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【2020J1移籍情報】J1全20チーム、補強途中経過Part1〜札幌、仙台、鹿島、浦和、柏〜

正月なんてずっとテレビ見てつまみ食うてた

 

どーもこんばんは

 

(でも酒は飲めない)

 

さてさて、天皇杯ルヴァンカップも終わって、なんとか、やっと、ようやく2020シーズンの全日程が終了しました。

となると始まるのは……いや、むしろ4チームがちょっと遅れただけで既に始まっているのですが移籍市場がクライマックスに突入していきます。ウキウキするチーム、ソワソワするチーム、ビクビクするチーム…それぞれいますが、今回からは「J1全20チーム補強調査」と題して、現時点(1月6日)時点での補強の動向を確認しつつ、状況やポイントを整理していこう!…と思います。

 

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この手の企画の時は基本的に「3チーム×6回」「6チーム×3回」でやってましたが、今年は20チームなので…最北の札幌から順に「5チーム×4回で進めていきます。

 

 

 

北海道コンサドーレ札幌

 

監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(4年目)

J1リーグ:12位(勝点39、10勝9分15敗、47得点58失点得失点差-11)

ルヴァン杯:ベスト8 

胸スポンサー:石屋製菓(菓子メーカー)

ホームスタジアム:札幌ドーム(北海道札幌市)、札幌厚別公園競技場(北海道札幌市)

 

 

主な補強情報

入団

DF 岡森大八←群馬

DF 柳貴博←FC東京

MF 小野伸二琉球

MF 青木亮太←名古屋

FW ガブリエル←ウィダド・カサブランカ

 

退団

DF 石川直樹→引退

DF 進藤亮佑→C大阪

MF 早坂良太→引退

MF 白井康介→京都(レンタル)

FW ウーゴ・ヴィエイラ→未定

 

基本方針

→継続路線

 

ミシャ体制になって早4シーズン目。昨季は8〜9月の成績が悲惨過ぎたが為に12位で終わりましたが、この期間以外は安定した成績をキープするなどチームの地力は着実についています。

補強の進度としては今のところはとりあえず頭数を合わせにいっている印象です。カウィン→大谷幸輝(←新潟)、進藤→岡村、白井→柳、ウーゴ→ガブリエルといった具合に。予算の問題もある事を踏まえれば、必要最小限の補強を効率良く進められている印象です。

 

 

ベガルタ仙台

 

監督:手倉森誠(新任)

J1リーグ:17位(勝点28、36得点61失点得失点差-25)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

胸スポンサー:アイリスオーヤマ(家電メーカー)

ホームスタジアム:ユアテックスタジアム仙台(宮城県仙台市)

 

 

主な補強情報

入団

GK 井岡海都←仙台大学

DF アピアタウィア久←流通経済大学

DF 真瀬拓海←阪南大学

MF 加藤千尋流通経済大学

MF 上原力也←磐田(レンタル)

 

退団

GK 関憲太郎→山口

DF 浜崎拓磨→松本

DF 柳貴博→FC東京(復帰)

MF 椎橋慧也→柏

FW ジャーメイン良→横浜FC

 

基本方針

→主力の慰留とコストカットの調整

 

今年の移籍市場で苦戦が予想されていたのは仙台、鳥栖、湘南の3チームですが、特に仙台はかなり不安でした。単純に草刈り場と化している湘南とは異なり、仙台と鳥栖は主力を売る必要性がある上に、鳥栖のように育成型クラブに振り切れるほど自前のユース組織が発展出来ているとも言い切れない…ですのでどう出るのかは凄く気になっていました。

浜崎、椎橋、ジャーメインの退団が発表され、西村拓真と長沢駿も退団が濃厚とされている中、むしろ退団濃厚報道が出ていた外国人選手は揃って契約を延長。最初に予想していたよりは主力を残せているようにも思います。後は大学からの即戦力ルーキーであったり、レンタル移籍を活用しながら補強というよりは補修を進めていきたいところですが…。

 

 

鹿島アントラーズ

 

監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ(2年目)

J1リーグ:5位(勝点59、18勝5分11敗、55得点44失点得失点差+11)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

胸スポンサー:リクシル(建築業)

