RK-3はきだめスタジオブログ

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【ブラボー日本代表】スペイン戦の勝因考察〜前編・パーフェクトチームを壊したストーリーテラー、森保一〜

 

 

 

ブラボぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

 

 

 

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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

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…よし。一通り叫んだ。

どーもこんばんはRK-3です。

 

 

 

やったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

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…まだあの朝の余韻が抜けていません。

なんから、抜きたいともあまり思ってません。

誰もが感じた事でしょう。AM6:00から始まるいつもの朝模様に漂う心地の良い違和感。どことなく晴れやかな視界。幸せな挙動不審……その一瞬一瞬の全てが、この時にリアルタイムで佇めた事の幸運を感じる瞬間でした。だってドイツとスペインに勝ったんだぜ?

日本、スペインに2-1で勝利……。このイカれたグループEを、なんと首位通過してしまいました!!ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!!!!!!!

 

 

 

……はい。という訳で今回もドイツ戦コスタリカ戦と同様にスペイン戦の勝因を考察しつつ、クロアチア戦の簡単なマッチプレビューを書いていきたいと思います。いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!!!!!!!!

 

ドイツ戦コスタリカ戦の考察

 

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…はい、という訳でドイツ戦コスタリカ戦と同様に、今回もポイントで挙げていきます。

 

①対スペインとしての5バックと前半の劣勢

②パーフェクトチームの崩壊と、逆襲に必要な"段差"と"起承転結"

③耐久戦を生き抜いた2つの鍵(後編)

④全てに繋がる出来過ぎた物語(後編)

 

※書いてたら想像以上に長くなったので、当ページでは前編という事で①と②についてのみ書いております。③と④とクロアチア戦のプレビューはこちら↓

 

①対スペインとしての5バックと前半の劣勢

 

まずはこの日の日本のスタメン。

 

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何よりも大きな変化はシステム変更で、ここまで常に4-2-3-1を採用していた日本はここに来て3-4-2-1にシフト。このシステム自体はドイツ戦コスタリカ戦も途中から採用しましたが、スタートからこのシステムを使ったのは2020年11月のパナマ戦以来となります。

勿論、ここまでの2試合で感覚としてこのシステムを掴んでいたのも大きいでしょうが、あくまで今回はここまでの2試合のような点を取りにいく為の5バックではなく、スペインを最小得点で抑える為の5バックでした。吉田は去年の五輪でスペインと対戦した時の経験を踏まえて「(対スペインとしての)4バックは難しい」と語っていた事、そして各所で報道されている通り、5バックをベースにゲームプランを考えていたところに、半年前に所属するフランクフルトでバルセロナを倒した鎌田が「フランクフルト方式」の導入を提案。その結果がこのシステムになりました。

並びや細かい対応は節々で異なりますが、チームとしてのスタンスは基本的にドイツ戦と同じだったと思います。開始早々にまず一発ハイプレスを落とした辺りも同じで、実際にそれは開始早々の伊東のシュートにも繋がりました。

 

 

 

ただ、ドイツとスペインは自分達でボールを持ちたがる事は共通していますが、この両者では攻撃のスタンスが異なっていました。

「破壊力」という一言で言えばドイツの方が上だと思います。彼らは前線に多くの人数をかけて攻め込む事で、攻撃時に一気に押し切り、そして押し続ける事を目論んでいました。それこそドイツ戦の前半の途中から日本がサンドバッグ状態になっていた時間はドイツの最終ラインの位置はもうとんでもなく高くなっていましたし、人の密集具合も凄まじかった。彼らは如何にして得点チャンスを増やすかに全てを注いでいました。

一方、スペインはチャンスの数を増やすことには実はそこまでこだわっていません。むしろ彼らは、余りにも緻密なポジショナルプレー、とことんまでに突き詰めたロジックの中でゲームを展開し、常に全てのプレーの成功率を100%に近いところでプレーしようとする…要は、彼らはチャンプを増やすことにはそこまでこだわらず、如何に決定機を作るかで物事を考えているというか、チャンスの数が多い事よりもチャンスの数と決定機の数が近い事を目指しています。いかに確率の高い事をするか、みたいな部分ですね。だからドイツほど縦にガンガン来る事はない代わりに、日本の守備網を歪ませようと横パスを焦らすように繋いできて、一瞬でもズレたところを容赦無く突かれる。それを避ける為に日本の守備陣は常に細かなポジションの修正を強いられて、そうなると東京五輪で吉田らが感じたように4人でそこに対応する消耗が大きくなる。それゆえに、最終的にはカットインしたり抉ってグラウンダーで折り返したりしてくるので、スペインがシンプルなクロスを入れて中で頭で合わせる…みたいな場面は基本的に狙ってこないので、真ん中を3枚にして、CBの3人がスライドする距離を少なくする事が、日本が5バックにした事で得られたメリットと呼ぶべきでしょう。また、吉田+1が常にCBの位置にいる事で、板倉か谷口のどちらかは前衛守備にチャレンジする事も出来ますし、対スペインとして5バックの守備ブロックを組む事は理に適っていました。


