
日本代表ブラジル撃破
どーもこんばんは
さてさて、毎年恒例、J1全20チームの戦力診断やります。
今年も例年通り、各ポジション+総合評価を五つ星で査定してみます。1回につき4チームずつを5回に分けて更新。順番はシンプルに最も北の鹿島から順に南下していく形でお届けします。オリジナル10がJ1リーグに出揃うのはなんと2005年以来!最初で最後の特別リーグをまさに祝うような顔触れとなりました。
あくまで私個人の見解ですので、おそらく「いやそうじゃねーだろ」的に思う部分も多々あるかと思いますが、そこは「そういう見方もあるのね」くらいのご感覚でお楽しみ頂ければと。最後までお付き合いください!
【スタメン表の記号】
★=移籍加入選手
▲=レンタルからの復帰選手
■=ルーキー
※情報は2月2日時点での情報で記述しています。
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★ACL 26/27出場可能性あり
ACLE→百年構想リーグで鹿島か柏が優勝し、かつACLE 25/26で日本勢(神戸/広島/町田)が優勝しなかった場合。
ACL2→百年構想リーグで町田が優勝した場合。もしくは百年構想リーグで鹿島か柏が優勝し、かつACLE 25/26で神戸か広島が優勝しなかった場合。
監督:曺貴裁(6年目)
ホームスタジアム:サンガスタジアム by KYOCERA(京都府亀岡市)
胸スポンサー:京セラ(電子機器メーカー)
ユニフォームサプライヤー:プーマ
【昨季の成績】
ルヴァン杯:3回戦敗退
天皇杯:ラウンド16
【主な移籍情報】
入団
GK 村上昌謙←福岡
DF 石田侑資←いわき
MF 平岡太陽←湘南
MF 本田風智←鳥栖(レンタル)
MF 新井晴樹←鳥栖
退団
DF パトリック・ウィリアム→未定
DF 宮本優太→浦和(復帰)
MF 山田楓喜→FC東京
MF 武田将平→湘南
【予想システム】
→4-1-2-3
3バックのチームと対戦する時には3バックを用いてミラーゲーム的に組むこともあるが、それを除けば曺貴裁体制では1年目から一貫して4-1-2-3を採用。3トップは擬似的に3CFや2トップ+1的な形に変形することも多い。

GK★★★★☆
これまでは「出ればちゃんと活躍する控えGK」だった苦労人・太田岳志が遂に守護神まで登り詰め、チームのMVP級の大活躍を見せた。2024年のMVP的存在だったク・ソンユンは昨季途中で退団したがJ2で豊富な実績を残す圍謙太朗を擁し、更に今季は福岡で象徴的な活躍を見せた村上昌謙を迎え入れた隙のない陣容に。
DF★★★★☆
レンタルゆえに致し方ないとはいえ、宮本優太の退団はサンガにとっては大きなダメージ。コントロールタワーとなる鈴木義宜の相棒の座は既存戦力に新加入の石田侑資やエンリケ・トレヴィザンを加えた面々でオーディション的な争いになるのが百年構想リーグでの狙いにもなってきそう。SBは優秀選手賞を受賞した福田心之助を筆頭に須貝英大、佐藤響とハイレベルの争いが期待できる。
MF★★★★☆
福岡慎平がアンカーとして定着。インサイドハーフは武田将平が抜けて、昨夏に海外挑戦した川﨑颯太を含めて選手の入れ替えが起こったが、平岡太陽や本田風智などテクニカルな選手が加わり、ジョアン・ペドロも完全移籍に切り替えた。齊藤未月も終盤戦にかけて状態を戻しており、ハードワークとテクニックの融合を目指したい。
FW★★★★★
ラファエル・エリアス、マルコ・トゥーリオ、奥川雅也。この3人を擁しているだけで★は5。昨季は長沢駿もアクセントとして機能し、新たにWGとしてJ2優秀選手賞を獲得した新井晴樹、ブラジル人のアレックス・ソウザ(←トゥラン・トヴズ)も迎え入れて強力な体制を築く。ただ、やはり攻撃の起点となっていた原大智退団は大ダメージ。運用の見直しは必要になりそう。
総合★★★★☆
