毎年12月に行われていたクラブW杯を4年に一度、6月の開催に変更。その上でクラブ数を32チームに拡大し、文字通りW杯のフォーマットで開催されることになります。
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その第一歩はUSA!!USAから!!
文字通りそこは世界の中心とも呼べる場所。あらゆるビジネス、あらゆるエンターテイメントの発信力から始まる新たな歴史に期待しながら純粋な気持ちで楽しんでいけたらと。
という訳で今回は、そんな歴史上初の大会となるクラブW杯を開催する12のスタジアムを紹介していきます。観戦に行く人のお役立ち情報には全くなりませんが、日本からテレビで観戦する人にはちょっとしたトリビアに。或いは擬似観光気分でお楽しみください。
【RK-3くん、万博に行く③】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年4月17日
我が万博はアメリカ館から始まる!というのも我ながらなかなかに粋なスタート。やっぱりアメリカの万博と言えば宇宙シリーズと言わんばかりのスケール感。そして55年前の大阪で人々が熱病にかかったように姿を求めた月の石を同じ大阪で見られる日が来るとは…。… pic.twitter.com/MA7SHev7X7
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★→決勝戦会場
☆→開幕戦会場
♦︎→浦和戦会場
□→FIFAワールドカップ2026開催会場
♦︎□ルーメン・フィールド(シアトル)
★□メットライフ・スタジアム(ニューヨーク)
□リンカーン・フィナンシャル・フィールド(フィラデルフィア)
TQLスタジアム(シンシナティ)
ジオディス・パーク(ナッシュビル)
【アルファベット表記】
NWSL=ナショナルウィメンズサッカーリーグ(女子サッカー)
NFL=ナショナルフットボールリーグ(アメリカンフットボール)
NHL=ナショナルホッケーリーグ
ルーメン・フィールド
★2026年W杯開催会場
その他名称:シアトル・スタジアム
都市:ワシントン州シアトル
開場:2002年
収容人数:67000人
主な使用チーム:シアトル・サウンダーズFC(MLS)、シアトル・レインFC(NWSL)、シアトル・シーホークス(NFL)など
★2016年コパアメリカ開催会場
シアトルの巨大スタジアム。EA Sportsが発売している「EA SPORTS FCシリーズ」には一時期センチュリーリンク・フィールドとして収録されていたが、センチュリーリーク社の社名変更に合わせて名称も変更された。シアトル・サウンダーズはグループステージの3試合全てを本拠地で戦う事になり、浦和も第1戦のリーベル戦、第2戦のインテル戦がこのスタジアムで行われる。
同地には元々シーホークスとMLBのシアトル・マリナーズが本拠地としたキングドームがあったが、世界最大級の爆破解体を施した跡地にシーホークスの新スタジアムとして建設された。元々はNFL用のスタジアムゆえか全体的に縦長の構造で、ゴール裏の特徴的な形状を持つ座席は「ホークス・ネスト」として名物となっている。ゴール裏は開放的な作りになっている為、シアトルの街並みを一望できる抜群のロケーションは見もの。
ちなみに旧スタジアムを本拠地として使用していたこのスタジアムの南隣にT-モバイル・パークを建設している。8月にはマリナーズの英雄、イチローの殿堂入りを記念したイベントが1週間に渡って開催されるとの事。
メットライフ・スタジアム
★決勝戦会場
☆2026年W杯開催会場
その他名称:メドウランズ・スタジアム、ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム
都市:ニュージャージー州イーストラザフォード(ニューヨーク郊外)
開場:2010年
収容人数:82500人
主な使用チーム:ニューヨーク・ジェッツ、ニューヨーク・ジャイアンツ(ともにNFL)など
★2016年コパアメリカ開催会場
☆2024年コパアメリカ開催会場
厳密にはニューヨーク郊外であり、ニューヨーク市内ではない(フランスのサンドニがパリのスタジアムみたいな扱いになっているようなもの)。元々はジャイアンツの本拠地かつ1994年W杯会場でもあったジャイアンツ・スタジアムの老朽化に伴い新築されたスタジアムだが、招致活動を行っていた2012年ニューヨーク五輪のメインスタジアムに移転する予定だったジェッツが招致失敗と建設計画の頓挫により転がり込む形で共用ホームとなった。巨大スタジアムかつ屋根がないので、ピッチレベルの座席と最上層では体感温度がかなり違うらしい。メドウランズ・スポーツ・コンプレックスの一施設であり、メドウランズ競馬場が隣接している。
