RK-3はきだめスタジオブログ

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ガンバさんこんなこと出来たの…?〜天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会ラウンド16 ガンバ大阪vs湘南ベルマーレ マッチレビュー〜

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天皇杯現地観戦は値段的には穴場

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会ラウンド16、ガンバ大阪vs湘南ベルマーレの一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

前節鹿島戦、結果・内容の両面で最悪と評するしかない試合を展開してしまったガンバ。降格の可能性が普通に存在するリーグ戦が一番大事なのは言うまでもありませんが、一方で30周年の今年、残された唯一のタイトルである天皇杯もまた重要なコンペティションです。2021年1月1日、国立の舞台の忘れ物を取り返しに行くには国立に戻るしかありませんから…。

それと同時に今日、非常に感慨深い要素となるのは山口智が監督して帰ってくる事です。昨季までガンバのヘッドコーチも務めた山口監督は今季から湘南のヘッドコーチを経て、そして9月から監督に就任。松波正信監督とは選手時代のチームメイトでもあり、ガンバでは選手からの信頼も厚かった同氏だけに、お互いにとって期するものは大きい一戦です。

両チームスタメンです。

 

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3-4-2-1を基本システムとしている松波体制でのガンバですが今日はシステムを4バックに変更。CBは菅沼駿哉と佐藤瑶大が入り、今日は天皇杯という事もあってGKには石川慧、リザーブには加藤大智が入っています。表記上は4-4-2ですが、今日はいつも以上に宇佐美貴史がはっきりと中盤に入った4-2-3-1に近い形。Wボランチはチュ・セジョンと奥野耕平のセットとなりました。尚、キャプテンマークは菅沼が巻きます。

 

 

本日の会場は大阪府吹田市パナソニックスタジアム吹田です。

日本代表戦を始め、今年は何かとフル稼働なパナスタ。出来ることならベスト16まで進んでACLもここで戦いたかったですが…それは終わったことなので仕方ないとして。クラブ創立30周年を迎えたガンバは、それに伴いパナスタを更にガンバの装飾に染め上げるプロジェクトを推進中。壁面には30周年を記念したデザインが施されています。

 

 

本日は現地観戦!4月7日のホーム開幕戦福岡戦以来ですパナスタ!!久々のパナスタ、楽しかったと言える結果になれば良いけど…。観戦日記は後日更新します。

 

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おそらくガンバファンですら「まだ入らないだろう」と思った開始2分でした。バイタルエリアから右サイドに展開したガンバは小野瀬康介とのパス交換から柳澤亘が少し切り込むと左脚で絶妙なクロス。これにパトリックが飛び込んで合わせ、なんとガンバ開始2分で先制点!!

 

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衝撃の展開で幕を開けた試合でしたが、今日の前半のガンバは前の鹿島戦を観た者からすると同じ時空であることを疑うレベルに見事なサッカーを展開しました。今日は宇佐美がFWというよりMFとしての立ち位置を明確にしていた分、小野瀬とシウバはサイドハーフというよりもWGに近いポジションを取っており、実際にこの2人はキレキレの動きを披露。彼らが仕掛けた時には宇佐美とチュ・セジョンが確実にスルーパスを出し、空いたスペースやセカンドボールは奥野がフォローする…という、非常に理にもかなって流動的な良いバランスが取れていました。

 

 

26分にはシウバが自ら仕掛けてPKを獲得すると、これを自身で決めて追加点。その後パトリックのネットを揺らしたシュートはオフサイド判定で取り消され、更に小野瀬が負傷退場してしまうアクシデントは発生したものの、珍しい右サイド起用とかった倉田秋もこの良い流れに上手く順応してみせました。前半終了間際には左サイドからショートパスで崩すと、最後は倉田がエリア内で一人交わしてコントロールショット。なんとガンバ、前半だけで3得点を上げてしまう歓喜の異常事態発生……周りの観客が戸惑うレベルの出来で前半を終えます。

 

