開幕戦!2021明治安田生命J1リーグ第1節 ヴィッセル神戸vsガンバ大阪 マッチプレビュー&過去のガンバvs神戸、印象的な試合5試合プレイバック!

気がついたら2月開幕デフォになってた

 

どーもこんばんは

 

それ考えたら去年のゼロックス2月8日って凄ぇな。

 

さてさて、いよいよ…いよいよ2021明治安田生命Jリーグ開幕です!!

 

 

 

いよいよですね。今年もまだ当分コロナ禍は続くでしょうから色々と障壁はあるでしょうが、まずは今年も全チームが全試合を消化出来る事を祈るばかりです。

さぁ、ガンバ大阪の開幕戦の相手はヴィッセル神戸いきなりの関西勢対決となりました。昨季をある程度満足でいく形で終える事が出来たガンバ、一方昨季はかなりグダグダになってしまった神戸。今年は2年連続のアウェイ開幕となりましたが、昨季ようやく「開幕戦勝てないジンクス」を覆した流れそのままに勝利を期待したいところです。

 

で、今回はその開幕戦のマッチプレビュー、そしてvsヴィッセル神戸の過去の印象的な試合を5試合振り返っていきます!

 

 

 

MATCH PREVIEW

2021明治安田生命J1リーグ第1節

ヴィッセル神戸vsガンバ大阪

2021年2月27日17:00@ノエビアスタジアム神戸

 

 

いきなりの関西勢対決となりました。J1リーグ戦に限定すると、現在の戦績はガンバの19勝9分14敗(公式戦全体では23勝12分14敗)で、アウェイゲームとしては10勝4分7敗になっています。神戸にパナスタで4連勝を許した事でここ5シーズンの戦績は負け越している状態ですが、ノエスタではここ4試合で3勝1分。相性ではやや分があると言えるかもしれません。昨季の締め方という意味では対照的な2チームです。

既にゼロックス杯で公式戦を1試合消化しているガンバは、ゼロックスでは川崎に敗れはしたものの、新しいやり方に取り組んだ中で迎えたシーズン初戦と思えばある程度の手応えと充実感を得られる試合内容ではありました。怪我人やコンディションなども問題は少しあるので、ゼロックスでの小野瀬康介右SB、矢島慎也右WG起用のように選手配置はまだ宮本恒靖監督も固定し切れていない部分があるとは思いますが、開幕戦に関しては勝利は勿論なのは大前提として、チームとしてある程度の方向性を示す事は大事。それを踏まえると、選手起用はともかくやり方はゼロックスでの布陣・戦術を継続してくるでしょう。一つ気になるのは、昨季の守備に重きを置いたガンバは(川崎を例外とすれば)ポゼッション傾向のチームには好相性を見せていました。それが戦い方を変えたことでどうなるか、というのは争点にはなるかもですね。

一方の神戸は既にアンドレス・イニエスタの欠場が決定していますが、なんやかんやでメンバーが揃えば高いクオリティを持つ選手で11人が構成されるのは確かです。ただ、昨季のACLでもそうでしたが…イニエスタがいない事で割り切り気味のサッカーにシフトしてくる可能性も少し否めないので、神戸も神戸で若干謎は多いのかなと。

ちなみに神戸の三浦淳宏監督とガンバの宮本恒靖監督はトルシエジャパンからジーコジャパンにかけての日本代表のチームメイトで、シドニー五輪アジアカップ2004で共に戦いました。宮本監督がキャプテンを務めていた当時の代表ですが、アジアカップ2004や「アブダビの夜」として広く知られるドイツW杯アジア最終予選では三浦監督が宮本監督を補佐というか、別角度でチームをまとめたりしていて宮本監督も全幅の信頼を置いていたような関係だったんだとか。

 

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ガンバの場合、基本的にはゼロックスの形を踏襲するとは思いますが、特に右サイドの選手起用は若干読めないところがあります。一番気がかりなのはゼロックスを怪我で欠場した宇佐美貴史の状態。ゼロックスを見る限り川﨑修平の状態は良さそうだったのでそのまま起用する可能性もありますし、新加入のチアゴ・アウベスや右WGとしてキャンプを過ごした一美和成を左に引っ張ってくる可能性も。昨季までなら左WGには倉田秋の名前も挙がったと思いますが、おそらく宮本監督は4-1-2-3にする以上は倉田と井手口陽介インサイドハーフを組む事はマストで考えていそうなので、そこのスライドは無いんじゃないかと思っています。

 

 

 

vsヴィッセル神戸、過去の印象的なゲーム5選!