曺監督が「クラブとして優勝を目指すシーズンは監督人生で初めて」と語ったように、クラブとしてこのような形で、このような立場で迎えるシーズンインは実際に初めて。その部分のソワソワ感はありますが、昨季のサンガのような躍進を遂げたチームは往々にして多くの主力を引き抜かれてしまいがちな中で、レンタルバックの宮本と海外移籍の原以外は主力を全て残し、その上で積み上げとなる補強をしっかり行えたのは素晴らしいポイントでした。今季は新たに吉田達磨コーチを迎えたので、昨季まで出来なかった部分も補いながら成績を担保できれば、文字通りチームのスタンダードを塗り替えられるポテンシャルはあると思います。
とはいえ、原の退団が持つ意味は…単なるレギュラーが去った事に留まらない重さがある。そこはチームの戦術設計も見直さなければならないレベルの話にはなったので、そこをどう折り合いをつけるかは再考しなければならないところがあるんですね。とはいえサンガは純粋に勝ちを終える立場なので、今季が例年とは違う期待感でシーズンを迎えられる事に変わりはないかなと。
監督:イェンス・ヴィッシング(新任)
昨季の監督:ダニエル・ポヤトス(3年目)
ホームスタジアム:パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)
胸スポンサー:パナソニック(家電メーカー)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:3回戦敗退
天皇杯:3回戦敗退
ACL2 25/26:決勝トーナメント進出(現在進行中)
【主な移籍情報】
入団
DF 池谷銀姿郎←筑波大学
DF 中野伸哉←湘南(復帰)
MF 中村仁郎←岐阜(復帰)
FW 植中朝日←横浜FM
FW 唐山翔自←東京V(復帰)
退団
DF 黒川圭介→DCユナイテッド
MF ファン・アラーノ→セアラーSC
【予想システム】
→4-2-3-1
4バックか3バックかも含めて新監督がどのシステムを用いるかは未知数な部分があったが、システムはポヤトス体制と同様に4-2-3-1を練習試合では採用しており、守備時は4-4-2の形でプレスに出る形。とはいえシステムは同じでも戦い方の変化は見られそう。

GK★★★★☆
ここ2シーズンは一森純が見事働きを見せ、その一森にポジションを奪われる格好となった東口順昭も出た試合では未だにリーグでトップクラスである事を証明するだけの働きを見せた。34歳の一森の次が20歳の張奥林という歪な年齢構成ではあるが、荒木琉偉がU-20アジアカップで大活躍を果たすなどブレイク候補生に。ベテラン2人が牙城を守るか、若手2人が崩してくるか。
DF★★★★★
昨季は守備が安定せず、かつ長らく左SBとしてフル稼働していた黒川圭介の退団こそ大きなダメージではあるが、とはいえ初瀬亮-福岡将太or三浦弦太-中谷進之介-半田陸で組む4バックは顔触れとしては相当なもの。間違いないクオリティを持っている。中野伸哉も湘南で出場機会を増やして復帰し、大学No.1DFとの触れ込みがある池谷銀姿郎の獲得も大きい。この2人が早期に戦力計算できる位置まで来れば盤石となる。
MF★★★★☆
ダワン、山田康太の退団に揺れた昨季前半戦だったが、3月に獲得した満田誠が中心的な役割を果たし、6月に獲得した安部柊斗は加入当初は上手くいかなかったがフィットすると一気に輝き出した。ベテランの倉田秋から成長著しい美藤倫、若手の名和田我空までタレントは揃っている。WGもタレントは多いが、昨季は誰かがプレーすれば誰かが怪我でさる事を繰り返していたので、今季は常に選択肢のある状態をまずは維持したい。復帰した中村仁郎はいよいよ覚醒できるか。
FW★★★★★
負傷で百年構想リーグ中のデビューは難しそうになったが、植中朝日の獲得はJリーグ全体の中でも大きな移籍の一つと言える。宇佐美貴史も2024年ほどではなくとも昨季も一定以上のクオリティは見せており、デニス・ヒュメットとイッサム・ジェバリも存在感を放つ。後は林大地が怪我から復帰して本来の実力を発揮してくれれば…。
総合★★★★★