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で、実際問題、日本は守備に関しては上手くやっていました。結局、前半に作られた本当に危ないシーンといえば失点シーンだけだったように思いますし、あの失点シーンは日本が地上戦を前提にしすぎた影響でモラタがあのような形で頭で合わせる場面を作られた訳で、おそらく日本も2度目は対応していたでしょうし、そもそもスペインもあれをもう一度やるつもりは無かったと思います。ドイツ戦と同様、日本は「0-1でも構わない」というスタンスはチームとして徹底していましたし、守備面に於いて失点後もやるべきタスクを見失わずにゲームプランを遂行する事が出来た。試合前に描いていた計画に沿った展開という一点で言えば、スペイン戦は前半の時点からドイツ戦よりも出来ていたとすら言えるでしょう。

ただそれでも正直、前半終了時点での勝機はドイツ戦よりも薄いと思っていました。例えばドイツはハイリスク上等で前に来る分、困難ではあれど「ここさえ剥がせれば…」という展望が描けた。しかし、スペインは常に隊列を崩さず、常に4-1-2-3の隙のないフォーメーションを組んで日本に対峙してきた。伊東と鎌田に一度ずつ惜しいシーンがあったとはいえ、日本が前進出来るような隙は無かった。あまりにも完成されたポジショナルプレーとロジカルすぎるスペインの配置は完璧過ぎて、いくら0-1を許容するゲームプランで挑んでいたとしても、もう貫ける隙は全くもってありませんでした。W杯予想ブログドイツ戦の考察でも書きましたけど、キャラクターのイメージとして「堅いドイツとロマンのスペイン」みたいな印象がありますが、正直、むしろ今はドイツの方がハイリスクなロマン的なサッカーをしていていて、逆に今やスペインの方がドイツよりも遥かに手堅い。だからこそ、日本の前に立ち塞がったスペインは文字通りの完璧なチームにしか見えませんでした。

日本がプランとしては一定の成果は見せていた…それだけに、じゃあこの"パーフェクトチーム"の何を崩せばいいのか。前半の時点では、日本それなり上手くやれていただけに余計にスペインの完璧さに悲観してしまっていたのが私自身の素直な感想でした。そして試合は魔法のような後半へ……。

 

 

 

②パーフェクトチームの崩壊と、逆襲に必要な"段差"と"起承転結"

 

そして後半の魔法にかけられたような時間が始まる訳ですよ……ね。もう…ね。堂安が点取ったシーンとか、後々ハイライトで見返すまでどういう喜び方したかとかわかんなかったっていうか記憶がない…狂喜乱舞になってましたもんね。その後の田中のゴールも含めて。喜びの叫びはマッチレビューで散々書いたので、ここではつとめて冷静に書けるように頑張ります。

 

 

久保、長友を下げて堂安と三笘を投入した後半、まず日本のギアがグッと上がりました…というのは見たらわかるとして。攻撃的な選手を二人入れて、チームとしてのスタンスがどう変わったのか、ハイプレスはハイプレスでも、日本は何を変えたのかと。後半の日本がスペインをパニックに陥れた理由は、日本が後半開始からの"深追い"を決行した事でした。そしてそれが恐ろしいぐらいハマったのがあの同点弾だったんです。

 

日本にとって、後半最初に日本陣内でスペインボールになる瞬間は最大のチャンスでした。

スペインは本当に完璧なんです。常に各選手が正しいポジションを取り、中盤で美しすぎる三角形を形成し、常に隣にパスコースがある。だからこそ彼らはドイツが見せた隙を見せる事もなくプレーが出来ていたし、苦し紛れのクリアなんてする必要もない。その隙の無さだけで、前半に私が感じたように絶望感を与える事が出来ていました。スペインの強みというか、正しいポジショナルプレーが出来ているチームは常に複数の選択肢を持っており、そしてその選択肢を外さない。しかし日本が付け入る穴はまさしくそこにあったんです。