 

#1 ツネ様万博帰還とフタ様無双劇場

2009Jリーグディビジョン1第25節

ガンバ大阪3-2ヴィッセル神戸

2009年9月12日19:13@万博記念競技場

G大阪得点者:二川孝広(15分、64分)、ルーカス(22分)

神戸得点者:茂木弘人(26分)、大久保嘉人(57分)

 

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圧倒的な強さを誇ったホーム万博で公式戦6連敗を喫するなど、今一つ波に乗れないままACLナビスコ杯も敗退していたガンバ。だが後半戦からは盛り返し、第18節以降を5勝1分1敗で駆け抜けて順位を5位まで戻したが、首位鹿島との勝点差は11点開いており、逆転優勝の為には1敗すら許されなかった。一方の神戸は第15節終了時点でカイオ・ジュニオール監督が中東に引き抜かれて三浦俊哉監督を緊急招聘したが就任からの4試合で3勝1分と好成績。好調同士の対決となった。しかしこの試合の最大の注目ポイントといえば、2009年から神戸の選手としてJリーグに復帰した宮本恒靖が初めて「ガンバの敵」として万博でプレーする事だった。

だがこの試合の主役は背番号10、だった。開始2分にポスト直撃のシュートを放つと15分には遠藤のスルーパスに抜け出した橋本の折り返しに二川という黄金の西野ガンバを象徴するような美しい流れで1点を先制。その後も遠藤保仁明神智和橋本英郎二川孝広のいわゆる「黄金の中盤」を軸に神戸を圧倒し、22分にはルーカスのロングシュートでリードを広げる。その後2点を奪われ同点に追い付かれるが、64分にCKの流れから佐々木勇人のクロスを中澤聡太が頭で折り返し、中央で待っていた二川が芸術的なジャンピングボレー!二川がすごく二川だった試合を3-2で勝利したガンバは、後半戦17試合を11勝4分2敗という圧倒的な戦績で、鹿島、川崎、清水が争う優勝争いに一気に殴り込みをかけるに至った。

 

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#2 神戸キラーの奇遇と必然

2011Jリーグディビジョン1第4節(延期分)

ガンバ大阪3-2ヴィッセル神戸

2011年7月13日19:03@万博記念競技場

G大阪得点者:二川孝広(45+1分)、宇佐美貴史(63分)、イ・グノ(79分)

神戸得点者:ポポ(68分)、朴康造(80分)

 

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2009年に17歳にしてトップチームデビューを果たし、2010年に18歳ながらブレイクした宇佐美はまるで駆け足でスターダムへの階段を上がっているようだった。ユース時代からその名を轟かせ、ガンバの関係者にもファンにも特別な存在だった宇佐美は2011年に出場機会こそ無かったものの日本代表にも初招集され、世界屈指の名門バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決定する。これは移籍前ラストゲームになったのだが、宇佐美は対神戸戦を最も得意としており、名実ともに神戸キラーとして知られていた。2020年シーズン終了時点でも14試合13得点と相当な得点率であり、そんな神戸が相手というのもどこか因縁めいていた。

前半終了間際、宇佐美、イ・グノと繋いで二川が先制点を奪う。そして63分、今度はまるで先制点とは逆の流れで二川のパスに抜け出したイ・グノが、シュートでも問題はない状況の中フリーの中央に折り返し、宇佐美への花道のようなシーンを演出。それに応えるように宇佐美もしっかりとゴールに流し込んだ。逆に79分には宇佐美がイ・グノに絶妙なスルーパスを送って恩返しアシストも記録。お得意様の神戸を相手にしたラストゲームで、宇佐美は3ゴール全てに絡んで自らの才能を大々的に誇示してみせたのだった。

結局、ドイツでの挑戦ではあまり出場機会を得られずに2013年夏に復帰した宇佐美だったが、2011年の神戸戦で去った宇佐美は2013年の神戸戦で復帰している。更に2度目の海外挑戦時のラストゲーム2016年の名古屋戦だったが、2度目の復帰戦も2019年の名古屋戦という数奇な運命を辿っている。

