ウイイレ神ィィィィィ
どーもこんばんは
スーパードリームガンバ大阪レジェンズ組み立ててキャッキャしながら遊んでる。
— R (@blueblack_gblue) 2022年4月16日
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さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第9節、ガンバ大阪vs湘南ベルマーレの一戦です!
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片野坂知宏監督の下、改革元年を迎えているガンバ。ダワンや齋藤未月のフィットや、クォン・ギョンウォンがようやくデビューを果たしたなどの好材料も勿論ある一方で、第5節福岡戦で低調な試合をした後の第6節名古屋戦・第7節京都戦での良いパフォーマンスを見せたかと思えば、前節清水戦ではラストプレーで追いつく粘りは見せたとはいえ、内容は清水にかなり押される試合になるなど、結構波はある状況です。産みの苦しみと言ってしまえばそれまでですが、この状況にはなるべく早くケリは付けたいところ。
そして…ガンバレジェンドでもある山口智監督率いる湘南ですが、今季は開幕からの8試合で未だに未勝利。開幕前の期待は小さくなかっただけに、なかなか辛い日々を過ごしています。そしてガンバの悪癖というのが、そういう相手と対戦した時に割と「やっちゃう」というところ。最下位とはいえ、湘南は昨季の対戦でも内容的に押し込まれた過去もあるので簡単に勝利できる相手ではありません。しかし、苦境に陥っている相手からきっちり勝利をもぎ取る事…これも上昇の為には絶対不可欠な要素です。
両チームスタメンです。
ガンバは前節清水戦からスタメンを3人変更。ルヴァン杯大分戦でデビューしたばかりのクォン・ギョンウォンがリーグ戦初出場となった他、山本悠樹が第4節磐田戦以来、福田湧矢が今季初スタメンを飾った一方、ここまで全試合スタメンが続いていた髙尾瑠がスタメンから外れました。藤春廣輝もリーグ戦では今季初のベンチ入りです。なお、ここ数試合は4バックだったガンバですが今日は3-4-2-1にシステムを戻しており、福田はサイドではなくシャドーとしてスタートです。
湘南は前節磐田戦からスタメンをなんと7人も変更。特にセンターラインはFWの瀬川祐輔を除いて全とっかえしてきました。インサイドハーフにタリクと池田昌生というFWの2人を置いたのは大きな特徴でしょうか。GK富居大樹は今季初出場です。
なおレンタル移籍の契約上、湘南からガンバにレンタルで加入している齋藤未月、ガンバから湘南にレンタルしている谷晃生は契約上の理由で出場出来ません。
近年では恒例行事ですが、春のホームゲームでは「春のファン祭り」と銘打って行われます。特に今日は来場者に対し、開幕戦の鹿島戦でも配布されたフラッグがプレゼントされる他、「FAN!FUN!ファンクラブデー」と銘打ち、ファンクラブ会員はそれぞれの条件を満たす事で様々なプレゼントが貰えたり、イベントに参加出来たり。試合前にはOBの武井択也氏も来場するなど、様々な施策が用意されています。
パナスタが稼働し始めたのは2016年。そのこけら落としは2016年2月14日、パナソニックカップの名古屋戦だったんですが、その前座試合として行われたのが、湘南の監督である山口智氏の引退試合兼OB戦でした(中山悟志氏と合同)。山口監督からすれば、思い出の地でなんとか苦境を晴らしたいでしょうが…。
本日は現地観戦!スポーツ観戦日記はまた後日に更新します!
ここ数試合とは異なり3バックを採用したガンバでしたが、前半はこの3バックがかなり機能します。ビルドアップの意識を徹底し、3バックの脇に入った昌子源とクォンは開いたポジションを取るような形で。その中でも特に新戦力のクォンのビルドアップはかなり安定していて、前半だけでも深いところに引きつけてから黒川圭介にロングフィードを送るなど存在感を見せていました。守備面に関しては、最初からクオリティの高い3人ですし、前半は失点の恐怖はほとんどない状態で進んでいきます。
一方、攻撃に関してはずっと閉塞感を持ち続けていました。湘南は想像よりもあまりプレスに来ませんでしたが、リトリートというよりはガンバの中盤エリアを固めていて、前述のようにクォンから黒川に渡るチャンスはいくつかあったものの、ガンバにとっての選択肢はほぼ黒川と小野瀬康介しか無い状態になり、ボランチへのルートは完全に遮断されていました。中盤で構える状態を組んできた湘南に対して、試合後に山本の言葉を借りれば「外回り」のボールを回しをずっとしているような。
結局、前半はその消化不良感を拭えないまま終わっていきます。
後半も基本的には似たような展開で進んでいきましたが、徐々に攻撃に於けるテンポとパワーバランスは湘南の方に傾いていきました。湘南の守備時のスタンスは中盤へのケア…という形で同じだったものの、瀬川祐輔と町野修斗の2トップの動きが一瞬のスピードを効果的に使い始めて、前半から湘南以上のフラストレーションを抱えていたガンバはズルズルラインを下げる事に。