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後半もいきなりガンパペースでした。まず後半開始早々、倉田と宇佐美で右サイドで崩すと、宇佐美のクロスに飛び込んだのはまたしてもパトリック…!しかしネットを揺らしながらもまたしてもオフサイドああ、オフが無ければハットトリックだったのに…なんて思った矢先でした。56分、前線でプレスをかけたパトリックがGK富居のパフをカットすると、後は無人のゴールに流し込んでなんと4-0!どうしたのガンバ…どうしちゃったのガンバ…。

 

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とはいえ、強度の原動力になっていたシウバとパトリックを61分に下げて以降は4点リードゆえにガンバが少しペースを落としたことも勿論ありますが…中盤の陣容がややフレッシュになった湘南に攻め込まれる時間も続いていました。64分にはこぼれ球をエリア外から途中出場の柴田壮介に豪快に叩き込まれて1点を返されますが、押し込まれた時間の中でも菅沼と佐藤がしっかり対処し、反撃を最小限に抑えます。

 

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しかし前半ほどの勢いこそ無かったものの、宇佐美が中央でゲームを司りつつ、かつカウンターの際には倉田がエネルギッシュなプレーを見せてガンバ度々カウンターでチャンスを作る、リードしている側としてこれ以上ないゲームコントロールに持ち込んでいきました。その中で宇佐美に2度決定的なシーンがあったものの、これはいずれも惜しくもゴールならず。それでもここ数試合とは間違えるような動きを見せたガンバ。4発快勝でレジェンドを倒し、見事ベスト8進出です。

 

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今日に関しては手放しで素晴らしかったと言える、いや、言うべき試合内容でした。一番大きかったのは宇佐美を明確にトップ下として、チャンスメイカーとしての役割を与えた事で、小野瀬(倉田)とシウバの両サイドを押し上げて3トップにも近い形にする事ができ、そこでキック精度の高い宇佐美とチュ・セジョンが何度もキーパスを送れたおかげで湘南のDFラインをズルズル下げる事が出来ていました。その点に於いて、セカンドボールをほぼ確実に回収して空いたスペースにもしっかり顔を出し続けていた奥野の働きも見事でしたし、湘南のサイド攻撃をハーフェーラインに近い辺りで柳澤亘と黒川圭介がほぼ全部封じられていたのも、如何に今日のガンバが湘南を押し込めていたかの証左だったと思います。

後は…やはり開始2分で先制点が取れたという事で憑き物が取れたというか、宇佐美にしろ小野瀬にしろパトリックにしろ…この辺りの面子がイキイキプレー出来たのも大きかったですね。それだけに小野瀬の負傷退場は悔やまれるし心配ですが、代わって入った倉田のパフォーマンスも見事でしたし。もちろん、天皇杯とリーグ戦をイコール評価するべきかと言えばそこは疑問が残りますが、これを続けられるなら…と思えるだけの試合ではありましたね。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会ラウンド16

(G大阪vs湘南以外の7試合は8月18日に開催)

川崎フロンターレ2-1清水エスパルス

ヴェルスパ大分0-1ジュビロ磐田

セレッソ大阪1-0サガン鳥栖

鹿島アントラーズ3-1V・ファーレン長崎

ガンバ大阪4-1湘南ベルマーレ

京都サンガFC0-1浦和レッズ

名古屋グランパス1-0ヴィッセル神戸

ザスパクサツ群馬1-2大分トリニータ

 

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【ベスト8進出チーム】

※準々決勝の対戦カードは9月24日に決定。

セレッソ大阪(4大会ぶり)

浦和レッズ(3大会ぶり)

名古屋グランパス(7大会ぶり)

大分トリニータ(2大会ぶり)

川崎フロンターレ(2大会連続)

鹿島アントラーズ(2大会ぶり)

ジュビロ磐田(2大会ぶり)

ガンバ大阪(2大会連続)

 

 

菅沼駿哉さん、ハーフタイムに長袖から半袖に変える。

ではでは(´∀`)