なぜか今、このタイミングで万博アリーナ計画の概要を再確認しておこうの回〜建設地の話とかそもそも大阪ってより関西にアリーナが欲しい理由とか〜

ガンバのスタメン発表VTRでリザーブメンバー発表する時のテンポ感大好き。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、今回はガンバファンにとってもそうですし、関西の音楽好き、ライブとかよく行くタイプの人も少し気になっているであろう案件について書いていきます。

 

 

 

遡る事半年ほど前の2019年9月17日、大阪府の吉村洋文知事は定例記者会見である事を発表しました。

 

www.pref.osaka.lg.jp

 

「大阪の万博公園に世界的な規模のアリーナを打ち建てていきたい、つくっていきたいと思います。」

 

 

 

はい、そうです、俗に言う「万博アリーナ構想」です。

 

この発表をした時と今では状況が大きく異なっており、吉村知事も今は新型コロナウィルス関連の対応にかなり追われている状況で構想の進展は滞っていると思われますが……この「万博アリーナ構想」というものをざっくりまとめると、大阪府万博記念公園(大阪府吹田市)施設内に国際的なスポーツ大会や大規模コンサートの開催を可能とするアリーナ会場を建設しよう!」というもので、吉村知事が2019年9月に発表した段階では、2025年の大阪万博開催までにはオープン出来るように準備していくとの事。現在関西で最大規模のアリーナ会場といえば大阪城ホールですが、これを上回る日本最大規模の会場を作ろうというものです。また、アリーナのみならず様々な施設を複合させる事で全体としての採算を獲得出来るような仕組みにしていく計画なんだとか。

 

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建設予定地は既に具体的に決まっており、万博記念公園駅の南側一帯とされています。

 

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クッソ雑ですし大体ですが、赤で塗った辺りです。

建設予定地には発表時点では主だったところだと以下の施設が位置していました。

 

万博記念公園中央駐車場

・ホテル阪急エキスポパー

・ABCハウジング千里住宅公園

大阪府日本万国博覧会記念公園事務所

 

このうち、2020年2月29日を以てホテル阪急エキスポパークが閉館しました。2019年7月には既に閉館が発表されていたので、それを踏まえてのこの計画…という部分もあるでしょう。

 

 

以前ガンバ大阪の試合を観戦した時の日記を書いた際にも少しだけ言及しましたがパナソニックスタジアム吹田やEXPO CITY、万博記念公園などに行き慣れている方にわかりやすく説明すると、建設予定地は万博記念公園駅の改札を出たド正面のエリアで、万博記念公園駅の出口を出て右側のスペース……要するに、太陽の塔があるところとは反対側のエリアです。

万博記念公園の出口から建設予定地とされているエリアを撮った写真がこれ↓

 

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予定ではこの4〜5月の間に公募者を募るなどして具体的な案を進める予定になっていました。…今はちょっと、発表当時には想定出来る訳が無かった事態になってしまってどうなるか先行きが不透明ですが。一応今回のブログは「万博アリーナの解説」がテーマなのでその辺りの事情は一旦スルーして書いていきます。

 

 

 

まず、万博アリーナを建設すべき理由について…です。前述の会見で吉村知事も述べていたような諸々の問題点は以前から各界にて言われ続けていました。

関西にはアリーナ施設…即ち大型の屋内会場と呼べるものがかなり少ないという問題点を抱えています。関東がさいたまスーパーアリーナ横浜アリーナ、その他にも多くの収容人数1万人越えのアリーナ施設を有しているのに対し、関西で1万人以上を収容できるアリーナ施設は16000人収容の大阪城ホールのみで、その大阪城ホールにしても固定席は1万人に達していません(要するにスポーツの試合では1万人以下になるという事)。エディオンアリーナ大阪丸善インテックアリーナ大阪も1万人を収容する事は出来ませんし、関西という単位でも他には8000人収容の神戸ワールド記念ホールくらいしか無いという実情で、これらの理由からバレーボールやバスケットボールの世界的な大会や試合などを関西で開催する事が出来ない状況となっています。

加えて、「1万人以上を超える屋内アリーナ会場」というものが大阪城ホールのみである以上、大阪のみならず関西全体としてのコンサート事情が大阪城ホールに依存しまくっているという現実があります。関西エリアは関東首都圏エリアに次ぐ都市エリアですから、アーティスト側もアリーナツアーに当然関西を組み込みたい……ですが、大阪城ホールの予約争奪戦は近年ますますハードルの高い仕事となっており、今回のコロナ禍では多くのライブが延期になって振替公演の予定を作る必要にも迫られましたが、予約がびっしり埋まっている状態の大阪城ホールで振替公演用の空き日程を探すのはかなり困難な話。例えば米津玄師は3月11、12日に大阪城ホールで開催予定だったライブの振替日程を9月16〜18日に設定していますが、大阪城ホールの日程が確保できなかったのか会場が神戸ワールド記念ホールに変更されている…なんて事も起こってくる訳です。

結局のところ、以上の状況を踏まえて大阪城ホール以上の規模のアリーナ施設は、遅かれ早かれ京阪神のどこかに作る必要があったと言えます。

 

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上記のような必要性の中で、2014年から万博記念公園の管理が国から大阪府に移行しました。その中での万博記念公園の活性化を図る上で大阪府は公主導よりも民間活力を導入する方に重きを置いて管理を進め、その代表例が2015年にオープンした大型商業施設の「EXPO CITY」であり、2016年から稼働したガンバ大阪のホームスタジアム「市立吹田サッカースタジアム(Panasonic Stadium Suita)」にあたるのです。ここに屋内スポーツ会場と大規模ライブ会場を兼ねるアリーナを建設する事で、自然公園エリアなども含めた万博記念公園エリア全体は「隙のないレジャー&エンターテイメント区域」となり、例えばかなり極端なスケジュールですが…「午前中にEXPO CITYで映画を観る→昼頃にEXPO CITYのニフレルで遊ぶ→パナスタでガンバ大阪デイゲームを観戦する→万博アリーナでアーティストのコンサートを観る」…みたいな感じで、各施設が相乗効果的に利益を生み出せる狙いもあるという事です。だって、日本全体でもトップクラスの規模のショッピングモール、サッカースタジアム、アリーナ会場が一つのエリアに集結するんですから。

 

 

 

規模などに関してはまだ具体的なものは発表されていませんが、昨年の会見で吉村知事は少なくとも17000人収容の横浜アリーナ以上の規模を作ると明言。コンサート開催でよく聞く「アリーナ会場争奪戦争」を緩和する意味でも、横浜アリーナさいたまスーパーアリーナクラスの規模の会場を関西に作る事は「西の拠点」として全国的にも大きな意味があると思います。

昨年の発表の後で今回のコロナ禍が起こり、この計画がどんな形で落ち着くかは不透明になってきましたが、この先行きには期待していきたいですね。

 

 

 

ガンバ戦終わりでGLAYのライブみたいなドリームコースめっちゃやってみてぇ…。

ではでは(´∀`)