ちなみに曺さん神戸地味に古巣
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは2025明治安田J1リーグ第3節、ヴィッセル神戸 vs 京都サンガFCの一戦です!
【Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2025Jリーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!】
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Part1→鹿島、浦和、柏、FC東京
Part2→東京V、町田、川崎F、横浜FM
Part3→横浜FC、湘南、新潟、清水
Part4→名古屋、京都、G大阪、C大阪
Part5→神戸、岡山、広島、福岡
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!】
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開幕戦、初めてJ1に上がってきたクラブに対して「J1の先輩」である事を見せつけたい立場でのゲームになりましたが、その結果は望みと意気込みとは真逆の顛末に陥りました。
打って変わって第2節、このクラブは少しずつJ1クラブになりつつある事を示す為にクラブW杯出場クラブ相手にプレゼンスを示したいところでしたが、内容として相手にぶつけたものは開幕戦とは大いに異なる想像以上のものを見せつけました。
とはいえ、その前節にサンガが本来持ち合わせている曺貴裁体制で築いた良さを発揮しながらも勝ちきれなかった…その事実は少なからず重いものであって、サンガとしてその結果を過小に捉えるべきではないことは確かでしょう。このクラブは愛称であったり、試合開始数分の噛み合わせが勝敗と内容の全てを決めているような側面もあるだけに、いわゆる「サンガの得意なフィールド」で勝ちきれなかった事実というものはある。勝ちに値する内容を獲れなかった結果が現実として横たわる可能性はこの先の道にある訳です。
【試合考察 おしながき】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年2月24日
・「良くなった」というより「昨季後半の良さを取り戻した」前半戦
・獅子奮迅の福岡、合間を縫う川﨑、時間を作る平戸
・一辺倒になった浦和と、一辺倒になっても強すぎた金子とサヴィオ
・問題のパスミスは個人のエラーというよりウィリアムと太田を含めた構造的な弊害?… https://t.co/LdsFx5CWXV pic.twitter.com/XWVenwkRby
ではサンガがここから先に一桁順位を目指す上で、或いはJ1クラブになる為に求められる事は何か。
それは他でもなく、浦和戦のパフォーマンスがチームの到達点ではなく、それがこのクラブの基準になっていく事。絶対に浦和戦以上を出さないとダメとまでは言いませんが、浦和戦に近いレベルの基準を毎試合提示していく事。それが出来ればこのクラブの今季は明るいでしょうし、逆にできなければこのクラブの今季には浦和戦で落とした2ポイントが重くなる。対戦相手はディフェンディングチャンピオン。この強大な敵を前に、サンガはアベレージを見せる事ができるのでしょうか。さあ、去年と一昨年と同じ第3節で初勝利を!
両チームスタメンです。
サンガは前節浦和戦からのスタメン変更はありません。右SBの須貝英大、CBのパトリック・ウィリアムの新加入組を除いては浦和戦同様に昨季後半の陣形をそのまま持ってきました。クソンユン、宮本優太が復帰しましたが、太田岳志と須貝の起用は継続です。ベンチメンバーには少し変更があり、圍謙太郎、麻田将吾、ムリロ・コスタが外れた一方、前節は契約上の理由で出られなかった宮本、負傷離脱していたクソンユンと平賀大空が復帰しました。
開幕から2試合連続ドローの神戸は前節名古屋戦からスタメンを2人変更。今日は右WGに飯野七聖、右SBに移籍後初出場となる松田陸を起用しており、井手口陽介や酒井高徳に加えて武藤嘉紀と本多勇喜も新たにベンチ外となりました。ベンチメンバーは新加入の小池裕太、本山遥、橋本陸斗がリーグ戦では初のベンチ入り。控えGKを新井章太とオビ・パウエルオビンナの2人登録する珍しい布陣になっています。
本日の会場は兵庫県神戸市、ノエビアスタジアム神戸です。
かつて存在した神戸市立中央球技場を2002年日韓W杯に向けて建て直す形で建設されたスタジアム。現在はヴィッセルが指定管理権を持っていますが、ヴィッセル以外にも女子サッカーのINAC神戸レオネッサ、ラグビーの神戸製鋼コベルコスティーラーズが本拠地として使用。日韓W杯後も2019年ラグビーW杯で使用され、招聘が実現していれば2023年女子W杯の会場リストにも入っているなど、国内でも有数の稼働率を誇るスタジアムと言えるでしょう。ハイブリット芝や全面キャッシュレス化の導入、コロナ禍時に消毒方法の実証実験を行うなど、何かと話題になる施策の多いスタジアムでもありますね。
サンガにとってこの2022年と2024年にこのスタジアムで挙げた勝利は非常に大きな、大きなものでした。今年も象徴的な瞬間をこのスタジアムで築ける事を祈り…。
本日は現地観戦です!もう今年4スタジアム目!スポーツ観戦日記はまた後日?