本大会の決勝戦が行われる会場で、初代クラブW杯王者は現地時間7月13日にこの場所で決まる。また、来年のFIFAワールドカップの決勝戦会場になる事も内定。2016年のコパ・アメリカ・センテナリオの決勝会場もここだった。基本的にはNFL用のスタジアムのためサッカーにはあまり使用されないが、ニューヨーク圏内の巨大スタジアムという事で国際大会では重要な役割を担っている。
リンカーン・フィナンシャル・フィールド
★2026年W杯開催会場
その他名称:ザ・リンク、フィラデルフィア・スタジアム
開場:2003年
改修:2014年
収容人数:69000人
主な使用チーム:フィラデルフィア・イーグルス(NFL)、フィラデルフィア・ユニオン(MLS※2010年まで)など
★2003年女子W杯開催会場
☆2016年コパアメリカ開催会場
元々はNFLのイーグルスとMLBのフィリーズがベテランズ・スタジアムを共用していたが、野球・アメフト兼用への不満をお互いに持っていた事から両者がそれぞれの専用球場を新たに建設。スタジアムの外部や上部に大量のソーラーパネルと風力タービンを設置している事が特徴。このスタジアムもフィリーズのシチズンバンク・パークも、1996年に建設されNBAのセブンティシクサーズやNHLのフライヤーズが本拠地とするウェルズ・ファーゴ・センターに隣接する場所に建設した為、ほぼ一つのエリアで北米4大スポーツリーグが全て本拠地を構えている。
基本的にアメリカの大型スタジアムはサッカーではなくNFLのホームスタジアムを念頭に造られたものが多くこのスタジアムもその一つだが、こけら落としはイーグルスではなくFCバルセロナvsマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンマッチで、同年から加入したロナウジーニョにとってはバルサでの2試合目だった
TQLスタジアム
開場:2021年
収容人数:26000人
前述のように、アメリカの大型スタジアムは基本的にアメフト興行を前提に造られている為、MLSに所属するチームはキャパシティーの大きいNFLスタジアムを間借りするか、コンパクトサイズのスタジアムを建設して使用するかのどちらかのパターンが主である。FCシンシナティの場合も元はシンシナティ大学内の大型スタジアムを使用していたが、集客に一定の勝算が立った事からコンパクトな自前のスタジアム建設に踏み切った。なおFCシンシナティには現在、久保裕也が在籍している。
デザインはミュンヘンのアリアンツ・アレナをモデルとしており、実際に外壁はアリアンツ・アレナと同じくETFEフィルムで覆った構造となっている。ちなみにこのスタジアムでのクラブW杯初戦は他でもないバイエルン・ミュンヘンの試合となった。2022年にはユネスコによる世界で最も美しい建築物に与えられるヴェルサイユ賞をスポーツ部門で受賞した。
アウディ・フィールド
都市:ワシントンD.C.
開場:2018年
収容人数:20000人
主な使用チーム:DCユナイテッド(MLS)、ワシントン・スピリット(NWSL)など
ワシントンに本拠地を置くDCユナイテッドのホームスタジアムとして建設され、女子サッカーのワシントン・スピリッツも使用するスタジアム。MLB球団のナショナルズが本拠地とするナショナルズ・パークの近くに位置している。DCユナイテッドのスタジアム建設計画自体は随分前から存在していたが、ワシントンという土地柄も影響しているのかスタジアムの建設場所をめぐる紆余曲折の時期が長い難産のスタジアムともなった。
こけら落としはDCユナイテッドとバンクーバー・ホワイトキャップスの試合だったが、この試合がウェイン・ルーニーのMLSデビュー戦ともなっている。特殊な形状のスタジアムが多いアメリカに於いてモダンなサッカースタジアムだが、ゴール裏スタンドがせり上がっていくような造りになっている辺りは特色と言える。
ジオディス・パーク
開場:2022年
収容人数:30000人
主な使用チーム:ナッシュビルSC
今大会を開催するスタジアムの中では最も新しいスタジアム。前述したTQLスタジアムやアウディ・フィールドと同様、NFLやMLBのチームのスタジアムを間借りするような状態から独立する形で建てられたスタジアムであり、このスタジアムも同じパターン。ちょうど長方形の箱の中にピッチが収まっているようなデザインになっている。
アメフト利用を念頭に置いた球技場は多くあるアメリカだが、サッカー専用スタジアムとしてはアメリカ及びカナダの中で最大規模のスタジアム。それゆえに代表戦も度々開催されており、最初の国際試合は女子サッカー、シービリーブスカップのアメリカvs日本戦だった。
ではでは(´∀`)