RK-3はきだめスタジオブログ

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

2022年のJ1リーグも大体1/3終わったのでうだうだ雑感書いた。

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20220510070202j:image

 

篠田よ早くグレーリング飯を作ってやれ

 

(月9みた)

 

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2022明治安田生命J1リーグは5月6〜8日に第12節を消化。ACL組の4チームは1チーム少ない状態ですが、これで今年のJ1は大体1/3を消化した事になります。

 

その順位表がこちら。

 

明治安田生命J1リーグ第12節】

1位 鹿島アントラーズ(25)

2位 川崎フロンターレ(23)※1

3位 横浜F・マリノス(21)※1

4位 柏レイソル(20)

5位 サガン鳥栖(19)

6位 FC東京(18)

7位 サンフレッチェ広島(17)

8位 セレッソ大阪(17)

9位 北海道コンサドーレ札幌(17)

10位 京都サンガFC(16)

11位 アビスパ福岡(15)

12位 ガンバ大阪(14)

13位 清水エスパルス(12)

14位 浦和レッズ(11)※1

15位 名古屋グランパス(11)

16位 ジュビロ磐田(11)

17位 湘南ベルマーレ(7)

18位 ヴィッセル神戸(4)※1

 

※1 11試合消化

 

 

 

…という訳で今回はこの順位表に基づき、ここまでのシーズンで開幕前の展望と照らし合わせて予想通りだったのか、期待はずれだったのか、もしくはサプライズだったのか…を、ざっくり感想として述べていきます。

あくまでざっくりです。まだまだ半分もいってないのでこれからいくらでも変動するでしょうが、ここでは便宜上「上位グループ」「中位グループ」「下位グループ」を6チームずつに分けて書いていきますね。

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

【上位グループ】

1位鹿島、2位川崎、3位横浜FM、4位、5位鳥栖、6位FC東京

 

 

2位で「不調」と言われている事自体が凄いと言えば凄いんですけど、川崎がここまで過去2シーズンのような「絶対感」を見せられていないのはここまでの一つのポイントでしょう。内容としてもどこかスッキリしない試合が多いですし、特にここ2シーズンの川崎を見ているだけに第6節C大阪戦の大敗は衝撃ですらありました。ACLも負けちゃいましたし。ただ、開幕戦のFC東京戦や第5節広島戦のように内容が芳しくなくても勝ち切る、第3節G大阪戦や第7節磐田戦のように敗色濃厚な試合をドローに持ち込む辺りの勝負強さはついている印象もあるので、色んな意味で試されるシーズンになってきたのは確かです。

首位の鹿島、3位のマリノスについては、シーズンが終わった時に上位にいる事は予想出来たんですけど、早い段階からここまで仕上げてきたのは予想外でした。少し時間は要すると思っていたので…。上田綺世と鈴木優磨の2トップという明確なストロングポイントを有する鹿島はともかく、マリノスは特に。個人的には彼らは昨季のレギュラー、それもチーム戦術の根幹とも言える選手が去った中で、チーム戦術を引き継ぐ為の融合が上手く回り出すのはそれこそACLが終わった辺りからだと予想していたのですが、あそこまで早く"作品"としてまとまっている辺り、それは単に「去年良いサッカーをした」のでは無くてチームとしてベースが浸透しきっている証でしょう。

マリノスに近いことが言えるのが鳥栖でしょうか。私も含め、あまりに主力が抜けすぎた事で多くの人が彼らを降格予想にしていました。しかし蓋を開けてみればこの順位。鳥栖の強みは、クラブとしてのサッカースタイル、というかスタンスをユースを含めて保持出来ている事で、チームとしてやるべき事、その為に必要なものを共有出来ているからこそ、チームスタイルに合致した監督・選手の選定作業を自分達で容易なものに出来ているんだと思います。

ただ順位予測で17位とか言っといてこんなこと言うのもアレですが、私…一応鳥栖に関しては「丁か半かどっちに転ぶかわからん」みたいな書き方をしてるんですね。それを踏まえると、柏がここまで来た事が個人的には一番サプライズでした。

 

【中位グループ】

7位広島、8位C大阪、9位札幌、10位京都、11位福岡、12位G大阪

 

 