何度ここに来てたって
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年2月26日
関西弁はワイもネイティブやし
忙しなくしてたって
それは水曜夜に組むからやもん
近そうで微妙に遠い神戸 pic.twitter.com/DwBryKS45W
ロングボールを多用して押し込もうとしてきた神戸に対し、サンガは浦和戦ほどショートカウンターに直結するようなハイプレスを出さない状況が立ち上がりから訪れました。
とはいえ、今日は鈴木義宜を中心に4バックとしてのライン管理はしっかりと徹底して行えており、両SBの須貝と佐藤も勝負を急がず、中盤の選手のフォローが後ろのカバー態勢が整ってからチャレンジする守備意識を徹底。相手にはゼロを100に変えてしまうような大迫勇也という存在がいるので常に恐怖心はありましたが、今日はSBでコースを切りながら中盤とWGの援軍で追い込む…といったようなミドルプレスが上手く機能していました。
13分でした。サンガの右サイドで相手のスローインをマルコ・トゥーリオがカットするとラファエル・エリアスがしっかりキープ。エリアスは中央に向かって斜めにドリブルを開始し、扇原貴宏のマークを振り切りながら相手SBを中央に引き付けてスルーパスを送ると、右サイドの広大なスペースに走り込んだトゥーリオがGK前川黛也の股を抜くシュートを決めてサンガ先制!エリアス→トゥーリオ。サンガが誇る最高級のホットラインがそのクオリティを見せつけるゴールでリードを奪います。
これがサンガの強力ホットライン💪#ラファエルエリアス →#マルコトゥーリオ
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2025年2月26日
強力ホットライン炸裂で王者から先制ゴール🔥
🏆明治安田J1第3節
🆚神戸×京都
🆓#DAZN でLIVE配信中#Jみようぜ #Jリーグ#神戸京都 pic.twitter.com/K705RWs919
得点直後には左サイドを抜け出した飯野のクロスに大迫が飛び込みますがGK太田がブロック。27分にも佐々木のクロスのこぼれ球を松田がダイレクトで合わせる場面が訪れるなどいくつかのピンチを迎え、サンガも前半終了間際にはトゥーリオが負傷退場で奥川雅也との交代を余儀なくされるアクシデントも発生するなど上手く行かない時間が増え始めていました。
とはいえ、サンガも前線からプレスをかける時には上手くわかりやすい縦と横のコースを切りながらハイプレスを行った事で、大迫に縦パスをつけるルートを遮断し、大迫を孤立状態に追い込む事には成功。これにより大迫のポストから衛星的に動く佐々木が抜け出していくような神戸の一つのストロングポイントを無力化させた事で、神戸を両サイドの裏抜けに傾倒させる状況には持っていけていました。
