監督を途中で変えがちなクラブはどこ?シーズン途中の監督交代率ランキング2020!その②11位〜25位まで。

阪神DAZNってタイムラグあるからうっかりスポナビ見て頭抱える時あるよね

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、今回のブログは以前更新したブログの続き。

一口に「監督しょっちゅう解任しているイメージ」なクラブは多くありますが、じゃあ実際にシーズン途中に監督交代に踏み切る確率で言うならどのチームが高いんだろう?という事を調べてみました。

合ってるかはわかりませんが私なりの算出方法と、一応今回のランキングをなるべく公平なものとする為に設けたルールなどは前回のブログをの方を先に見てください↓

 

 

 

では前回までの途中経過を。

( )の数字は途中交代率です。

 

26位 ロアッソ熊本(15.4%)

27位 清水エスパルス(14.3%)

28位 サガン鳥栖(13.7%)

28位 ヴァンフォーレ甲府(13.7%)

30位 ベガルタ仙台(13.6%)

31位 愛媛FC(13.3%)

32位 サンフレッチェ広島(10.7%)

33位 水戸ホーリーホック(9.5%)

34位 ギラヴァンツ北九州(9.1%)

35位 徳島ヴォルティス(6.3%)

36位 モンテディオ山形(0%)

36位 ザスパクサツ群馬(0%)

36位 ファジアーノ岡山(0%)

 

 

では、第25位から発表していきます。

 

 

 

第25位 栃木SC【途中交代率16.7%(2回/12シーズン)

・2013年9月、松田浩松本育夫

・2015年7月、阪倉裕二倉田安治

※歴代最長期間、松田浩(2009年〜2013年9月)

 

第22位 鹿島アントラーズ【途中交代率17.9%(5回/28シーズン)

・1994年6月、宮本征勝エドゥー

・1998年7月、ジョアン・カルロス→(代行:関塚隆)→ゼ・マリオ

・1999年8月、ゼ・マリオ→(代行:ジーコ)

・2015年7月、トニーニョ・セレーゾ石井正忠

・2017年5月、石井正忠大岩剛

※歴代最長期間、トニーニョ・セレーゾ(2000年〜2005年)

 

第22位 横浜F・マリノス【途中交代率17.9%(5回/28シーズン)

・1995年6月、ホルヘ・ソラリ早野宏史

・2001年6月、オズワルド・アルディレス→(代行:下條佳明)→セバスティアン・ラザロニ

・2002年10月、セバスティアン・ラザロニ→(代行:下條佳明)

・2006年8月、岡田武史水沼貴史

・2008年7月、桑原隆木村浩吉

※歴代最長期間、岡田武史(2003年〜2006年8月)

 

第22位 ガンバ大阪【途中交代率17.9%(5回/28シーズン)

・1998年7月、フリードリッヒ・コンシリア→フレデリック・アントネッティ

・1999年5月、フレデリック・アントネッティ早野宏史

・2001年9月、早野宏史竹本一彦

・2012年3月、ジョゼ・カルロス・セホーン松波正信

・2018年7月、レヴィー・クルピ宮本恒靖

※歴代最長期間、西野朗(2002年〜2011年)

 

Jリーグ三大タイトル獲得数の上位3チームの回数がそのまま同じというなかなか興味深い結果に。この3チームは結構それぞれ特色があります。

この3チームの中でマリノスは比較的安定しているかもしれません。ちょいちょい監督とフロントの云々が聞こえる事もあるチームではありますが、傾向としては前回取り上げた清水と同じでシーズンが終わってから切るタイプ。2014年にシティ・フットボール・グループが経営に参画してからはその辺の問題は割とクリアになってるんじゃないかと。2012年に就任した樋口監督以降は全員が3シーズンはフルで指揮を務めていますしね。また、こうやってみるとやっぱり監督続投のハードルが最も高いのは鹿島です。2012年のジョルジーニョ監督や今季のザーゴ監督みたいに世代交代の渦中みたいな事情がない限り、鹿島の場合は「半分より少し上」くらいは途中交代に値する成績となっています。また、このチームは正式に監督に就任した日本人は宮本征勝石井正忠大岩剛の僅かに3名。他は全員ブラジル人監督というのも特徴的ですね。