人間ないものねだりですし、ファンの間では唯一の補強選手だった植中が長期離脱となった事で実質的に補強ゼロで百年構想リーグとACL2を戦う格好になった事が指摘されていたりもしますが…とはいえ基本的にやっぱり駒は揃っているチームだと思います。フラットに見て。黒川の退団は大誤算だったと思いますが、見極めの意味も含めて昨季の戦力をそのまま新監督に渡せたことも良かった。本来はリーグでも上位クラスの実力やポテンシャルを持ちながら昨季は怪我で不完全燃焼に終わった選手も多かっただけに、彼らがしっかりと稼働してくれれば、1ポジションに2人のレギュラー候補という状況を作ることは十分に稼働だろうと。
なんやかんやで、2025年の前半に苦しんだ2024年のレギュラーが抜けた後の問題は大型解決してきているとは思います。後はヴィッシング監督のスタイルがどこまで浸透するか。その中でシーズンで起こり得る計算外をどう乗り越えるかがポイントになるでしょうか。
監督:アーサー・パパス(2年目)
ホームスタジアム:ヨドコウ桜スタジアム、ヤンマースタジアム長居(ともに大阪府大阪市)
胸スポンサー:ヤンマー(機械メーカー)
ユニフォームサプライヤー:ミズノ
【昨季の成績】
天皇杯:ラウンド16敗退
【主な移籍情報】
入団
GK 中村航輔←無所属
DF 鷹啄トラビス←水戸
DF 田中隼人←柏(レンタル)
MF 横山夢樹←今治
FW 櫻川ソロモン←横浜FC
退団
DF 髙橋仁胡→アルメレ・C(レンタル)
DF 進藤亮佑→長崎
DF 西尾隆矢→大宮
MF 平野佑一→ヌグリ・スンビラン
FW ラファエル・ハットン→上海申花
【予想システム】
→4-2-3-1
昨季も一昨年も4-2-3-1、4-1-2-3、3バックなど複数のシステムを用いていたが、基本的には4バックがメイン。特に昨季は中島と北野颯太をインサイドハーフに置く攻撃的な布陣も試していたが、面子的にもしっくりくるバランス感を保てるのは4-2-3-1か。

GK★★★★★
昨季は10年以上もゴールマウスを守り続けたキム・ジンヒョンの牙城を新加入の福井光輝が崩し、一定のパフォーマンスを見せた。今季はそこに無所属ながら2023年まで代表に名を連ねていた中村航輔を獲得。中村のブランクが無くキム・ジンヒョンの状態が戻れば、日韓の代表クラスのGKにジンヒョンからレギュラーを奪ったGKが1チームに揃う凄まじい陣容となる。
DF★★★★☆
レギュラーの4バックは昨季と同じ顔触れが予想されるが控えは総入れ替えに近い形となった。長らくチームを支えた進藤亮佑と西尾隆矢がチームを去った一方、水戸で台頭した鷹啄トラビスと柏のバックアッパーとして貢献した田中隼人を獲得。昨季のうちに畠中槙之輔と大畑歩夢という軸としてプレーできる2人を確保した上で4バックの人選を考えられるのは大きい。
MF★★★★☆
ボランチは田中駿汰を軸に香川真司も円熟味を増したプレーを見せており、昨季は喜田陽も主力として定着した為、復帰した石渡ネルソンがこの争いに食い込めれば組み合わせも楽しみな面子に。2列目はルーカス・フェルナンデスの復帰がいつ頃になるのかは気がかりだが、石渡と共にU-23アジアカップに出場した横山夢樹を迎え入れた。レンタル中の西川潤と松本凪生が完全移籍で去った事は痛手だが、昨季との比較で言えば積み上げを果たしている。
FW★★★☆☆
ラファエル・ハットンは1人で18得点を獲っていただけではなく、前線の駒の一つとして攻撃の潤滑油としても振る舞えるプレーヤーだっただけにその退団ダメージは大きい。その中で獲得した櫻川ソロモンは決定力には欠けるが潤滑油となるポストワークには長けているので、2列目に点を取らせる布陣を作るにはフィットも早そう。後はオーストラリア代表歴を持つイェンギ・クシニ・ボジャ(←アバディーン)がどれだけJリーグに馴染めるか。
総合★★★★☆
J1クラブは比較的インアウトの両方を少なくしようと努めるクラブが多かった中で、比較的選手の出入りは多いクラブだったのがセレッソでした。昨季から就任したパパス監督の下での攻撃的サッカー、ポゼッションサッカーでの手応えがある程度掴めていた中で、鷹啄や横山などの有望株を積極的に獲得しつつ、控え選手を入れ替えながら2年目を迎えようとするのはプロセスとしては正当な手順ではあると思います。見極めという点ではパパス監督にとって去年の時点である程度ついているんだと思いますし。