 

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#3 地獄のはじまり

2012Jリーグディビジョン1第1節

ガンバ大阪2-3ヴィッセル神戸

2012年3月10日14:04@万博記念競技場

 

G大阪得点者:パウリーニョ(34分)、ラフィーニャ(90+2分)

神戸得点者:大久保嘉人(17分、76分)、橋本英郎(59分)

 

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2011年を最後に10年間指揮を執った西野朗監督が退任。しかし当初新監督に予定していた呂比須ワグナー氏をライセンス問題で起用できず、結局は呂比須をヘッドコーチに、監督には呂比須の師にあたるジョゼ・カルロス・セホーンを新監督に迎えた。今野泰幸パウリーニョといった主力を補強するが、山口智イ・グノなど流出も多く、開幕に先駆けて行われたACLでは浦項に良い所なく0-3で完敗。不安しかないスタートだった一方、神戸は現役日本代表の伊野波雅彦、鹿島から野沢拓也田代有三、そしてガンバから橋本英郎高木和道を獲得。2012年のダークホース候補の本命のような位置付けにいたのである。

開始から昨年までのポゼッションサッカーはどこか影を潜めて、それがちゃんとファストアタックを出来ているならいいのだが、雑に蹴っているような試合になってしまっていく。先制されたガンバは34分にパウリーニョのゴラッソで同点に追い付くが、59分には移籍後初戦が万博でのガンバ戦になった橋本にゴールを決められ、76分にも被弾…。イ・スンヨル佐藤晃大阿部浩之と新加入選手を立て続けに送り込んだガンバだったが、終了間際にラフィーニャが1点を返すのが精一杯。これが文字通り、2012年の地獄の始まりになる一戦だった。

尚、大型補強と開幕戦勝利の影響で神戸ファンは逆にキャッキャ状態になる。だが、長い目で見れば彼らにとってもこれが地獄の始まりでもあった……。

 

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#4 イニエスタカメラ撃破

2018明治安田生命J1リーグ第26節

ヴィッセル神戸1-2ガンバ大阪

2018年9月15日19:03@ノエビアスタジアム神戸

神戸得点者:古橋亨梧(35分)

G大阪得点者:倉田秋(52分)、ファン・ウィジョ(68分)

 

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その絶望感はある意味で2012年よりも強かったかもしれない。レヴィー・クルピ監督体制でJ2降格の危機にまで瀕したガンバは宮本監督を据えて巻き返しを図る。しかし磐田戦名古屋戦、札幌戦、鳥栖戦のダメージは勝点的には勿論、精神的にも大きく響くものだった。前節、なんとか2位の川崎に勝利を収めたガンバだったが順位は未だ17位。ホームでの成績はクルピ時代からそこまで悪くなかったが、アウェイゲームはここまでの12試合で2分10敗という有様。対する神戸は好調では無かったが、クラブとしてはイニエスタバブルの真っ只中だった。

負傷していた今野泰幸が前節から、U-23韓国代表のオーバーエイジとしてアジア大会に出場していたファン・ウィジョが今節から復帰したガンバは3バックでスタート。しかし35分、アンドレス・イニエスタのパスを受けた古橋が絶妙なボールコントロールでファビオを振り切って先制点は神戸に入る。それでも後半、ガンバはオ・ジェソクの投入で4-4-2にシフトすると、夏に加入した小野瀬康介のパスに抜け出したオ・ジェソクのクロスに倉田が走り込んで同点弾。68分には今度は倉田が左サイドを抉って折り返し、最後はファン・ウィジョが詰めて逆転に成功。ようやく、ようやく2018年アウェイ初勝利を掴んだガンバは、ここから破竹の勢いで連勝を重ね、最終的には9連勝と9位フィニッシュを果たす事になる。この神戸戦と次の清水戦は間違いなくターニングポイントであった。

ちなみに、この日はNHK-BSの中継に於いて「イニエスタカメラ」なるものが導入されていた。これは試合中から試合画面よりも大きいくらいの勢いでイニエスタを徹底的に映すというもので、イニエスタが出ている時はまだしも、イニエスタがベンチに下がった71分以降もベンチに座るイニエスタが映される有り様。ガンバファンから批判が寄せられたのは勿論の事、他サポや中立ファンどころか、浦和の槙野智章にもTwitterで苦言を呈される事態となった。