ホームスタジアム:茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)

 

 

主な補強情報

入団

GK 早川友基←明治大学

DF 常本佳吾←明治大学

DF 林尚輝←大阪体育大学

MF 須藤直輝←昌平高校

MF 小川優介←昌平高校

 

退団

GK 曽ヶ端準→引退

DF 山本脩斗→湘南

DF 伊東幸敏→千葉

MF 名古新太郎→湘南(レンタル)

 

基本方針

→継続路線

 

現時点で発表されている入団選手は高卒ルーキー2人、大卒ルーキー3人、そしてユースから1人ですので、今のところは他チームからの補強は無い状態です。噂されていたブラジル人MFの話も決裂したという報道が出ていますし。

ただ、鹿島に関しては昨オフの時点で多くの選手を補強しており、その移籍組とそれ以前主力、そして若手を融合させる作業に2020年を充てていた事を踏まえると、どのみち大型補強をやるつもりはなく、即戦力を補強しても1〜2人くらいでしょう。昨季のメンバー、戦術を更に向上させ、むしろ予算はシーズン中の海外移籍(上田綺世とか)や主力に怪我人が出た時用にプールしておこう的な方針なのだろうと。

 

 

 

浦和レッズ

 

監督:リカルド・ロドリゲス(新任)

J1リーグ:10位(勝点46、13勝7分14敗、43得点56失点得失点差-13)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

胸スポンサー:三菱重工(重工業)

ホームスタジアム:埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)

 

 

主な補強情報

入団

DF 西大伍←神戸

MF 小泉佳穂←琉球

MF 金子大毅←湘南

MF 明本考浩←栃木

MF 田中達也←大分

 

退団

DF 鈴木大輔→千葉

MF エヴェルトン→未定

MF マルティノス→未定

MF 長澤和輝→名古屋

MF 青木拓矢FC東京

 

基本方針

→大改革

 

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が退任して以降、オズワルド・オリヴェイラ監督、大槻毅監督の下でサッカーのスタイルは攻撃重視というよりもバランス・守備寄りのスタンスにシフトする緩やかな改革路線を辿っていましたが、リカルド監督を迎える今季はメンバーを含め大刷新の様子。特に中盤はレギュラークラスを含めて総替えくらいの勢いになってますね。

主力の高齢化が目立つ浦和にとっては、獲得した選手を見てもスタイル構築と世代交代を両輪で進める狙いなんでしょう。西の補強については、その流れとは逆行するように見えますが、スタイルの推進という意味では非常に効果的だと思います。

 

 

柏レイソル

 

監督:ネルシーニョ(3年目)

J1リーグ:7位(勝点52、15勝7分12敗、60得点46失点得失点差+14)

ルヴァン杯:準優勝

胸スポンサー:日立製作所(家電メーカー)

ホームスタジアム:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)

 

主な補強情報

入団

GK 佐々木雅士←柏U-18

DF 大嶽拓馬←柏U-18

DF 上島拓巳←福岡(復帰)

MF イッペイ・シノヅカ←大宮

MF 椎橋慧也←仙台

 

退団

GK 桐畑和繁→未定

 

基本方針

→継続路線…?

 

柏が元々考えていた方針は今季の形を維持する事だったと思います。昨季に大量の新戦力を補強した時点である程度完了…みたいな分も無くは無いでしょうし、ネルシーニョ監督も続投なので必要最小限の補強で…という形の。しかしここ数日で状況は一気に変わりました。

既に確実視されているオルンガの退団が確定すれば、それはチーム編成の根幹から揺るがしてくる事態になって来ます。新たにFWを獲得して強力なFWを江坂任クリスティアーノで補佐する今季の形を維持するにしても、やり方自体を大きく変えるにしても、オルンガが退団すれば補強のスタンスは大きく変わってくるでしょう。最も、柏の場合は1月4日まで試合があったのでメルカート自体がこれからが本番でもありますが…。

中村航輔の海外移籍も度々報じられていますが、これに関してはそもそもキム・スンギュ獲得がそれ前提では補強と見るのが自然です。

 

 

 

Part2に続く!

 

ルヴァンばりばり食ってた。

ではでは(´∀`)