気合入れ
どーもこんばんは
さてさて、いよいよ2025明治安田J1リーグが2月14日、大阪・関西万博の年らしくガンバ大阪vsセレッソ大阪の大阪ダービーで開幕します!
大阪ダービーでの開幕と共に、この試合はJリーグが開幕した1993年以降ずっと維持してきた春秋制のラストシーズンとなる予定ですので、年の始まりとして開幕する開幕戦はこれが最後ということになります。
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で、今回のブログでは今季のJ1開幕カード10試合の過去の名勝負を取り上げて振り返っていきたいと思います。
春秋制のラストシーズン、これまでのシーズンで起こった激闘を振り返りながら新しいシーズンをへ思いを馳せましょう!
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【2025明治安田Jリーグ開幕カード】
《2025明治安田J1リーグ第1節》
2月14日(金)
19:00 ガンバ大阪vsセレッソ大阪@パナソニックスタジアム吹田
2月15日(土)
14:00 横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟@日産スタジアム
14:00 横浜FCvsFC東京@ニッパツ三ツ沢球技場
14:00 ヴィッセル神戸vs浦和レッズ@ノエビアスタジアム神戸
14:00 ファジアーノ岡山vs京都サンガFC@JFE晴れの国スタジアム
14:00 アビスパ福岡vs柏レイソル@ベスト電器スタジアム
15:00 川崎フロンターレvs名古屋グランパス@Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
15:00 湘南ベルマーレvs鹿島アントラーズ@レモンガススタジアム平塚
2月25日(日)
14:00 FC町田ゼルビアvsサンフレッチェ広島@町田GIONスタジアム
《2025明治安田J2リーグ第1節》
2月15日(土)
14:00 いわきFCvsジェフユナイテッド千葉@ハワイアンズスタジアムいわき
14:00 RB大宮アルディージャvsモンテディオ山形@NACK5スタジアム
14:00 ヴァンフォーレ甲府vsレノファ山口FC@JITリサイクルインクスタジアム
14:00 ジュビロ磐田vs水戸ホーリーホック@ヤマハスタジアム
14:00 藤枝MYFCvs徳島ヴォルティス@藤枝サッカー場
2月16日(日)
12:50 愛媛FCvsカターレ富山@ニンジニアスタジアム
13:10 FC今治vsブラウブリッツ秋田@アシックス里山スタジアム
14:00 大分トリニータvs北海道コンサドーレ札幌@クラサスドーム大分
《2024明治安田J3リーグ第1節》
2月15日(土)
14:00 栃木シティvsSC相模原@CITY FOOTBALL STATION
14:00 ザスパクサツ群馬vsFC琉球@正田醤油スタジアム
2月16日(日)
14:00 アスルクラロ沼津vsガイナーレ鳥取@愛鷹広域公園多目的競技場
14:00 奈良クラブvs福島ユナイテッドFC@ロードフィールド奈良
14:00 テゲバジャーロ宮崎vsAS長野パルセイロ@いちご宮崎新富サッカー場
14:00 栃木SCvs高知ユナイテッドFC@カンセキスタジアムとちぎ
15:00 鹿児島ユナイテッドFCvsカマタマーレ讃岐@白波スタジアム
【ガンバ大阪 vs セレッソ大阪 2月14日19:00@パナソニックスタジアム吹田】
【過去の名勝負】
2011Jリーグディビジョン1第1節
2011年3月5日14:02@万博記念競技場
2011年は優勝を飾ったアジアカップ帰りの遠藤保仁擁する前年2位のガンバと、J1復帰1年目でクラブ史上最高となる3位を達成したセレッソの史上2回目の大阪ダービーでの開幕戦となった。
立ち上がりは一進一退の攻防となったが試合は徐々にガンバペースへ。しかし38分にはガンバがPKを獲得するも、PK職人遠藤のキックは当時プロ3年目のキム・ジンヒョンに阻まれてゴールならず。後半に入ると下平匠のクロスを前年のセレッソの躍進を牽引しながらもガンバに移籍したアドリアーノがいきなり決めてガンバが先制するが、73分にはガンバからのレンタルでセレッソでプレーしていた倉田がJ1初ゴールを決めて試合を振り出しに戻す(当時は今と異なりレンタル元チームとの対戦も普通に出場しているケースが殆どだった)。しかし直後の76分、ドリブルで持ち運んだ宇佐美のスルーパスを二川孝広とイグノがワンタッチで繋ぎ、最後は走り込んだ遠藤大先生がFKのようなミドルを決めて決勝点。宇佐美や乾貴士、清武弘嗣など後のスターが顔を揃えた試合でも最後は"主役"が全てを仕留めた。
なおアドリアーノはガンバとセレッソの両方で大阪ダービーで得点を挙げた初めての選手となり、この試合でセレッソ側で得点を決めた倉田は2017年にガンバ側のダービーで得点を挙げた事で、歴史上2人だけ存在するこの記録の保持者はいずれもこの試合で得点を挙げている。また、当時10代の宇佐美貴史にとっては初の開幕スタメンであり、ルーキーイヤーの藤春廣輝もベンチ入りしていた。
