RK-3はきだめスタジオブログ

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

【RK-3 J1順位予想】2025明治安田J1リーグ順位予想〜残留争い編〜

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20250210175006j:image

 

【この記事は前回の続きになります】

さぁ、皆様やって参りました。

地獄の季節、この時期だけのエンターテイメント、誰もが炎上不可避、誰もが最上もが、なりてえダライラマ、J1順位予想でございます!!!!!

 

 

 

…はい。という訳で今年もこの季節がやって参りました。

今年もですね、やっぱり順位予想というものはこの時期にしかないエンターテイメントでございます。

 

 

 

前回は優勝争い編を書きましたので、今回は残留争い編です。

順位予想にあたっては、前日までブログで連載していたJ1戦力診断シリーズも参考にしながら考えていきますので、是非そちらと併せてご覧あれ。

 

【J1戦力診断シリーズ】

Part1→鹿島浦和FC東京

Part2→東京V町田川崎F横浜FM

Part3→横浜FC湘南新潟清水

Part4→名古屋京都G大阪C大阪

Part5→神戸岡山広島福岡

 

J2順位予想はこちらから

J3順位予想はこちらから

 

Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2025Jリーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!

 

 

【RK-3 2025年J1順位予想】

1位 サンフレッチェ広島

2位 ヴィッセル神戸

3位 鹿島アントラーズ

4位 FC町田ゼルビア

5位 ガンバ大阪

6位 名古屋グランパス

7位 川崎フロンターレ

8位 浦和レッズ

9位 横浜F・マリノス

10位 FC東京

11位 柏レイソル

12位 京都サンガFC

13位 アビスパ福岡

14位 セレッソ大阪

15位 東京ヴェルディ

16位 清水エスパルス

17位 湘南ベルマーレ

18位 アルビレックス新潟

19位 ファジアーノ岡山

20位 横浜FC

 

 

 

②残留争い

 

前回の優勝争い編で言及したのは9位マリノスまでのチームでしたが、個人的に…順位予想に基づいて言うと、降格の可能性があるのは16位以下、逆に言えば15位以上のチームは大丈夫かなと思っています。

 

 

 

まずFC東京は方向性は若干あやふやなところはありますが、おそらく今回の松橋力蔵監督の招聘は新潟時代のイメージに伴うアルベル体制への回帰…ではなく、どちらかと言えばクラモフスキー前監督の流れを汲むマリノス路線に新潟での監督経験を掛け合わせた存在としての松橋監督、みたいな意味合いの方が強い気がするんですよね。そういう意味では編成も含めて一定の整合性はあるように思います。

継続路線で言えば京都と東京Vになるでしょうか。ヴェルディに関しては、それでも偉業と呼ぶべき快進撃だったとはいえ1年目に躍進するクラブというのはちょこちょこいる中で、そういうクラブは「昇格組」の看板が外れると苦しくなりがち。ゾーンとまで言えば言い過ぎですが勢いが多少削がれる部分があって、去年ほど上手くはいかないと思います。しかしそんな状況で見木以外の主力をレンタル組を含めて残留させた上で戦力拡張に成功した事はびっくりしました。城福浩監督もタレントを活かす為のフォーマットをしっかり仕込んだと思うので、残留に関しては大丈夫かなと見ています。一方、京都に関しては…目標は地に足をつけるべきではありながらも、今季のメンバーを見た時に「とりあえず残留できればOK」の編成では無くなったなと。「平戸やトゥーリオがいない時のチャンスメイク」だとか「鈴木がいなくなった時のDFラインの秩序」とか考えなくてはならないポイントは少なくないとはいえ、そういう部分は他のチームも多かれ少なかれ抱えている訳で。今年は一桁には行けなくとも残留争いに絡まないところでシーズンを探す事は求められてくると思いますね。

 

 

 