一方、そんな鹿島と対照的にことごとく外国人監督に失敗し続けているのはガンバ。実際にガンバの外国人監督で一定の成績を残したのはクゼ監督だけなので、そこに関しては解任しがちというよりはそもそものチョイスが不味い事はセホーンの件で証明済。なんなら、西野監督就任前は3シーズン以上指揮を執った監督いないっていう…。ただ、2002年の西野監督以降は西野監督体制、長谷川監督体制で2度の長期政権を樹立。近年は完全に安定政権or半年持たずに解任の2択になっていますが、日本人監督はそこまで外していないのかなと。西野監督が就任1年目で優勝争いをしながら2年目で低迷した際、解任論も出ていたところを内容面や西野監督の力量を信じてクラブ史上初の3年目を託した当時の佐野泉社長の功績はもっと讃えられるべきでしょう。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201019163613p:image

 

 

第20位 FC東京【途中交代率18.2%(4回/22シーズン)

・2006年8月、アレッシャンドレ・ガーロ倉又寿雄

・2010年9月、城福浩大熊清

・2016年7月、城福浩篠田善之

・2017年9月、篠田善之安間貴義

※歴代最長期間、大熊清(1995年〜2001年)

 

第20位 大分トリニータ【途中交代率18.2%(4回/22シーズン)

・2001年6月、石崎信弘小林伸二

・2005年8月、皇甫官→(代行:アーリ・スカンズ)→ペリクレス・シャムスカ

・2009年7月、ペリクレス・シャムスカランコ・ポポヴィッチ

・2015年6月、田坂和昭→柳田伸明

※歴代最長期間、片野坂知宏(2016年〜)

 

第19位 ガイナーレ鳥取【途中交代率20%(2回/10シーズン)

・2013年8月、小村徳男前田浩二

・2018年6月、森岡隆三須藤大輔

※歴代最長期間、松波正信(2014年〜2015年)

 

FC東京は過去の監督交代は全て内部昇格という形での後任人事に徹しています。それ自体は良いのですが、ちょっと調子が良かった場合は割と盲目的にそのまま来季の指揮も…という事もあったんですね。大熊監督の場合は必ずしも失敗とまでは言えませんが、篠田監督の際はそれで少し失敗した感はあります。イタリアやブラジルだとよく聞く話ですが、城福監督の同じクラブに2度途中解任されるのは日本ではレアな話ですね。大分の場合は2005年のシャムスカ監督、そしてそのシャムスカ監督を解任して招聘したポポヴィッチ監督にしても監督交代を成功させてきたチームでした。2001年の小林監督にしても翌年にJ2優勝を達成した訳ですし。ですが、2015年は後任人事で失敗してそのままJ3降格の憂き目に遭っています。この2チームは現在はそれぞれ長谷川健太監督、片野坂知宏監督というガンバで共に仕事をした2人で安定していますね。

鳥取J3の中では結構監督交代の印象深さはありますね。小村監督の時も森岡監督の時も、鳥取の規模でスタートダッシュには成功していた背景もあって結構賛否両論になりましたが、結果は森岡監督の時は成績が上がったものの、逆に小村監督の時は………漢(以下省略)。

 

 

第18位 アルビレックス新潟【途中交代率22.7%(5回/22シーズン)

・2012年5月、黒崎久志→(代行:上野展裕)→柳下正明

・2016年9月、吉田達磨→片渕浩一郎

・2017年5月、三浦文丈→(代行:片渕浩一郎)→呂比須ワグナー

・2018年8月、鈴木政一→片渕浩一郎

・2019年4月、片渕浩一郎→吉永一明

※歴代最長期間、反町康治(2001年〜2005年)

 

第17位 アビスパ福岡【途中交代率24%(6回/25シーズン)

・2002年7月、今井雅隆→(代行:望月達也)→中村重和

・2006年5月、松田浩川勝良一

・2008年7月、ピエール・リトバルスキー篠田善之

・2011年8月、篠田善之浅野哲也

・2012年10月、前田浩二→(代行:池田太)

・2019年6月、ファビオ・ペッキア→久藤清一

※歴代最長期間、井原正巳(2015年〜2018年)

 

第16位 カターレ富山【途中交代率25%(3回/12シーズン)

・2010年8月、楚輪博安間貴義

・2015年8月、岸野靖之沢入重雄

・2018年5月、浮氣哲郎安達亮

※歴代最長期間、安間貴義(2011年〜2014年)

 

段々率だけじゃなくて解任数も増えてきましたねぇ…。

新潟はこれまで反町康治監督、鈴木淳監督、柳下監督が安定した政権を築き、2015年まで監督途中交代は降格危機に陥った2012年のみでしたが、2016年の吉田監督解任に始まり、それ以降は4シーズン連続で監督途中解任、毎年のように片渕監督をコーチから昇格させ、挙句シーズン開幕から指揮をとってみたら4月に解任される事態に。今季に関してはアルベルト・プッチ・オルトネダ監督の下で安定したパフォーマンスを見せているので5シーズン連続途中解任は避けられそうですが、ここ5年の監督解任率はかなり高いです。