攻撃の形は上手く作れなかったものの少ないチャンスで1点を取り切り、逆に守備は神戸相手にハイプレスと対戦相手を踏まえた応用をしっかりと披露。
前半をリードして終える事に成功します。
前半の終了間際はラインを高く設定し直したいけど押し込まれて耐える時間が続いていただけに、いわば「強制的に試合の流れがリセットされる瞬間」でもあるハーフタイムを機に、サンガはライン設定を高く持ち直した状態で後半を迎える事ができました。
それこそ浦和戦で見せたような、本来サンガのやりたいプレスの連動性は後半の立ち上がりによく発揮できており、決定的なシュートシーンに至る場面には結びつかずともアタッキングサードでボール奪取から機会を作る場面はちらほら。この辺りの時間になるとハーフコートゲームに近いサンガの得意なフィールドに神戸を閉じ込める事が出来ており、神戸のロングボールに対しても浦和戦から機能し始めた「弾くウィリアムとカバーする鈴木」の関係でライン維持もできるようになっていき、62分には扇原が大迫に当てようとしたボールをウィリアムが弾き、拾った原のスルーパスからエリアスがシュートに持ち込む場面も。
サンガは72分に平戸と奥川を下げて米本と平賀を投入し、78分には福岡と足が攣ったエリアスを下げてアピアタウィア久と長沢駿を投入。浦和戦同様、少し前線の運動量が落ちてきたところで長沢を最前線に置いた3-4-2-1に変更します。一方の神戸は67分に飯野を下げて山内翔、76分に松田と井出を下げて岩波拓也とリーグ戦初出場の17歳濱崎健斗を投入して反撃に出ます。
最後の印象で全てが無に帰した感覚はありますが…アディショナルタイムまでは逃げ切り戦法もそれなり上手くハマっていました。鈴木がラインを統率しつつ、相手をサイドに逃がしながら神戸の選手がサイドでボールを持った際には須貝と佐藤が中の状況を整えるべくエリアの外で焦れずに対応。クロスボールはアピアタウィアもウィリアムもしっかりと弾き出し、こぼれ球は川﨑と米本で回収しつつ、クリアボールは長沢や平賀が深いところまでボールを進めながら原を交えて相手陣内に持っていこうとする…その流れは作れてはいました。
しかし89分、その流れを作ろうとしたところから山川哲史にひっくり返されるようなロングスルーパスを出され、抜け出した佐々木の折り返しに詰めたのは大迫。一度はカバーに入った須貝が素晴らしいブロックで弾き、こぼれ球を再び佐々木が折り返して放った大迫のシュートは彼にしては珍しいシュートミスに。しかしニアのスペースからカウンターを突かれた事実が重くのしかかったのか、ここからサンガは重心がゴール前にへばりつく状態から抜け出せなくハメに。
アディショナルタイム、一度弾いたCKを作り直され、右サイドでボールを受けた濱崎のクロスをマテウス・トゥーレルがヘッド。GK太田が一度は好セーブで弾くも、こぼれ球を大迫が詰めて同点…かと思われましたが、ここで天の恵みのVAR!その真偽の結果は……ノーゴール!!サンガはまさに九死に一生を得て初勝利へ!