 

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#5 シアター・オブ・ナイトメア

2019明治安田生命J1リーグ第5節

ガンバ大阪3-4ヴィッセル神戸

2019年3月30日17:03@パナソニックスタジアム吹田

G大阪得点者:アデミウソン(10分)、ファン・ウィジョ(24分)、倉田秋(72分)

神戸得点者:ルーカス・ポドルスキ(45分)、ダビド・ビジャ(54分)、田中順也(80分、89分)

 

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Jリーグ史上に残る激闘と言っても過言ではない試合で、かつ私個人が現地観戦したガンバの試合の中でのトラウマランキング第3位の一戦。第5節という序盤も序盤ながら、試合後には2019年のベストゲーム確定とさえ言われた。

 

 

ガンバが2勝2敗、神戸が2勝1分1敗と成績的にはそこまで変わらなかったが、ガンバは第4節から採用した4-2-3-1が機能しつつあり、神戸はなんといってもアンドレス・イニエスタルーカス・ポドルスキダビド・ビジャというW杯王者「VIPトリオ」を揃えるどころか、日本人でもロシアW杯に出場した山口蛍と鹿島でACLを制した西大伍を補強。Jリーグ史に残る豪華な面子で殴り込みをかける。天候はずっと雨模様だったが、パナスタ歴代最多動員(当時)を記録した満員のスタジアムでキックオフする。

負け試合でも内容的には優勢に試合を運んでいた神戸だったが、前半は完全にガンバペースで推移した。10分にはショートカウンターから小野瀬のクロスをアデミウソンがハーフボレーで巧みに合わせて先制すると、24分にはイニエスタからボールを掻っ攫った菅沼駿哉がダイレクトで見事なスルーパス。これをファン・ウィジョが冷静に流し込んでリードを拡げる。その後もガンバは決定的なシーンを度々作り出し、完全にガンバの試合…と思われたが、前半終了間際のポドルスキの弾丸ボレーで1点を返されると流れが一気に変わる。54分、イニエスタのスルーパスを受けたポドルスキが高宇洋を弾き飛ばすと、一瞬の動き直しで完璧なポジショニングをしたビジャを見逃さずに完璧なクロス。この瞬間の神戸は世界クラスだった。2-2になった試合は更にヒートアップし、ガンバも一歩も引かずに撃ち合いを挑む。72分、ファン・ウィジョのシュートのこぼれ球を拾った遠藤が、これまた異次元の落ち着きで折り返して倉田のゴールを演出。もう勝ったと思った。本当に勝ったと思った。だが……。

ビジャは負傷により途中交代していたが、この日はポドルスキが完全にW杯仕様だった。80分、意味が分からないほどのロングパスを古橋に送ると、最後は折り返しに走り込んだ田中順也に決められて3-3。そしてアディショナルタイム、再び古橋が折り返したところにまたしても……。広がる歓喜の輪、吠えるポドルスキ、珍しく感情を大爆発させるイニエスタ、豪雨の激闘はパナスタというロケーションも相まって、喜劇でも悲劇でも劇場と呼ぶに相応しい段階になってしまった。

この試合で神戸ファンはかつてない高揚感と期待に包まれたと思うが、ここからはポドルスキが長期離脱となり、元々怪我がちなビジャとイニエスタも細かな欠場が重なっていく。この試合以降でVIPトリオが同時にピッチに立ったのは第32節C大阪戦のみ。個々では抜群の活躍を見せる試合はあったが、揃って活躍する事はなかった。その為、VIPトリオの3人全員が同じ試合で輝いた唯一の試合とも言えるし、結果はショッキング過ぎたが今振り返ればこの試合を現地で観れた事は凄く貴重だったようにも思う。また、ガンバはこの余りにも悲劇的な敗北をしばらく引きずり、メンバーを大幅に入れ替えた第12節C大阪戦まで一勝も出来ない事態に陥った。

 

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さぁ、いよいよ開幕戦です。

今年も昨年と同様、色々なものと戦いながら難しいシーズンになる事はサッカーにも限らず共通した事ですが、まずはなんとか、12月の最終節、そして1月の天皇杯決勝を笑顔で戦えるように祈るばかりです。2021年、楽しみましょう!

 

 

飲むやで!(お酒飲めない)

ではでは(´∀`)