ガンバは坂本一彩と奥野耕平を投入しても後半の攻撃のテンポと流れが変わらず、一方で守備に関しては堅い3バックのパフォーマンスもあって安定はしていた……なんとなくスコアレスドローがリアルな最終スコアとしてよぎったタイミングで、片野坂知宏監督はレアンドロ・ペレイラ、藤春廣輝、中村仁郎の3枚替えを72分に敢行します。
この交代はややクローズドだったゲーム展開を、オープンな展開のゲームに変える事には成功しました。しかし、オープンになったフィールドを味方につけたのは湘南の方で、終盤はセカンドボールのほとんどを湘南に奪われる事に。
ちょうど90分になるタイミング、敵陣でボールを回していたガンバでしたがそこで湘南にパスをカットされるとカウンターを喰らってしまいます。ドリブルで前線に運んだ山本脩斗は右サイドの瀬川に展開すると、瀬川の外側を回った石原広教のクロスに山本が自ら飛び込んでヘッド。三浦と激突し、流血しながらの気迫の一撃はネットに吸い込まれ……。
アディショナルタイム、三浦を最前線に上げてパワープレーを仕掛けたガンバでしたが、ロングボールに対してマイボールとして収められる事が出来ず、同点の希望を抱かせるようなシュートも打てないままタイムアップ。ガンバ、開幕8戦未勝利の湘南相手に初勝利を献上してしまいました…。
前半終了時の感想は「これ、良くも悪くも0-0だろうな…」というものでした。あの時のスタンドにいた方で、同じ事を感じていた方は多かったと思います。前半、確かに守備は安定していた、ビルドアップまでは上手く運べていた、でもそれ以上が無く、同じビルドアップを繰り返すような形になってしまった…と。前半に打ったシュートって、実際にミドルシュートかセットプレーくらいだったと思いますし。そういう意味では、湘南があそこまで中央を固めて構えてきたのも予想外でしたしね。要はガンバからすれば、そのリズムに浸かってしまったところで後半は湘南が流動性を持ち始めた…と。湘南と山口監督がそこまで考えてのゲームプランだったのか、或いは湘南の気迫やガンバの自滅に伴う偶発的な必然だったのかはわかりませんが、少なくとも同じ事をやっていたリズムが変わったんじゃなくて狂った瞬間はありました。
それでも守備陣は安定していたので、多分3枚替えが無ければ0-0で終わっていたような気はします。ただ一方で、勝とうと思ったらクローズドな試合展開をオープンな展開に引き摺り込む必要があったので、勝点3を狙う以上、片野坂監督があそこでああいう交代をして、試合をオープンな展開にしたのは正しかったと思います。ただ、結果的にそのオープンさが湘南の方に転んでしまった…と。もちろんそこには細部から色々な問題点があって、それが大きくなっていったのが湘南に転んだ要因なんでしょうけど…。
ただ、ポジティブな要素としてはやはりクォン・ギョンウォンでした。
正直なところ、合流から1ヶ月くらいは様子見かな…って思ってたんですよね。入国制限や韓国代表活動もあってなかなかチームとしてのトレーニングも重ねられていないという状況でCBをやる事は相当難しい事なんですよ。これが例えばFWなら、フィットしていない事さえ異分子的に武器にする事も不可能じゃないんですけど、やっぱりDFだとそうも行かないですし。それが2試合でここまでの順応具合を見せているのは正直驚きでした。あのロングスローを見れば、終盤の選択肢も増えるでしょうしね。クォンの順応と、昌子・三浦との連係も悪くなかったのは、今日の試合のポジティブな面だったのでは。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J1リーグ第9節
2月23日
4月16日
4月17日
1位 川崎フロンターレ(20)※1
2位 鹿島アントラーズ(19)
3位 横浜F・マリノス(18)※1
4位 柏レイソル(16)
5位 京都サンガFC(15)
6位 FC東京(14)※2
7位 セレッソ大阪(13)
8位 サンフレッチェ広島(13)
9位 サガン鳥栖(12)
10位 浦和レッズ(10)※1
11位 ガンバ大阪(10)
12位 北海道コンサドーレ札幌(10)
13位 名古屋グランパス(9)※2
14位 アビスパ福岡(8)
15位 ジュビロ磐田(8)
16位 清水エスパルス(8)
17位 湘南ベルマーレ(6)
18位 ヴィッセル神戸(4)※1
※1 10試合消化
※2 8試合消化
今週からACLに参加する4チームが一時離脱。この4チームは既に第9節を消化済みなので、第11節まではこの4チームを除いた14チーム7カードでJ1が運営されます。
7試合のうち、実に5試合がドロー。それもそのうちの4試合がスコアレスドローという非常にロースコアな週末となりました。川崎と横浜FMがいない間に勝点を積み上げたかった上位陣は鹿島が名古屋とドローに終わりながらも2位浮上は果たしたのに対し、ここまでホーム全勝だった柏は京都に今季初の複数失点で敗戦。4月以降3勝1分の京都が5位にまで順位を上げ、上位陣に食い込んできています。
下位では湘南がG大阪相手に終了間際のゴールでようやく初勝利。これにより最下位を脱出し、唯一の未勝利がACL遠征中の神戸という事になってしまいました。広島相手に終了間際のゴールでドローに持ち込んだ磐田ですが、磐田のMFで先発出場した遠藤保仁は、前人未到のJ1通算650試合出場を達成しています。
ホルモンの天ぷら美味しかった(スタグル)
ではでは(´∀`)