しかしその刹那でした。一度下がり切ったところから再び押し返そうとラインの上げ下げをやり直そうとする中で、アディショナルタイムまでは担保されていたラインの統率は乱れてしまい、ずっと保たれていたはずの守備者の距離感はいつの間にかぐちゃぐちゃに。ミドルゾーンでルーズボールの応酬になると、鈴木が弾いたボールを拾った鍬先が浮き球を前線に入れれば大迫がフリック。
武藤のいないこの試合、最も危険だったのは大迫からその周りを衛星的に動く佐々木に繋がった瞬間で、サンガはミドルプレスを機能させてそのルートを90分間ずっと遮断していた。一番危険なポイントをずっと遮断できていたのに、90分+で……大迫のフリックからその脇を抜け出してきた佐々木がGK太田と1対1。マーク3人を引き連れながら佐々木が放ったシュートはGK太田の頭上を越え、神戸サポーターの待つゴールネットへ、サンガにとってはブラックホールのようにさえ見えたゴールネットへ吸い込まれていくように…。
最後の最後で執念が実った!#大迫勇也 の落としに
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2025年2月26日
走り込んだ #佐々木大樹
エースナンバーを背負う男が
チームを救う劇的同点弾‼
🏆明治安田J1第3節
🆚神戸×京都
🆓#DAZN でLIVE配信中#Jみようぜ #Jリーグ#神戸京都 pic.twitter.com/rhuQCMeOR7
1-1で試合終了。
目の前ですり抜けていった初勝利。サンガの春はまた訪れず。一方の神戸は開幕から3戦連続ドローとなりました。
「試合の入りはとてもよかったですし、このような試合展開になるということは試合前からその対策を含め監督を通じて言われていたので、しっかりいい準備ができた中での試合だった(須貝)」「選手全員が集中できていたので、全体的にはよかったかなと思う(平戸)」という選手コメントにあるように、全体として悪いゲームでは無かったとは思います。事実として勝点1は獲得していますし、冒頭で書いたような「浦和戦が基準と言えるようなパフォーマンス」「そこに応用を加えられるような幅を」というポイントは満たせたゲームだった。一応負けてはいない訳で、この結果を好意的に解釈するならこの2点を満たせていたからこそ勝点1は確保できたゲームだったんじゃないかと思います。
浦和が望まずしてロングボール攻勢になったとのは異なり神戸はロングボールを意図的に用いてサンガを押し下げようとする動きが目立っていましたので、チームとして浦和戦ほどハイプレスを攻撃に繋げる事はできずともその上でミドルプレスの意識を持ちながら対処できていました。その上で神戸がビルドアップしようとした際にはしっかり浦和戦と同じくチームとしてしっかりとパスコースを借りながらのハイプレスを行えていたので、チームとして相手をサイドに逃がすことで神戸の攻撃の起点となるように大迫に縦パスが入るようなコースを遮断していましたし、そこを潰して大迫を孤立化させれば大迫をポイントにした佐々木のシャドー的な飛び出しはほぼ自動的に無力化できる。そうなれば神戸のロングボールの行き先はサイドの裏抜けに集中するようになりますが、この日の両SBである須貝と佐藤は縦のコースを切った上で中盤やWGのフォローを待ち、優位な状況から潰しに行く意識付けが出来ていたので、神戸のサイドを使ったプレス回避策はサンガにとって「サイドに逃がす手間が省けた」という状況にもなっていた。
その状況からでも無理やりチャンスを作れてしまう辺りはさすが神戸と言ったところですが、守備に関してはサンガの持ち味×神戸への対応という意味で良い対応を見せていたと思いますし、そういう守備の連鎖的な効能をプレス出力の加減をしながら起こせるようになったのは進歩でしょう。それでも前半の最後の方は神戸に押し込まれて、ライン設定の回復ができない息苦しい状況に迫られましたが、曺監督が試合後に「後半の方がホールを拾えた」と語ったようにハーフタイムを経た後半からしっかりとハイラインを回復させてプレスの連動を生めたところも良かったと思います。
後半の守備固めに関してもサンガはやっぱり押し込まれた状況でドン引きする守りが得意なチームではないですし……最後の結果の印象で全てアウトになった感は否めないですが、アディショナルタイムに入るまではサンガとして3バック(5バック)にしながらも中央に鈴木を残しながらアピアタウィアとウィリアムが弾く、Wボランチがそれをしっかりと回収する、裏へのクリアボールには先頭の長沢が追ってシャドーが追随しながら前線でボールを確保する…その流れは作れていましたし、神戸のサイドアタックにもSBがエリアに入れずに時間を作って中の状態を整える時間を作り、神戸がクロスとミドルシュート攻勢に頼るしかない状況に持って行けていた。それを踏まえると、本当に"90分"は守備組織が生きていたゲームでした。