 

 

 

第15位 湘南ベルマーレ【途中交代率25.9%(7回/27シーズン)

・1995年10月、古前田充→(代行:植木繁晴)

・1996年9月、トニーニョ・モウラ→植木繁晴

・1999年5月、上田栄治古前田充

・2003年5月、サミア→山田松市

・2004年7月、山田松市→(代行:望月達也)→上田栄治

・2006年6月、上田栄治菅野将晃

・2019年8月、曹貴裁→(代行:高橋健二)→浮嶋敏

※歴代最長期間、曹貴裁(2012年〜2019年8月)

 

第14位 北海道コンサドーレ札幌【途中交代率27.27%(6回/23シーズン)

・1998年10月、フェルナンデス→石井肇

・2002年6月、柱谷哲二→イバンチェビッチ

・2002年9月、イバンチェビッチ→張外龍

・2003年8月、ジョアン・カルロス張外龍

・2014年8月、財前恵一→(代行:名塚善寛)→イヴィッツァ・バルバリッチ

・2015年7月、イヴィッツァ・バルバリッチ四方田修平

※歴代最長期間、石崎信弘(2009年〜2012年)

 

第13位 川崎フロンターレ【途中交代率27.28%(6回/22シーズン)

・1999年4月、ベット→松本育夫

・2000年5月、ゼッカ→今井敏明

・2000年8月、今井敏明→小林寛

・2001年7月、堀井美晴石崎信弘

・2008年4月、関塚隆高畠勉

・2011年4月、相馬直樹→(代行:望月達也)→風間八宏

※歴代最長期間、風間八宏(2012年4月〜2016年)

 

さぁ、この辺りからいよいよ1年で2度交代する事例も出てきました!ただ、この3チームに関してはいずれも2000年代前半までに動きまくった結果上位につけているといった感じで、特に川崎と湘南は近年は長期政権もあり、札幌もそういう形にシフトしていますね。初期川崎の怒涛の途中解任ラッシュ凄まじい…てか望月さん代行やりすぎ。

余談ですが、湘南の監督を務めたサミア監督はフィリップ・トルシエ元日本代表監督のアシスタントを務めていた人物で、湘南でも師の戦術を受け継いでフラット3を採用していました。

 

 

第11位 浦和レッズ【途中交代率28.6%(8回/28シーズン)

・1999年5月、原博実→ア・デモス

・2000年10月、斉藤和夫横山謙三

・2001年8月、チッタ→ピッタ

・2008年3月、ホルガー・オジェックゲルト・エンゲルス

・2011年10月、ゼリコ・ペトロヴィッチ堀孝史

・2017年7月、ミハイロ・ペトロヴィッチ堀孝史

・2018年4月、堀孝史→(代行:大槻毅)→オズワルド・オリヴェイラ

・2019年5月、オズワルド・オリヴェイラ→大槻毅

※歴代最長期間、ミハイロ・ペトロヴィッチ(2012年〜2017年7月)

 

第11位 名古屋グランパス【途中交代率28.6%(8回/28シーズン)

・1996年9月、アーセン・ベンゲルカルロス・ケイロス

・1999年4月、田中孝司→ダニエル・サンチェス

・1999年8月、ダニエル・サンチェス→(代行:マザロッピ)→ジョアン・カルロス

・2001年7月、ジョアン・カルロス三浦哲郎

・2003年8月、ズデンコ・ベルデニックネルシーニョ

・2005年9月、ネルシーニョ中田仁司

・2016年8月、小倉隆史→ボスコ・ジュロヴスキー

・2019年9月、風間八宏マッシモ・フィッカデンティ

※歴代最長期間、ドラガン・ストイコビッチ(2008年〜2013年)

 

オリジナル10の一員として過去様々なタイトルを勝ち取っている両チームですが「クラブの方針が一貫していない」とは昔からよく言われている話。近年で言うと、浦和はミシャ体制、名古屋はドラガン・ストイコビッチ監督体制が長続きしましたが、昨年の名古屋が風間監督からスタイルがほぼ真逆と言えるフィッカデンティ監督を招聘した事に代表されるように方向性がコロコロ変わる事は歴代の顔ぶれを見ても見てとれます。チッタ→ピッタって語感は凄く良いけど…。

一応誤解のないように付け加えると、ベンゲル監督に関しては名古屋が解任したのではなく、後に長期政権を築くアーセナル引き抜かれたことがシーズン途中での退任理由です。

 

 

 

さぁ、いよいよトップ10!!

 

 

5分は大きい。

ではでは(´∀`)