後はハットンが抜けたので、フィニッシュまでの形は既に作れているとして、フィニッシュの場所をどこに設定するのか。そこをチームとして固められるかどうかは最重要事項ではあるでしょう。
監督:ミヒャエル・スキッベ(新任)
昨季の監督:吉田孝行(4年目)
ホームスタジアム:ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)
胸スポンサー:楽天モバイル(通信業)
ユニフォームサプライヤー:アシックス
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:準優勝
富士フイルム杯:準優勝
ACLE 24/25:ラウンド16
ACLE 25/26:リーグステージ1位(現在進行中)
【主な移籍情報】
入団
DF 山田海斗←タコマ・ディファイアンス(復帰)
DF ンドカ・ボニフェイス←横浜FC
DF ジエゴ←柏
MF 郷家友太←仙台
MF 乾貴士←清水
退団
DF 松田陸→BGパトゥム
DF 本多勇喜→清水
MF 汰木康也→柏
FW エリキ→町田(復帰)
FW 宮代大聖→ラス・パルマス(レンタル)
【予想システム】
→4-1-2-3
スキッベ監督は広島時代は一貫して3-4-2-1を採用していた事から3バックの印象が強いが、ドイツ時代も4バックを用いるなど別に3バックを前提にするタイプの監督ではなく、実際に神戸では前体制で慣れ親しんだ4-1-2-3を前提に準備しているとの事。乾がどの位置での起用になるのかも注目。

GK★★★★★
昨秋に加入し、去年はACL限定の登録となった権田修一が今季はリーグ戦から出場可能に。前川黛也と権田修一による正GK争いはJリーグ史上でも屈指のハイレベルな争いが期待できる。現在は負傷による長期離脱中だが新井章太も控えている為、J1随一のGK陣となった。
DF★★★★★
神戸の2連覇に多大な貢献を果たした本多勇喜の退団は大きな痛手だが、本多が担っていたCBにンドカ・ボニフェイス、左SBにジエゴとそれぞれ即戦力を補強。昨季序盤に苦しんだ初瀬亮の穴は永戸勝也である程度埋められた事から、リーグ屈指のDF陣の選手層は昨年よりも厚くなった。後はレンタルから復帰した山田海斗や本間ジャスティンがここの争いに挑めるかどうか。
MF★★★★☆
攻撃的なインサイドハーフとしてここ2シーズンの中心的存在だった宮代大聖が退団した事で、キーパーソンの一角が欠けた状態に。新たに獲得した乾貴士の起用位置は宮代のポジションと予想されるが、神戸の中盤は6番-8番-10番の役割分けを明確に出来ているので、インサイドハーフとはいえ守備面の心配はそこまでなさそう。郷家友太もJ2屈指のタレントとなって復帰した。
FW★★★★★
大迫勇也と武藤嘉紀がいる時点で★の評価は5にせざるを得ない。とはいえ昨季は大迫も武藤も負傷が多く不完全燃焼に終わり、その2人の欠場期間に得点源となった宮代とエリキが退団した事から、兎にも角にも大迫と武藤が状態を戻す事が大前提となってくる。佐々木大樹や広瀬陸斗の奮闘は好印象だったが、昨夏に加入した小松蓮とジョーカーとして連覇に貢献したジェアン・パトリッキも数字は振るわなかったので、明確な数字を出せる選手の出現は必要になる。
総合★★★★★
主力退団によるダメージは例年と比べると結構大きいと思いますし、全体的な高齢化は少し気になるところではありますが、それでもやっぱりタレント力に疑うところは無いです。後は昨季陥った前線のタレントの不完全燃焼感を拭えるかどうかですね。
スキッベ監督は広島時代を見ても、改革するタイプの監督というよりは前体制の良い部分は上手く使いながら積み上げを図るタイプの監督で、守備のベースは構築されているという意味では仕事のスタートラインは広島と同じだと思うんですよね。彼のミッションは昨季の守備をベースに、攻撃の緻密さと創造性を加える事。そう考えればサプライズ感も強かった乾獲得は整合性があると思いますし、変革ではなく発展を遂げる期待は出来るのかなと。
【Part5(ファジアーノ岡山、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎)につづく】
ではでは(´∀`)