ただ…前でボールを収めようとしていたタイミングでニアを抜かれたAT直前の場面から、神戸もパワープレー気味になった部分はあったにしても、跳ね返しても押し上げられなくなって耐えるだけの時間が続いてしまった。問題はこの猛攻を跳ね返しているうちに90分繋いできた統率が切れてしまった事で、もちろん特に4バックにはそこに至るまでに張り詰めていたところがあったので責められないですが……そこであのVARが発生し、オフサイドになってサンガボールでリスタートする事になった時に、サンガは統率が乱れた状態でラインの上げ下げ作業をやろうとした訳ですね。これまで4バックでしっかりとラインと間隔を揃えてこの作業をできていたのが、選手間の距離が乱れた状態で上げ下げ作業をした事でポジショニングの悪癖が再び顔を出してしまった。抜け出した佐々木を追う際にアピアタウィアと須貝が交錯するような形になっていたのはその表れだったように思います。
考えたら、結局あの同点ゴールも大迫をシャドー的な位置から衛星みたいに動く佐々木で仕留められた訳で。あのルートは90分ずっと遮断できてたのに…。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年2月26日
逃げ切り3バックに関しても、ATまではそんなに悪くないシステムでやれてた。でもAT直前に山川と佐々木にニア側ブチ抜かれたシーンから一気に狂った。 https://t.co/L7p71WCfaR
前述したように、この試合でやった守備に関しては全体的にネガティブに捉えるべきものではありませんでした。鈴木をコントロールタワーにウィリアムがしっかりと弾く事でハイラインを担保できますし、佐藤も成長著しいプレーぶり。須貝に至ってはMOMと呼ぶべきパフォーマンスでした。そのDFラインを軸にした中盤や3トップの働きも、攻撃機会は少ないながらも今日のテーマを踏まえたタスクを実践できたと評価すべきものだったと思います。前述したように、この試合を「前年度王者から勝点1を獲れた」と解釈するならそういう部分に要因はありました。
しかし、だからこそ勝たなければならなかったのは…サンガというチームが勝てるか負けるか、或いは内容の良し悪しは、相手の強さよりも相手と試合の噛み合わせで決まってくる。相手の実力以上に、サンガが勝てる内容のフィールドに序盤で持ち込めるかどうかが全てです。前半戦と後半戦に差のあるシーズンだったとはいえ、昨季も降格した3チームと上位2チームとの試合が全て1勝1敗だったのは純粋な力関係が試合結果にあまり左右しなかった事の表れと言えるでしょう。つまり、ここ2試合はサンガにとって「浦和や神戸から勝点を拾えた」のではなく「勝てる設定に持ち込んだゲームを取りこぼした」という2試合だった。逆に言えば、むしろサンガは完敗の試合の方が「今日はそういう設定だった」と割り切れたりもする。良い設定に持ち込めた2試合でトータル4点を落とした事はサンガにとって重い訳で。そうなると、結局次節以降に求められる事は浦和戦を経た神戸戦に至るまでと同じで、如何にチームとしてのアベレージを高められるのか、如何にアディショナルタイムに入るまでは維持していた守備を「基準」としてプレーできるかというところになってきます。まずはとにかく初勝利を…。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
2025明治安田J1リーグ第3節
開幕から2連勝している同士の対戦となった清水と広島の試合は清水が前半に先制しながらも後半に追いつかれて両者の連勝が止まるドロー。一方、湘南は浦和に福田翔生と鈴木章斗のゴールで2-1で勝利し唯一の開幕3連勝チームとなりました。湘南の開幕3連勝はクラブ史上初です。
昇格組は横浜FCは横浜ダービーとなった横浜FMとの試合でスコアレスドロー。岡山はホームでG大阪に2-0で勝利し、開幕戦に続いてホームでの連勝を飾っています。また、長谷部茂利監督の凱旋試合となった福岡と川崎の試合は終了間際の逆転ゴールで川崎が勝利。福岡と同じく開幕連敗スタートとなった東京Vが町田との東京ダービーを制した為、福岡は唯一の開幕3連敗となっています。
ヤケ三宮商店
ではでは(´∀`)