【横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟 2月15日14:00@日産スタジアム】
【過去の名勝負】
2013Jリーグディビジョン1第33節
2013年11月30日14:04@日産スタジアム
第29節で広島との直接対決を制した事を機にマリノスが首位を固め、第32節では優勝を争う広島、浦和、鹿島が揃って負けた事でマリノスは残り2試合の時点で「1勝でもすれば優勝」かつ「敗れても他会場の結果次第では優勝決定」という圧倒的有利を手にし、当時のJリーグ最多記録となる62632人を集めた日産スタジアムで第33節を迎える。しかしそこに立ちはだかったのが柳下正明率いる後半戦首位の新潟だった。
序盤から新潟のハイプレスに捕まったマリノスは中々ボールが落ち着かず、ようやくリズムを掴んだと思えば今度はGK東口順昭を前に悉くシュートが決まらず、この年MVPを獲得した中村俊輔の渾身のFKも東口に阻まれる。すると72分、新潟はCKの混戦からこの年ブレイクしていた川又に押し込まれて失点。焦って前がかりになったマリノスを嘲笑うかのように終了間際にはショートカウンターを当時19歳の鈴木武蔵に仕留められて試合終了。時間の問題と思われたマリノス優勝へのカウントダウンは突如時を止め、最終節のV逸へと濁流に呑まれ始めた。
【横浜FC vs FC東京 2月15日14:00@ニッパツ三ツ沢球技場】
【過去の名勝負】
2011Jリーグディビジョン2第6節
2011年10月19日@ニッパツ三ツ沢球技場
東日本大震災による中断の影響により、実質的な第30節として10月に行われた試合。
圧倒的優勝候補と目されながら前半戦は苦しんだFC東京だが中盤戦からは首位固めに成功。勝点差10以内で後を追う鳥栖・札幌・徳島・千葉の追撃を振り払う為にも連勝を重ねたかったが、積極補強で期待されながらも下位に沈んでいた横浜FC相手に一方的に攻めながらも得点を奪えない。相手に退場者が出たロスタイムにも決定機を活かせずスコアレスドローと思われたラストプレー、徳永悠平のクロスボールが弾かれたこぼれ球をエリア外の石川直宏が右脚ボレー一閃。ラストプレーで飛び出したゴラッソはチームを7連勝に導くと共に、J1復帰へのラストスパートを加速させた。
【ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ 2月15日14:00@ノエビアスタジアム神戸】
【過去の名勝負】
2021明治安田生命J1リーグ第31節
2021年10月2日15:03@ノエビアスタジアム神戸
神戸得点者:大迫勇也(8分)、アンドレス・イニエスタ(21分,34分)、武藤嘉紀(53分)、ボージャン・クルキッチ(84分)
浦和得点者:小泉佳穂(49分)
イニエスタ神戸といわゆる"バルサ化"の集大成的なシーズンとなった2021年の、まさしく集大成的な一戦。川崎と横浜FMが優勝を争う中、ACL圏内争いに於いて3位名古屋を追う4位神戸と5位名古屋の直接対決となった。
イニエスタをトップ下、大迫と武藤を2トップに並べた4-3-1-2を採用した神戸は立ち上がりから躍動。開始早々にサンペールのパスを受けた酒井高徳のアーリークロスに反応した大迫が移籍後初ゴールを決めると、前半のうちにイニエスタがFKとミドルを仕留めて3-0。後半は立ち上がりに浦和に1点を返されるもすぐさまイニエスタのクロスに武藤が反応して反撃の芽を摘み、最後はボージャンもJ初ゴールを決めて5-1。スタイルと戦力が高次元で噛み合った神戸が注目の上位対決を衝撃的な結果で締めた。
【ファジアーノ岡山 vs 京都サンガFC 2月15日14:00@JFE晴れの国スタジアム】
【過去の名勝負】
2014Jリーグディビジョン2第39節
2014年11月1日13:04@Kankoスタジアム
京都得点者:福村貴幸(8分)、大黒将志(89分,90+2分)
開幕ダッシュには失敗したが、第9節から18戦無敗を記録した事で一気にプレーオフ戦線に食い込んできた岡山。一方大木武監督が退任し、バドゥ監督から川勝良一監督への監督交代を経る混乱の中でどうにかプレーオフ争いには留まっていた京都。9位岡山と10位京都の対決は、文字通りどちらがプレーオフ戦線に生き残れるかを懸けた一戦となった。
京都は開始早々に福村のゴールで先制したが、岡山は京都のサイド対応の甘さを突いて田所、押谷の連続ゴールで前半のうちに逆転成功。3連敗かつ7戦未勝利と足踏みが続いていた岡山にとって、最後の望みを繋ぐ勝利はすぐそこまで迫っていた。しかしラスト4試合で引き分けすら致命傷になる京都は89分にCKからの混戦を大黒が押し込んで追いつくと、アディショナルタイムにはまたしてもCK、石櫃洋祐のボールをファーサイドのドウグラスが折り返し、最後はまたも大黒が押し込んで大逆転。プレーオフの望みは土壇場で京都が繋いだ。
ではでは(´∀`)