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ガンバ大阪の選手のACL出場試合数ランキング♡(後編)

ナーマーズーハーウーローコーガーナァァァァーーーイィ…ィィ…ィィ…

 

どーもこんばんは

 

いや、急に思い出したから…。

 

 

さてさて、今回は以前更新したブログの続きで、ACLに出場する2021年のガンバ大阪登録メンバーの中で、ACL通算出場試合数でランキングをつけようと、そういう企画でございます。その後編です。

 

 

ランキングの選出方法としては、試合数が並んだ場合は出場大会数で順位をつけています。また、ACLプレーオフは出場数にカウントしていませんが、ガンバではないチームでの出場はカウントしています。これが果たしてランキングにどう影響を及ぼすのか…!

一応途中経過は、詳細は前編の方を見て頂きたいのですがこんな感じ。

 

6位 東口順昭 22試合(3大会)

7位 パトリック 21試合(3大会)

8位 チュ・セジョン 16試合(3大会)

9位 井手口陽介 12試合(3大会)

10位 三浦弦太 6試合(1大会)

11位 矢島慎也 5試合(2大会)※2017年大会優勝

12位 チアゴ・アウベス 4試合(2大会)

13位 菅沼駿哉 1試合(3大会)

14位 林瑞輝 0試合(3大会)

15位 一美和成 0試合(2大会)

16位 石川慧 0試合(1大会)

 

17位(未経験選手)

小野瀬康介レアンドロペレイラ小野裕二、福田湧矢、佐藤遥太、奥野耕平、一森純、黒川圭介、髙尾瑠、山本悠樹、塚元大、白井陽斗、川﨑修平、唐山翔自、シン・ウォノ

 

 

 

さぁ、今回はいよいよトップ5の発表です!

 

 

 

第5位 22試合(4大会)

DF3 昌子源

2011(鹿島):0試合0得点(ベスト16)

2015(鹿島):5試合0得点(GL敗退)

2017(鹿島):8試合0得点(ベスト16)

2018(鹿島):9試合0得点(優勝)

 

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怪我からの本格復帰が期待される日本最高級CBが5位にランクイン。2015年と2017年も不動のレギュラーとして活躍しましたが、鹿島時代…2018年の優勝の際は、昌子はまさしく主役級の働きでした。

ロシアW杯をレギュラーとして大活躍した昌子には欧州からのオファーも舞い込みましたが、鹿島にとって20冠目、そして唯一欠けているACL獲得の為にそれを固辞。夏場は怪我に苦しんだものの、準決勝から復帰すると決勝戦には主将として出場し、大岩剛監督からは「お前を主将にして良かった」との言葉を受けました。

表彰式の際、通例ならばキャプテンマークを巻く昌子がカップを掲げるのですが…「あの人が一番似合う」と小笠原満男カップを持たせたシーンは語り草。あの場面はガンバファンですけどちょっと感動したのを覚えています。

 

 

 

第3位 28試合(5大会)

DF4 藤春廣輝

2011(G大阪):1試合0得点(ベスト16)

2012(G大阪):5試合0得点(GL敗退)

2015(G大阪):11試合0得点(ベスト4)

2016(G大阪):5試合0得点(GL敗退)

2017(G大阪):6試合0得点(GL敗退)

 

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ルーキーイヤーの2011年を除いては、出場大会全てでレギュラーとしてほぼ全試合に出場。2011年大会はルーキーながら初戦でベンチ入りし、大量リードした事もあって即デビューを果たしています。特に長谷川健太監督の下で挑んだ2015年大会では、前年はオ・ジェソク米倉恒貴に奪われたレギュラーの座を取り返してアジアの猛者と渡り歩き、ベスト4進出に大きく貢献しました。

アジアの舞台でもあの豪快なスプリントと圧倒的な持久力は大きな武器で、一時期よりそこは多少落ちてきている部分はあったとしても、今年のACLではこれまでとはまた違った持ち味を発揮してくれると期待しています。

 

第3位 28試合(5大会)

FW39 宇佐美貴史

2009年(G大阪):1試合1得点(ベスト16)

2010年(G大阪):4試合2得点(ベスト16)

2011年(G大阪):7試合1得点(ベスト16)

2015年(G大阪):11試合4得点(ベスト4)

2016年(G大阪):5試合0得点(GL敗退)

 

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藤春とは同点で3位にランクイン。ただ…酸いも甘いも、宇佐美のACLでの経験は非常に濃いものが多くなっています。