ABEMAでフルタイムを見直せる方は是非、後半の頭…ないしは後半2分くらいから見て頂きたい。カルバハルが入れたスローインをモラタが弾いてルーズボールになった時、日本が前に向かってボールを追う形になったこの瞬間こそ、まさに日本にとってのGOサインでした。このルーズボールがロドリに入った時、ロドリには左サイドのバルデへの展開、そしてハーフェーライン近くのパウ・トーレスへのバックパスという2つの選択肢がありました。元々左サイドに体が向いていたロドリに対して、前田が速くアプローチをかけた事で身体を右に向き直す時間はない。そしてバルデのところには堂安がチェックに行っていた。スペインは完璧ですから、"詰みでもしない限り""この時点で最もセーフティーな判断が何か"を間違えません。当然、ロドリはバックパスをパウ・トーレスに下げます。

じゃあハーフェーライン付近でボールを受けたパウ・トーレスはというと、ここにも前田がロドリにかけたプレスをそのまま連続でかけて、いわば深追いのプレスをパウトーレスに仕掛けました。深追いしたのは前田だけでなく、バルデを追う堂安も同じ。ロドリもリターンを貰えるように降りてきましたが、ここには鎌田が行っており、そもそもロドリの方向から前田がプレスに行っていたので、バックステップを踏みながらだったので体勢が決して良くはなかったパウトーレスはそこを狙おうとすれば確実に前田にやられる。なのでパウトーレスはこの時点で最もセーフティーな選択肢…まだ十分にスペースがあったので、GKウナイ・シモンへのバックパスを選択します。

GKシモンがバックパスで戻った時、前田は恐ろしい事にシモンにまでプレスをかけた。そして何より凄まじかったのは、この時のプレスの詰め具合です。前田が素晴らしかったのは、深追いを単なる無駄走りにさせない走力と馬力は勿論ですが、前田は常にワンサイドカットを徹底しながら深追いしていた事でした。要は前田は闇雲にボールを追いかけているようで、常にスペインのパスコースの選択肢のルートを一つずつ消していくような角度で走っていた。あれを出来てしまうのは前田だったからこそであり、単に走るのではなく頭脳的なコースを野生的なスプリントで走っていました。そして、絶対に4-1-2-3を崩さないスペインはブスケツも降りてきていたけど、ここは田中がケアしていた。GKシモンは左サイドへのパスコースは前田がいて、1つ飛ばそうにも堂安がケアしているし、ブスケツには田中がついている。ロドリという選択肢はあるけれど、ロドリはシモンと距離が近過ぎて問題を先延ばしにするに過ぎない……そこで遂に前田とシモンのところでノッキングが発生したんです。

こうなれば完全にこっちのもんでした。ロドリが受ければ鎌田が行くし、広いスペースに戻す道筋には前田がいる。だから狭いエリア狭いエリアに逃げようとして降りてきたカルバハルに出すけど、日本はチーム全体としてこれを好機と共有出来ていたので、カルバハルには三笘が詰めている。そしてここで2度のノッキングが起こると、もうスペインはゴールライン上にいるシモンに再び戻すしかなくなりました。

そして前田は、このシモンにもプレスに行った。シモンにはクリアという選択肢もあったけど、幸か不幸か…パスコースは3つ存在しました。しかしそのうちの2つは堂安と鎌田がチェックに行っていて、そこに出した後の結末は明白。しかし堂安の頭上を越してバルデに出すコースだけは空いていたんです。スペインという国には絶対的に「ポジションを守る」「パスを繋ぐ」という絶対的な正解があり、その正解に従い、その正解を求めて動く。という事はその答え合わせは実は簡単でした。バルデに向かって飛び出した伊東の飛び出しは一見ギャンブル性を感じさせるものでしたが、実際問題、状況として伊東が空けたスペースにクリアボールが入る可能性はない。伊東からすれば、バルデに翻されない限りピンチになる事は無かった。そして事はその通りに運んだ───。

 

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ルイス・エンリケ監督が試合後に「パニックの5分間だった」と振り返ったように、スペインのショックは本当に大きかったと思います。阻止しようのないゴラッソや、スペインvsドイツ戦のようにわかりやすいエラーならこうはならなかったでしょう。なぜならそれは、スペインが正解を出せなかっただけであり、それはスペインの中での問いの答えとしてある意味では適切だから。しかし自分達が絶対的な拠り所としていたところを詰まされ、自分達が出し続けた"正解"に対して全く違う答えを突き付けられた。某有名小説のセリフを借りれば「幾何の問題だと思っていたら関数の問題だった」という状況が彼らに発生しました。正しい位置取りと正しい選択を重ねたビルドアップを詰まれて失点に至ったショックは、ピッチの中の人間にとっておそらく日本人が想像しているよりも遥かに大きかったと思います。