福岡に関しては、長谷部茂利体制が良い時代だっただけに体制変更は簡単な事じゃないですし、文字通り「長谷部監督だから強かったのか、アビスパがクラブとして強くなったのか」が問われるシーズンになる。そういう意味では、この手のタイプの体制変更をするにあたって金明輝監督のパイプというか、ある種の通訳的存在となれるような元鳥栖の選手が複数いる事はアドバンテージなのかなと。

降格まではいかないと思いますが、不安なのはセレッソ。そもそもここ2年のセレッソの攻撃はゴールのパターンを増やすというより、レオセアラに繋げるルートのパターンを増やすやり方で攻撃を形作っていました。そのレオセアラが抜けた以上はここ2年のやり方をリセットする必要が出てくる。新たに獲得した2人のブラジル人選手が上手くフィットすれば上に行ける可能性も持っていますが、パパス体制でどうなるかも少し読みにくいところがあるので、予想としては苦しいシーズンになりそうです。

 

 

 

で、残留争いに関しては……降格の可能性のあるゾーンにいるのは横浜FC、湘南、新潟、清水岡山の5チームだと思っています。

一応自論として、良いGKと強いFWがいると残留争いにはそれだけで大きな助けになる訳ですが、どちらかだけを選べというと、むしろ残留争いこそ失点を抑えるより点を取れることの方が救いになると思うんですよね。言い換えれば「守備はそこそこ出来るけど絶望的に点が取れない」か「そこそこ点は取れるけど守備崩壊を起こしている」の二択なら、実は後者の方が残りやすいと思っていて。

理由はいくつかありますが、めちゃくちゃざっくり言うと結局のところ…残留争いを強いられているようなチームって堅守を売りにしても無失点ってやっぱり難しいんですよ。そしてそういうチームが0-1になった時に逆転できるか、追いつけるかというところはそれよりも遥かに難しい。点は取られるけど点は取れるチームなら0-1になっても打ち合いに持ち込めたりしますが、ある程度守れるけど全く点が取れないチームは0-1になった時点で勝ち筋がほぼ無くなるんですよね。そもそも戦術と組織である程度カバーできる可能性がある守備に対して攻撃はクラブの体力に依るところもあるので、相対的に残留を争うようなチームにとって守備より攻撃の方がハードルが高い。得点は精神的な解放みたいなところもありますから、心理的には「めっちゃ点取られる」より「どうにもこうにも点が取れない」の方が悪循環には陥りやすい。…まあ、去年はそれを理由に札幌を残留予想にしていたらほぼ全チーム得点は取れちゃったって部分があったんですけど。

それで考えれば清水や湘南はそこは美点だと思うんです。清水は全体的に後ろの厚みが心許ない部分があり、湘南は田中聡が抜けた事で背骨になっていたセンターラインが解体となってしまった不安がある。ただ点を取れる選手と、点に至る流れを持っている事はやっぱり強みになるんじゃないかと。そういう意味では横浜FCや岡山は守備組織はしっかり作ってきたチームだからこそ、早い段階でそこの問題に解決策を見出せるかどうかが命運を分けてくると見ています。

予想が難しいのは新潟ですね。新潟は守護神と第2GK、そして監督も引き抜かれる形になったので「主力めっちゃ抜かれた」という印象がありますけど、移籍市場を終えてみれば案外そこまで流出したような感じでもないなあと。近年の新潟を見ていると、新監督も多分理論的な選考基準で選出した人物でしょうし、今の新潟が持つ基準は信用に足る。一方で、理屈が結果に結び付かなかった時に立ち直れるのか、サバイバルをやっていけるのかに少し不安なところもあったりして、いざそういう状況になった時にクラブの体力と地力がどこまであるのか…というところでこの順位にしました。ただハマればハマるとも思うので、新潟は降格予想にはしましたけど「どっちにも転び得る」みたいなチームでもあるかなと思っています。

 

優勝争い編から読む

J2順位予想はこちらから

J3順位予想はこちらから

 

 

ではでは(´∀`)