
東本願寺行きそびれた
どーもこんばんは
さてさて、7月28日、サンガスタジアム by Kyoceraにて行われたJリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo、京都サンガFC vs VfBシュトゥットガルトの試合に行って参りました。
という訳で本日はその試合の簡単なマッチレビューを書きつつ、スポーツ観戦日記として書いていきます。
【京都サンガFC 30周年企画ブログのまとめページはこちら!随時色々と更新しております。】
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【昨年夏のマンチェスター・シティ&バイエルン・ミュンヘン観戦日記】
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パリ五輪マリ戦。
早朝の激闘に酔いしれ、心地よい眠りについて終わりのある朝を迎えた私。
昼に目覚めた時は灼熱地獄。
熱さから暑さへの質的転換。
兎にも角にも、もはやこれは汗じゃなくて出汁なんじゃないか?と思うほどの水分を身体から垂れ流しながら駅に向かい、そしてスタジアムへ。

こういう興行試合には賛否両論が寄せられることもあるのですが、やっぱり「海外クラブとのプレシーズンマッチができるクラブ」というのは一つの箔だと思うんです。もちろん地理的な要因に左右される部分も大きいとはいえ、自分達で主催しない限りは選ばれる必要があり、そしてそういうクラブである必要がある…と。
その側面で考えたら、数年前まで…というかほぼ全ての時代に於いて、サンガにとって海外クラブとの親善試合なんて夢のまた夢。夢でも考えにくい光景。ましてやACLにも出たことのないクラブですからね。海外クラブと試合した記憶なんて、鹿児島キャンプのFCソウルくらいしか記憶にないですもん。クラブに関わる人々やファンはもちろん、元々ブンデス大好きおじさんみたいなところがあった曺監督も感慨ひとしおでしょう。

ポルシェ!!

カカウ!!

東本願寺のイベントは行きそびれましたが、この2人は割と長い時間ファンの前に出てきてくれていました。
カカウのCEO感、ブッフバルトの還暦離れした体格の良さ。写真は撮れませんでしたが、ドイツのレジェンドを間近で見せてもらえまして。

ところでブッフバルトもカカウも京都の夏はどうお感じになられたのでしょう。大阪よりも強いぞ…?暑いんじゃなくて強いぞ…?
という訳でスタジアム入場。


シュトゥットガルトのDJさんはおそらく現地の人っぽい。こういうのを現地の方がやってくれるのはすごくありがたいところ。
そしてサンガちゃん。オープニングの紫の空き番もうちょっとやりようが…(以下省略)
サブメンバーが多すぎるのでサブメンバーの紹介を省略したあたり、特別試合あるある感があってドキドキしますね。
試合開始。
海外クラブとの試合でもリーグ戦との感覚が短いクラブは若干ターンオーバー気味のメンバーを編成したチームもいましたが、サンガの場合は上手いこと日曜日開催で通常のリーグ戦に近いスケジュールになったことも手伝ったのか、出場可能なメンバーの中でのベストメンバーを選考してきた感じではありました。

前半は全体的に見事な戦いぶりだったと思います。もちろんシュトゥットガルトがEURO組など欠場した主力がまあまあいたのは確かですが。
ここ2ヶ月でサンガが見せている鈴木義宜を中心とした守りのバランスがしっかり出来ていましたし、鈴木と組んだ時の宮本優太であったり、アピアタウィア久のパフォーマンスを見ると、やっぱりサポーターカンファレンスで述べられていた「開幕前の鈴木の負傷離脱で計画が狂った」というのはまあ確かにそうなんだろうなと。加えて特に最近のサンガはカウンターへのリンクのさせ方が一辺倒ではなくなってきた事からマルコ・トゥーリオが活きるようになり、攻撃時の選択肢を増やせるようになった、そしてそれを使う事ができるようになった。米本拓司もリンクマンとして抜群の動きでしたしね。そのリズムが抜群にハマっていましたし、プレシーズンマッチである事とシュトゥットガルトのコンディションも踏まえればサンガが前半で2点リード、なんなら後半頭に3点目を取れた事はそこまで不思議な展開でもなかったように思います。
それにしてもね。シュトゥットガルトから3-0ですよ、3-0。もう一度言いますね、3-0ですよ。3-0。