失点直後のリスタート時、そこからのスペインの姿はそれ以前の48分と全く違う姿でした。あれをピッチレベルで見ていた選手は「取るなら今だ」と全員が思ったことでしょう。時間をかければいずれスペインは我を取り戻す。そもそも、日本だってこのやり方が何回も出来るとは思っていないし、全員で突っ込めたのは後半開始直後だったからでもある。ましてやドイツ戦という成功体験もある。だからこそ全員が「今2点目を取らなければならない」という方向性で統一されました。田中は元々アグレッシブな選手ではありましたし、勿論三笘への信頼も大きかったですが、あそこに田中がいたのはチームとしてそういう気流を生めた事が大きいでしょう。エンリケ監督が「もし日本がもうあと2点必要な状態ならもう2点取っていたと思う」と感じたのは、実際に取れたかどうかは別として、相手の立場になれば自然だったのもしれません。

 

 

 

ドイツ戦もそうですけど、森保監督はある種、試合を一つのストーリーのように捉える事でドイツ戦、そしてスペイン戦の采配をしていたと思います。

映画もドラマも小説もそうですけど、よくいう「何も起こらないけど面白い作品」を傑作にするには、演技力や演出に脚本の力、さらには映像技術…細部に至るまで異常なほどのクオリティを持つ必要がある。サッカーに置き換えれば、スペインはその最たる例で、彼らは基本的に90分をずっと同じテンションで貫き続けてきます。でも面白いし、楽しいし、そして強い。日本もそうなれれば良いけれど、少なくともカタールW杯でそうはなれない。だからこそ、そこに起承転結を作る必要がある。テンションの段差を作る必要がある訳です。あれだけスタメン待望論の出る三笘を頑なに森保監督がベンチスタートにしているのは、ドイツやスペインとやるにあたって、日本が90分間同じパフォーマンスで戦って勝つ事が困難である事を認識している事、それと同時に、だからこそ三笘を途中から入れる事でチームに段差を与えられれば、形勢を一気にぶっ壊せると踏んでいるからでしょう。

日本がやったそれは、例えばコスタリカ戦コスタリカがやったようなワンチャンスに全てを懸けるものではなく、試合というストーリーとしてデザインされていました。耐え凌ぐ前半は伏線のようなもので、後半に訪れた起承転結の"転"でオーディエンスは騙された快感を覚え、そしてゴールが生まれる……。勿論、サッカーの場合は前半からリードを取れるような試合になるのに越した事はないんですけど、当たり前のようにぶつかれば負けるほどの強敵と戦うなら、日本はテンションの段差を作り、スペインを騙す必要がある。スペインはそれまでの自分達のリズムと日本のリズムを前提に後半に入った訳ですから、彼らはずっと硬水飲んでた奴が軟水を飲んでお腹を壊したのに近い感覚をこの試合で覚えたんじゃないかと。

ドイツ・スペインというどう見ても格上、1回勝った程度では埋まらない差のある相手に対し、まるで試合を90分の映画のように捉えて起承転結を用意し、そこで生じるテンションの段差で全てを決め切った森保監督の采配は、海外メディアで叫ばれた"マジシャン"というよりは"ストーリーテラー"と呼ぶのが私としてはしっくりきました。

 

 

 

…そして、何と言っても凄いのは堂安と三笘ですよ。どれだけ良く出来た脚本を書き、最高の映像機材を揃え、完璧に演出された舞台を用意したところで、役者がどうしようもない棒演技なら面白いものも面白くならない。堂安のあのシュートは本当に…もう。ガンバファンは本当に鳥肌立ったと思います。何度も見た、堂安のコース……ガンバファンなら全員が思ったでしょう。そして堂安自身が「俺のコース」と言ってくれた。生きてて良かったとすら思いましたよ。ほんと。

そして三笘に関しては…もう、あの写真は一生擦られるでしょうね。三笘の諦めない精神と、それに応えるスプリント力と、前田に当てずにマイナスに折り返せてしまう技術と、それを感じ取った田中…。同時に、VARに助けられたのは判定そのものありますけど、今はVARがあるので、ボールアウトしそうな局面でも「とりあえずプレーを完結させればインプレーと見なしてもらえるかもしれない」という気持ちが足を動かせる側面もあるのかもしれませんね。そしてあのゴールでも前田がシモンの視界を遮って反応を鈍らせるという影のアシストをしているとも凄いですし。

森保監督が用意した脚本に応えた選手達の演出と役者ぶりは、もう美しいことこの上なかったです。

 

 

 

…で、本来ならここから決着編とか諸々の話に移ろうと思ったんですけど、かなり長くなったので一旦切ります。

後編はこちら

 

ではでは(´∀`)