
ようちゃん(長崎の偉人のねっとりヴォイスで)
どーもこんばんは
さてさて、2026年シーズンに向けた補強の動きはますます活発化しております。泣き、笑い、各チームに色々な事情と状況がある事でしょう。
何より今年は百年構想リーグが先に訪れて、その後にシーズン開幕を迎える特殊なシーズンです。
という訳で今回は【2026年シーズンJ1リーグ補強途中診断】と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全4回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。
※情報は全て2026年1月7日時点のものです。
第4回→神戸、岡山、広島、福岡、長崎
【2025年のJリーグを振り返る当ブログの記事まとめページ - RK-3はきだめスタジオブログ】
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監督:ミヒャエル・スキッベ(新任)
昨季の監督:吉田孝行(4年目)
本拠地:ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:準優勝
富士フイルム杯:準優勝
ACLE 24/25:ラウンド16
ACLE 25/26:リーグステージ1位(現在進行中)
【主な移籍情報】
入団
DF 山田海斗←タコマ・ディファイアンス(復帰)
DF ンドカ・ボニフェイス←横浜FC
MF 郷家友太←仙台
MF 乾貴士←清水
MF 浦十藏←富山(復帰)
退団
GK オビ・パウエルオビンナ→福岡
DF 松田陸→BGパトゥム
DF 本多勇喜→清水
MF 汰木康也→柏
FW エリキ→町田(復帰)
吉田孝行体制を終えてスキッベ新体制を樹立。基本的に志向するサッカーは大きく分かれば吉田体制とそこまで遠いものではないでしょうし、よりそこを詰めて発展させる…と考えると、筋道の通った人事ではあると思います。
昨季は救世主的な存在だったエリキ、準レギュラー格だった本多こそ退団となりましたが、基本的にこれまでのレギュラー選手はそのままで、バックアップやオプションとなり得る選手の変更を行う形が現在の状況ですかね。スキッベ監督は広島時代の満田誠、中野就斗、中村草太などを一年目から重宝したりしていたので、決して出場機会が多くなかったレンタル組も含めて復帰させたのはその辺りの覚醒・抜擢に期待しているところもあるでしょう。乾をどう使っていくかも楽しみですし。
監督:木山隆之(5年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:1回戦敗退
天皇杯:2回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK 濵田太郎←大分
GK レナート・モーザー←コリングIF
DF 白井康介←FC東京(レンタル)
MF 山根永遠←横浜FC
MF 西川潤←鳥栖
退団
GK スベンド・ブローダーセン→川崎F
DF 柳育崇→栃木SC
DF 加藤聖→大宮
MF 佐藤龍之介→FC東京(レンタル)
MF 岩渕弘人→仙台
2023年の京都、2025年のヴェルディと同様に、残留を果たした昇格2年目という一番主力退団のリスクが高まるシーズンに昨季のレギュラーをほとんど残せた事は大きかったと思います。もちろん抜けた2人がデカすぎるというところは否めませんが……岡山は元々J2クラブの中では経営基盤をちゃんと有していたクラブでしたから、その強みをちゃんと出してきた印象はありますね。
補強も抜けた選手のポジションを中心に上手く立ち回った印象です。特に昨季は江坂任の相方となるシャドーを固定していなかったので、そこに西川がハマってくればなかなか面白い。後はGKにしても、外国籍でJ初挑戦の人ってブローダーセンみたいにめちゃくちゃハマる選手とフィットしきれずに終わってしまう選手と両極端になりがちなので、期待できる外国人GKとJ2で台頭したGKの2枚を揃えたのも良かったなと。
監督:バルトシュ・ガウル(新任)
昨季の監督:ミヒャエル・スキッベ(4年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:優勝
天皇杯:ベスト4
富士フイルム杯:優勝
ACL2 24/25:ベスト8
ACLE 25/26:リーグステージ2位(現在進行中)