相手はブンデス2位ですよ、お偉い方。バイエルンよりも上に行ったチームですよ?お偉い方。シュトゥットガルトに去年3点差以上で勝ったチーム、ライプツィヒとバイエルンだけですよ?お偉い方。いくらプレシーズンとは言ってもね、各チームなんやかんやで負けてるじゃないですか。
いやね、もっとJリーグはサンガの大勝利を数字として評価するべきだと思うんです。ブンデス2位に3-0ですよ。この時点ではレヴァークーゼン>京都サンガFC>シュトゥットガルト>バイエルンミュンヘンですよ。そんなチームに勝点と得失点差のボーナスくらいくれたっていいじゃないですか。これはどうだろう、勝点3と得失点差+3をくれてもいいんじゃないかなぁ。誠意は言葉ではなく勝点ですよ。勝って負けても順位に反映する。それでこそ試合の真剣度が増すのではないでしょうか。

得失点差-2?
反映する訳ねえだろこれプレシーズンマッチだぞなに言ってんだ
…後半は、ね。苦しかったですね。
単純に敗因をスタメン組とベンチ組のレベル差に置くのは簡単ではあるんですけど、例えば後半組にも平賀大空や福岡慎平のようにここ数試合で良いプレーを見せていた選手はいましたし、後半組の選手も前半組で出ていればもう少し違った活躍になった選手はいたと思うんですよ。
基本的にサンガは、戦い方の大枠については曺監督がきっちり提示していて、いわばチームとしてのハードはしっかりと用意している。その上で中身のところ…選手、すなわちソフトに対するアパローチもしっかりやってはいるんですが、ソフトとソフトの繋ぎ合わせみたいなところは選手間の呼吸の擦り合わせのようなピッチ内での関係性を感覚レベルで把握しないといけないところであったり、鈴木や米本のような調整役、コントロール役の存在だったり、そういうソフトの中でハードになれるような選手の有無に左右されるんだろうな…と。
後半に何度もシュトゥットガルトにぶち抜かれた光景を見ると、サンガはチームコンセプトが浸透している事は良いこととして、それを状況に応じて一辺倒にならないように制御、調整できる人間の存在の有無がチームパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことを改めて見た印象でしたね。逆に言えば、ちゃんとそういうポイントさえ確保できれば出力を最大化していけるところは前半に見せたと思いますし。


しかしながら、見ているだけでもやはり学び、気付きの多いゲームでしたから、これをピッチの中で体感した選手は尚更でしょう。
言うまでもなく、海外クラブにとってこの試合は練習試合であって、あくまで調整試合。しかしながら、個々人に高いレベルのベースがしっかりと備わっており、それは身体のキレが悪くとも損なわれるものでは決してない。前半組はそんな相手にしっかり優位に立てたことを手応えに感じていいでしょうし、後半組はそんなチームでそんなベースを持ちながら定位置を狙う選手達の気迫に刺激を受けたはずです。あと…逆に前半によくわかったんですが、シュトゥットガルトの選手がボールを持った時の周りの動き方を見て、曺監督ってやっぱり理想形はこういう感じなんだろうな…と。
いやはや、非常に楽しい90分でした。こういう国際試合ならではのほんわか感もありましたし。
世界的に見ても、やっぱり「KYOTO」は名前だけでブランドがあるんですよ。入場者数が振るわなかったのは残念ですし、今後に不安もありますが、今のサンガは海外クラブを迎え入れるにあたって相応しいスタジアムを持ち、そして何よりもJ1にいる。シュトゥットガルトが東本願寺でポルシェのイベントを行っていたように、海外クラブに対して京都の名所とセットにしたプロモーションの展開も提案できる。だからこそサンガはそういう提案をできるようなクラブである為にもJ1に残らなければならない。90分は京都サンガのパフォーマンスを最大化する為には…というヒントが詰まっていた90分でしたが、試合以外の部分でも「KYOTO」というメリットを最大化する為のヒントが多くあったように思います。サンガスタジアムの活用方法も含めて色々向上心を持って考えていけるポイントはありましたし、この経験を糧に、こういう経験を毎年重ねられるクラブであり続けてほしいものです。
でも東本願寺は行きそびれた
ではでは(´∀`)