今のところ、この6チームの中で現状をポジティブに捉えられているのは広島と京都でしょう。広島に関しては、まず広島のスカッドとスキッベ監督が志す方向性の相性が良さそうな事を示せたのはすごく大きいです。元々スキッベ監督はドイツの育成業界の重鎮でもあるので、元々若手育成に長けた広島との組み合わせは今後も楽しみな面もあるかと。

サンガについては「点が取れない」という状況に陥らなかった事がポイント。昇格して即降格するチームは大体、失点が多いことよりも点が取れないことでどん詰まりになっていきます。そういう意味では開幕戦で浦和に勝てたのは本当に大きかったですし、浦和戦神戸戦鳥栖戦辺りのように再現性のある勝ち方がここまで出来ているのは非常に良い状況です。ただ、やっぱりピーター・ウタカがいない時にどうするか…というところを解決出来ているのかどうかは未知数で、第12節札幌戦の後半なんかはそういう観点では少し不安も感じる部分はありましたけど、1/3の評価としてはここまでの出来は万々歳です。

そういえば、今年のJリーグで躍進しているチームって、結構インテンシティーの高さ、或いはハイプレス+ショートカウンターを明確にマンチェスター・シティ系というよりはリバプール系というか。鹿島・柏・広島・京都はそのカテゴライズですし、ちょっと違うけどマリノス鳥栖も大枠ではそこに入る気もするし。この流れが後半戦でどうなるのかも楽しみです。

ガンバに関しては……負傷者多すぎ問題も勿論あるんですけど、現段階では第3節川崎戦、第6節名古屋戦のようなきっかけに出来そうな試合をきっかけにしきれていない印象です。第12節神戸戦ではなんとか2-0で勝利。これがきっかけになってくれればいいのですが…。

 

【下位グループ】

13位清水、14位浦和、15位名古屋、16位磐田、17位湘南、18位神戸

 

 

清水・磐田・湘南の3チームがこのゾーンに来ることは比較的現実的な予想が出来た部分はあると思うんですよ。ただやっぱり浦和・名古屋・神戸がこの位置に、ましてや神戸の11試合未勝利はちょっと衝撃でしたね…。神戸はちょっと「どん詰まり」感がすごいです。第6節京都戦なんかはそれこそ初瀬亮が点を取るまでは割と悪くない流れだったと思うんですけどその後の展開はかなり地獄でしたし、ロティーナ監督が疑う事なき名将なのは間違いないですけど、短時間でチームを立て直すタイプの監督という訳ではないですし……。

この「どん詰まり」感は名古屋と浦和にも漂っていると思います。浦和に関しては、サッカー自体が去年の貯蓄があるので神戸なんかと比べると症状はだいぶマシなんですけど、開幕戦で昇格組に敗れて以来色んな事が悪く転んでしまっている、非科学的ですけど、全ての流れが悪く向き始めてしまっているようには映ります。

 

 

 

さぁ、これから第13節。順位表を「まあ序盤だし」とは思えない段階にやってきました。ここから先、どこが上がってどこが下がるのか、ますます楽しみは深まっていきます。

 

明治安田生命J1リーグ第13節】

5月13日(金)

19:30 浦和レッズ(14位)vsサンフレッチェ広島(7位)@埼玉スタジアム2002

5月14日(土)

14:00 ジュビロ磐田(16位)vsFC東京(6位)@ヤマハスタジアム

14:00 名古屋グランパス(15位)vsセレッソ大阪(8位)@豊田スタジアム

14:00 京都サンガFC(10位)vs清水エスパルス(13位)@サンガスタジアム by Kyocera

15:00 鹿島アントラーズ(1位)vs北海道コンサドーレ札幌(9位)@茨城県立カシマサッカースタジアム

15:00 ヴィッセル神戸(18位)vsサガン鳥栖(5位)@ノエビアスタジアム神戸

16:00 川崎フロンターレ(2位)vsアビスパ福岡(11位)@等々力陸上競技場

16:00 湘南ベルマーレ(17位)vs横浜F・マリノス(3位)@レモンガススタジアム平塚

19:00 柏レイソル(4位)vsガンバ大阪(12位)@三協フロンテア柏スタジアム

 

 

この前阿部サダヲの映画見てきました。

ではでは(´∀`)