ユース時代から将来を嘱望され、17歳で飛び級昇格を果たした2009年…GL首位通過を決めて消化試合となったFCソウル戦でいきなり先発を飾ると、その試合で自らゴールを挙げたあの瞬間から伝説は始まり、18歳にして主力に数えられるようになった2010年のACLはブレイクのきっかけにもなりました。ACLと共に順調に階段を登った一方、2011年は大阪ダービーで敗れる屈辱を味わったり、2016年はGL突破をかけた水原三星戦でPKを2度失敗してしまうなど悔いは多く残っているはず。その全てを払拭するような活躍を見たいところです。

 

 

 

第2位 32試合(7大会)

MF10 倉田秋

2008(G大阪):3試合0得点(優勝)

2009(G大阪):1試合0得点(ベスト16)

2011(C大阪):5試合1得点(ベスト8)

2012(G大阪):3試合1得点(GL敗退)

2015(G大阪):11試合2得点(ベスト4)

2016(G大阪):5試合0得点(GL敗退)

2017(G大阪):5試合0得点(GL敗退)

 

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現役選手自体が少なくなってきましたが、現チームで2008年のガンバのACL制覇を知る唯一の選手です。とはいえ、その時代はいわゆる「黄金の中盤」を擁していた時代だったので当時は出場機会には恵まれませんでした。ちなみに前述の宇佐美のデビュー戦でもフル出場しています。

倉田が初めてレギュラーとしてACLに出たのは2011年大会。この時はレンタル先のセレッソの選手として、レヴィー・クルピ監督の下で清武弘嗣乾貴士、山口蛍らと共にプレーしました。現在ではレンタル選手は契約元クラブとの試合には出場しない契約が主流ですが、当時はそうでも無かったので大阪ダービーが実現したベスト16の試合にも先発出場し、ガンバを敗退に追い込んだという出来事も。ACLじゃないですけど、セレッソの選手として大阪ダービーで点取りましたからね…。

2012年に復帰してからの活躍は今更語るまでもないでしょう。セレッソ時代の2011年はベスト8で全北現代に大敗して敗退しましたが、ガンバに復帰して2度目のACLとなった2015年は同じベスト8で全北と再び対戦、第2戦では自らゴールを挙げてリベンジを果たしました。

 

 

 

第1位 50試合(7大会)

DF19 キム・ヨングォン

2012年(広州恒大):2試合0得点(ベスト8)

2013年(広州恒大):14試合0得点(優勝)

2014年(広州恒大):9試合0得点(ベスト8)

2015年(広州恒大):11試合0得点(優勝)

2016年(広州恒大):4試合0得点(GL敗退)

2017年(広州恒大):2試合0得点(ベスト8)

2018年(広州恒大):8試合0得点(ベスト16)

 

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2位の倉田の時点で十分なACL実績なのに、そこに更に18試合差をつける化け物実績。更に特筆すべきは優勝2回という実績でしょう。ガンバのみならず、今季ACLに出場する全選手の中でもトップクラスのACL経験値です。

2012年のロンドン五輪後に大宮アルディージャから中国へ移籍。強力な外国人選手を擁する事で知られる広州恒大のアジア枠、すなわち4人目の外国人選手として、マルチェロ・リッピルイス・フェリペ・スコラーリとW杯優勝経験を持つ監督に重宝されてCBのレギュラーとして君臨しました。2013年、2015年の広州恒大なんてもはや勝てる気しねぇよってくらい化け物みたいなチームだったのは当時のJリーグファンにはお馴染み。その化け物無双チート集団の一角を担っていたのが他でもないキム・ヨングォンだったのです。2015年の優勝時には東口順昭らと共に大会ベストイレブンにも入っています。

当然ながら過去には度々、ACLの舞台で日本勢の行く手を阻みまくっています。ルール的にグループステージでもどこかしらの日本勢と対戦しますが、2013年準決勝で柏、2014年ベスト16でC大阪、2015年準々決勝でまたしても柏、そして忘れもしない……キム・ヨングォンが守備の中核を担う広州が準決勝で倒したのがガンバ大阪でした。万博競技場での第2戦、1点でも取れば決勝に進めたガンバは最後までゴールを奪う事ができず……そんなキム・ヨングォンを今回は味方に据えてACLを戦います。

余談ですが、この2015年大会は今思えばガンバにとって色んな縁もあった大会でしたね。ヨングォンしかり、準々決勝で対戦した全北には元ガンバのイ・グノがいて、グループステージで対戦した城南FCには後にガンバで大活躍するファン・ウィジョがいました(そして2試合で2点取られた)。ちなみにタイのブリーラムともグループステージで戦いましたが、ここには妙にガンバ戦に強い、現横浜FMティーラトンがいたり(そして2試合で2点取られた)

 

 

 

ドラえもんのEDで好きなのってなんだろ…。

ではでは(´∀`)