【主な移籍情報】
入団
GK 大内一生←松本
DF 志知孝明←福岡(復帰)
MF 松本泰志←浦和
FW 鈴木章斗←湘南
FW 鮎川峻←大分(復帰)
退団
GK チョン・ミンギ→水原FC(復帰)
MF 田中聡→F・デュッセルドルフ
MF マルコス・ジュニオール→未定
FW ヴァレール・ジェルマン→未定
FW 井上愛簾→松本(レンタル)
前回取り上げたガンバも然りですが、新監督はJリーグでは初めてですし、広島の選手も他クラブの選手も一から覚えていかなければいけないところからスタートする事を踏まえて、レンタル組を含めてなるべく2025年のスカッドをそのまま新監督に渡そうとする意図を感じます。今年は百年構想リーグもありますから、それは極めてベターな判断だなと。
田中のように欧州移籍に関しては今のJリーグにとっては不可抗力的な側面はあるにしても、外国籍選手を一部放出した以外はほとんど選手の入れ替わりはなく、逆に補強選手も昨季ほどは動いたという感じではないので、文字通りこれまでのスキッベ体制のチームに適材適所の積み上げを施した形に。後はスタッフが変わった事で継承の形を採るのか、或いは変革の道を進むのか。その辺りは今後の楽しみですね。
監督:塚原真也(新任)※暫定監督
昨季の監督:金明輝(新任)
本拠地:ベスト電器スタジアム(福岡県福岡市)
【昨季の成績】
天皇杯:ラウンド16敗退
【主な移籍情報】
入団
GK オビ・パウエルオビンナ←神戸
DF 辻岡佑真←北九州
DF 山脇樺織←北九州
DF 岡哲平←FC東京(レンタル)
MF 奥野耕平←湘南
退団
GK 村上昌謙→京都
DF 安藤智哉→ザンクトパウリ
MF 紺野和也→川崎F
FW ウェリントン→未定
FW 岩崎悠人→長崎
まあ、もう、ほんと……百年構想リーグがあって良かったと心から思っているクラブだと思いますけれども…。
福岡にとってはファンやサポーターに愛された人気選手が次々に退団する格好となったので、その動きにドラスティックさを感じるような感覚はあったと思いますが、安藤はともかく、基本的には金監督続投を前提とした編成と考えれば、福岡としてはそこまで計算外のオフではなかったとは思います。退団選手に関しても、今回の件の因果関係を結びつけられがちですが、現チームで序列が下がっていた現状はあったので。
問題は、いわば金監督仕様に作られたスカッドだったにも関わらず監督交代となってしまった事で、その辺りは完全に金監督のオーダーだったのか、それとも金監督の方向性はクラブとしても考えていたものだったのかによっても意味が変わってくるでしょう。その点ではまだ、人間的な関係性は長谷部監督よりも金監督の方が深い塚原コーチを昇格させられる状況にあったのは不幸中の幸いだったのかなと。
監督:高木琢也(2年目)
本拠地:PEACE STADIUM Connected by SoftBank(長崎県長崎市)
【昨季の成績】
J2リーグ:準優勝(勝点70:19勝13分6敗)
ルヴァン杯:2回戦敗退
天皇杯:3回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK 波多野豪←FC東京
DF 進藤亮佑←C大阪
MF 長谷川元希←新潟
FW 岩崎悠人←福岡
FW チアゴ・サンタナ←浦和
退団
GK 富澤雅也→松本
GK 原田岳→富山(レンタル)
DF 岡野洵→秋田
MF 加藤大→未定
FW エジガル・ジュニオ→未定
それこそ2024年の町田じゃないですが、もちろん去年の良い部分は良い部分で引き継ぎつつ、クラブとしてJ1仕様にフォルムチェンジしていこうという意図を感じる強化だと思います。波多野なんかは変則的な復帰という印象ではありますが、J2で台頭した選手を個人昇格させるよりもJ1の主力級を引き抜きにかかっている辺りはすごく野心を感じますね。昇格組感のない補強を実現してきたなと。
それこそ24年の町田や今年の長崎は他のチームと比べても「J1仕様になっていかないといけない」という意思が強くなるような背景がある。そのあたりを踏まえて、J2で結果を出したクラブではなくJ1クラブとしてこれからは生き抜いていかなければならない。そういう野心を感じる補強になったのは、第三者的にもわくわくするポイントかなと。強力な外国人選手も多いので、自由な規律のミックスを掲げるには十分なタレントだと思います。
ではでは(´∀`)